もし今、エレベーターで“生涯で一番の顧客”候補と乗り合わせたら、30秒で自社の何を語りますか?

この記事の目次

商談の冒頭5分、「会社の自己紹介」で損をしていませんか?

チン、と音を立ててエレベーターの扉が開き、あなたは乗り込む。

すると、偶然にも、あなたがずっとアプローチしたいと願っていた企業の社長が、同じ空間に。穏やかな笑みをたたえ、彼はあなたに問いかける。

「〇〇社の社長さんでしたよね。一度お話を伺いたいと思っていました。差し支えなければ、御社のことを少し教えていただけますか?」

絶好のチャンスだ。時間は、目的の階に着くまでの、わずか30秒。 あなたの頭の中には、「創業15年の実績、高い技術力、行き届いたサポート体制、お客様を想う誠実な対応…」と、伝えたいことが嵐のように駆け巡る。しかし、言葉がまとまらない。どれから話せばいい?どう言えば伝わる?

そうこうしているうちに、無情にもエレベーターの扉は再び開き、彼は「では、また」と一言残して去ってしまう…。
これは、少しドラマチックなフィクションかもしれません。

しかし、この30秒という時間は、会社の未来を左右するかもしれない、現実のビジネスチャンスの縮図です。

名刺交換の短い時間、交流会での立ち話、商談の冒頭…。この千載一遇の機会に、あなたは自社の価値を、相手の心に響く形で伝える準備ができていますか?

この記事では、難しく聞こえがちな「ブランディング」を、「営業がラクになる最強の自己紹介を創る技術」と捉え直します。そして、貴社の「本当の価値」がわずか30秒で伝わり、あらゆるビジネスチャンスの“つかみ”を劇的に変えるための、実践的な物語の作り方を解説します。

なぜ「事業内容の早口説明」では、チャンスを逃すのか?

限られた時間で自社を伝えようとする時、私たちはつい、事業内容を早口で説明してしまいがちです。
しかし、このアプローチでは、残念ながらチャンスを掴むことはできません。

相手の記憶に、何も残らない

「私たちは、中小企業様向けに、ネットワーク構築、サーバー保守、セキュリティ対策、システム導入支援などをワンストップで…」

限られた時間でサービスの羅列を聞かされても、相手は情報を処理しきれず、右から左へと聞き流してしまいます。
エレベーターを降りる頃には、「ITの会社だったかな…」というぼんやりとした印象以外、何も記憶に残っていません。

他社との違いが、全く伝わらない

さらに深刻なのは、あなたが語る事業内容は、おそらく競合他社のウェブサイトに書かれていることと、ほとんど大差ないように聞こえる、という点です。

これでは、あなたの会社は無個性な「その他大勢」の中に埋もれてしまい、「お、この会社は何か違うぞ」という、相手の興味を引くことは到底できません。

相手(顧客)が、物語の主役になっていない

そして最も重要な点がこれです。事業内容の説明は、あくまで「自分たちが何をしているか」という、自分本位のメッセージです。

しかし、相手が本当に知りたいのは、「自分(顧客)にとって、どんな良いことがあるのか?」ということです。
相手が物語の主役になっていない自己紹介は、ただの退屈な宣伝でしかありません。

語るべきは「物語の冒頭」
相手を惹きつける“30秒ストーリー”の構成要素

では、何を語れば良いのでしょうか? 

まず、目的を明確にしましょう。30秒の自己紹介の目的は、全てを説明し、その場で契約を取ることでは断じてありません。相手の心に「お、この会社は何か違うぞ」「もっと話を聞いてみたい」という、ポジティブなフック(興味の引っかかり)をかけることです。

そのためには、事業説明ではなく、相手を惹きつける「物語の冒頭」を語る必要があります。優れた物語の冒頭が読者を一気に引き込むように、優れた自己紹介も、聞き手の心を掴むための、計算された構成になっています。

「30秒ストーリー」を構成する3つの要素

1. 誰のための物語か?(ターゲットと、その人が抱える課題)
あなたの会社が、「誰の」「どんな悩みや課題」を解決するために存在するのかを、まず明確にします。これにより、聞き手は「これは、自分のための物語かもしれない」と、瞬時に当事者意識を持つことができます。


2. なぜ、その物語を語るのか?(使命・存在意義)
あなたの会社が、なぜその課題解決に情熱を燃やしているのか。その根底にある「譲れない想い」や「果たすべき使命」を伝えます。これが、物語の魂となり、聞き手の共感を呼び起こします。


3. どんな結末を約束するのか?(独自の価値・ベネフィット)
あなたの会社と付き合うことで、相手が手に入れることができる「他社にはない独自の価値」や「理想の未来」を、簡潔に示します。これが、物語への期待感を高める「約束」となります。

【実践編】中小IT企業の「30秒ストーリー」ビフォー&アフター

それでは、先ほどの3要素を使って、よくある自己紹介を、相手の心を掴む「伝わる物語」に書き換えてみましょう。
ここでは、誠実な仕事ぶりが強みのある中小IT企業をイメージしています。

ビフォー(よくある事業説明)

「株式会社○○と申します。創業15年でして、地元の中小企業様向けに、ITインフラの構築から保守、セキュリティ対策までをワンストップでご提供しております。品質と誠実な対応がモットーです。」

→ 間違ってはいない、事実の正しい説明です。しかし、残念ながら記憶には残りにくく、他社との違いも伝わりにくいかもしれません。

アフター(心を掴む30秒ストーリー)

「私たちは、日々の業務に追われ、ITのことまで手が回らない地元の中小企業様(① ターゲットと課題)が、テクノロジーの不安から解放され、本業に安心して集中できる環境をお届けしたい(② 使命・想い)という想いで、大手には真似のできない、とことん親身なITサポート(③ 独自の価値)を提供している会社です。」

なぜ、これほどまでに印象が変わったのか?

アフターの自己紹介は、単なる事業内容の説明(What)ではありません。 「誰の(Who)」「どんな悩みを(Problem)」という聞き手を主役にした状況設定から始まり、「なぜ、私たちが存在するのか(Why)」という想いを伝え、そして「どんな理想の未来を約束するのか(Promise)」で締めくくる、共感を呼ぶ「物語の冒頭」になっているからです。

これなら、聞き手は「ああ、それはまさにうちの会社のことだ」「親身なサポート、それこそが求めていたものだ」「もっと詳しく話を聞いてみたい」と思わずにはいられないのではないでしょうか。

「30秒の物語」は、あらゆるビジネスシーンを勝ち抜く武器になる

この強力な「30秒の物語」は、もちろんエレベーターの中だけで使うものではありません。
一度作り上げてしまえば、あらゆるビジネスシーンで貴社の価値を伝え、チャンスを掴むための、最強の武器となります。

  • ウェブサイトのトップページに掲げる、会社の顔となる中心的なメッセージとして。
  • 会社案内の冒頭で、企業の姿勢と存在意義を示す、力強い言葉として。
  • 全ての提案資料の最初のページに記載し、商談の“つかみ”を確実にする一文として。
  • そして、社員全員がいつでもどこでも語れる、会社の共通言語として。

最も重要なのは、社員全員がこの「30秒の物語」を自分の言葉として共有し、ウェブサイトでも、名刺交換でも、商談でも、あらゆる場面で一貫して語ることです。その一貫性こそが、企業のブランドイメージを揺るぎないものとし、お客様からの深い、本物の信頼を獲得していくのです。

あなたの会社の「30秒の物語」を、一緒に創りませんか?

会社の「強み」や「誠実さ」は、ただ持っているだけでは伝わりません。

 それを、相手の心に響く、凝縮された「物語」に翻訳して初めて、ビジネスを動かす本物の力となるのです。
さて、冒頭の質問に戻ります。 もし今、エレベーターで生涯で一番のお客様候補と乗り合わせたら、あなたは30秒で、自社の何を語りますか?

この「会社の自己紹介」とも言える、短く、しかし最も重要な物語を、社員の皆さんと一緒に練り上げ、誰もが語れるようにする活動こそ、私たち株式会社DIANTがご支援している『ブランディング』の核心です。
貴社ならではの、そして貴社の魂が込められた「30秒の物語」を、私たちと一緒に見つけ出し、磨き上げるお手伝いをさせてください。その物語が、未来への扉を開く、魔法の鍵になるはずです。

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ブランディングの『地図』を手に入れる。DIANTが実践する、企業の価値を紡ぎ出す『5つの糸』の思考法とは?

この記事の目次

「会社の軸は分かった。で、具体的にどう作るの?」
経営者の次なる疑問にお答えします

前回の記事では、「採用と集客の課題を同時に解決するためには、企業の根幹となる『会社の軸』を定めることが重要だ」というお話をさせていただきました。

きっと、記事をお読みいただいた多くの経営者様が、「その重要性はよく分かった。
しかし、その大切な『軸』とは、具体的に一体どうやって見つけ出し、作り上げていけば良いのだろうか?」という、次なる、そして、より実践的な疑問をお持ちのことでしょう。

会社の根幹となる「軸」作りは、決して思いつきや感覚だけで進められるものではありません。大海原を航海する船が、目的地へ確実にたどり着くために信頼できる「地図」を必要とするように、ブランディングにも、企業の価値を体系立てて整理し、進むべき道筋を明らかにする、信頼できる「プロセス」が存在します。

この記事では、私たち株式会社DIANTが、お客様とのブランディングプロジェクトで実際に用いている、企業の「らしさ=固有の価値」を丁寧に紡ぎ出すためのコアフレームワークを、特別に公開します。
これは、ブランディングという未知の旅路を進むための、安心できる『地図』となる思考法です。

ブランディングとは「糸を紡ぎ、旗を織り上げる」旅である

私たちがお客様と共に行うブランディングの旅。その最終ゴールは、「私たちは何者であり、何を大切にし、どこへ向かうのか」を社内外に高らかに示す、組織の象徴たる『価値の旗(バリューフラッグ / CI)』を打ち立てることです 。

この旗が、社員にとっては自らの仕事への誇りとなり、お客様や社会からは信頼され、選ばれるための力強い証となります。

そして、その旗は、決して無から生まれるのではありません。貴社の中に既に存在する、5つの本質的な価値の「糸」を見つけ出し、それを一本一本丁寧に紡ぎ合わせることで、力強く、そして美しく織り上げられていくのです 。

企業の価値を紡ぎ出す「5つの糸」徹底解説

それでは、貴社の価値を構成し、輝かしい「価値の旗」の素材となる「5つの糸」を、一つひとつ見ていきましょう。
それぞれの糸が、なぜ重要なのか、その理由と共に分かりやすく解説します。

① 想いの糸 (MI - Mind Identity): 企業の“魂”となる、揺るぎない軸

  • これは何か?
     企業の全ての活動の源泉であり、進むべき未来を照らす北極星です 。具体的には、企業の存在意義(ミッション)、目指すべき未来像(ビジョン)、そして大切にする価値観(バリュー)といった、企業の「魂」そのものを指します 。

  • なぜ重要か?
    この“魂”が明確でなければ、組織は一体感を失い、日々の経営判断もブレてしまいます 。社員は何を信じて働けばよいのか分からなくなり、顧客や社会からの深い共感を得ることもできません 。

  • DIANTのやり方
    私たちは、経営者様や従業員の皆様との深い対話を通じて、貴社ならではの想いや歴史、情熱を掘り起こします。そして、それを誰もが共感し、自分の言葉で語れるような「生きた言葉」として紡ぎ出します。これが、貴社のあらゆる活動の揺るぎない「軸」となるのです 。

② 顔立ちの糸 (VI - Visual Identity): “想い”を伝える、第一印象のデザイン

  • これは何か?
    企業の「顔立ち」として、その想いや個性を視覚的に表現する、ロゴ、ウェブサイト、名刺、会社案内といったデザイン全般です 。

  • なぜ重要か?
    人は情報の多くを視覚から得ており、「顔立ち」であるデザインは、企業の第一印象を決定づけ、言葉以上に多くのメッセージを伝えます 。どんなに素晴らしい想いを持っていても、見た目が整っていなければ、その価値は正しく伝わらず、お客様からの信頼を得ることも難しくなります 。

  • DIANTのやり方
    「想いの糸」で明確になった理念や個性を、ターゲットとなるお客様に最も響き、かつ貴社らしさが伝わる、一貫性のある洗練された「デザインの方向性」として定義します 。あらゆるクリエイティブのブレを防ぐ、ブランドの「顔つき」の設計図を描きます 。

③ 行動の糸 (BI - Behavior Identity): “らしさ”を体現する、社員一人ひとりの振る舞い

  • これは何か?
    「想いの糸」で明確になった価値観を、社員が日々意識し、実践できる具体的な「行動指針(クレド)」へと落とし込んだものです 。

  • なぜ重要か?
    ブランドイメージは、広告やウェブサイトのデザインだけでなく、日々お客様と接する「社員一人ひとり」の行動や振る舞いによって、最終的に形作られるからです 。行動が伴わなければ、どんなに立派な理念も「絵に描いた餅」になってしまいます。 

  • DIANTのやり方
    社員の皆様が自社のブランドに誇りを持ち、「私たちの会社の強みは、この行動にある」と自信を持って言えるような、具体的な行動指針作りをサポートします。お客様から「〇〇社らしいね」と自然に感じていただけるような、素敵な組織文化づくりをお手伝いします。

④ 届け方の糸 (DI - Delivery Identity): “価値”を確実に届ける、コミュニケーション戦略

  • これは何か?
    誰に(ターゲット顧客)、何を(独自の価値)、どのような言葉やデザインで、どの場所・タイミングで伝えるかという、貴社の価値を本当に必要としている人に届けるための、コミュニケーション全体の設計です。

  • なぜ重要か?
    どんなに素晴らしい価値も、それを求めている人に、その人の心に響く形で届けなければ、残念ながら存在しないのと同じだからです 。闇雲に情報を発信するのではなく、戦略的なコミュニケーション設計が不可欠です。

  • DIANTのやり方
    貴社の「想いの糸」と「強み」を深く理解した上で、理想のお客様像(ペルソナ)を明確にします 。そして、そのお客様の心に深く刺さる「コアメッセージ」や、最も効果的なコミュニケーション戦略(ウェブサイト、SNS、広告、営業ツールなど)を設計し、貴社の価値を確実に届けるための道筋を創ります 。

⑤ 紡ぎ方の糸 (RI - Relationship Identity): “ファン”を育む、顧客・従業員との絆づくり

  • これは何か?
    お客様や従業員との長期的な『絆』を育むための、心地よく記憶に残る「顧客体験」や、社員が働きがいを感じられる「組織関係」のデザインです 。

  • なぜ重要か?
    お客様に一度だけ選ばれるのではなく、長く愛され、応援してくれる「ファン」になってもらうこと。そして、従業員が「この会社が大好きだ」と心から思えること。こうした、目には見えないけれど温かく、強い『絆』こそが、企業の持続的な成長を支える、かけがえのない財産となるからです 。

  • DIANTのやり方
    お客様が貴社と関わる全ての接点(購入前から購入後のフォローアップまで)において、心地よく、記憶に残る「顧客体験」をデザインします 。また、理念浸透や社内コミュニケーション活性化などを通じて、従業員が働きがいを感じられる組織関係の構築も支援し、社内外の良好な『絆』を丁寧に紡いでいきます。

さあ、『地図』を手に、確かな一歩を踏み出そう

ご覧いただいたように、ブランディングとは、決して曖昧で感覚的なものではなく、企業の価値を「5つの糸」というフレームワークで体系的に整理し、未来へ向かうための道筋を描く、極めて論理的なプロセスです。

この「5つの糸」という『地図』があれば、貴社はもう、ブランディングという未知の旅路で道に迷うことはありません。
会社の「軸」を作り、採用や集客の課題を根本から解決し、未来を切り拓きたい。そう本気でお考えの経営者の皆様へ。

私たち株式会社DIANTは、この『地図』を元に、お客様のすぐ隣で同じ目標に向かって進む「伴走者」です 。私たちのブランディング策定サービス『Tsumugi』は、まさにこの「5つの糸」の思考法に基づき、貴社ならではの「価値の旗」を共に織り上げていくプロセスそのものなのです 。

まずは貴社にとって、どの「糸」から紡ぎ始めるべきか、そのお話から聞かせていただけませんか?

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【テンプレート付き】STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方

自社や自社商品が競合に埋もれないためには何が必要だと思いますか?

その一つの答えが「らしさ」です。

ブランディングをする上でわざわざ競合が多い場所にポジショニングをする必要がありません。

良いポジショニングをするには競合や業界の特性を深く理解し全体を把握する必要があります。

そこで有効なのがSTP分析によるブランドパーソナリティです。

今回はSTP分析とやり方とポジショニングのコツについて解説をしてまいります。

ブランドパーソナリティとは

ブランドとして世の中で確立できているものは「らしさ」があります。

この「らしさ」こそブランドの個性であり、ブランドを選択する理由の一つともいえます。

「○○ってブランドのデザインが好き」「□□ブランドはかわいくて好き」などそれぞれの個性があります。

ブランドパーソナリティはその個性を人間に模して性格を設定する手法の事を指します。

ブランドを明らかにする。

ブランドというとどうしてもあいまいなものになりがちですが、ブランドパーソナリティーを設定することで個性を明文化し、その後の戦略が立てやすくなります。

文章や見せ方ひとつとってもブランドパーソナリティーを設定しておくことで、「こんな性格だから文章もこんな感じ」などポジショニングしやすくなっていきます。

良し悪しを理解する

性格には良し悪しがあります。

良いところも行き過ぎてしまえば悪いところにもなりうるという事に注意しましょう。

それこそが個性となりブランドとなっていきますので、八方美人や万能になろうとせずブランドパーソナリティを設定していきましょう。

ブランドパートナーとの相性は?

一番重要視すべきはブランドパートナーとの相性です。

ブランドパーソナリティーがブランドパートナーと相性が悪いとブランドはうまく成功しません。

競合のポジショニングを見ながら、ブランドパートナーとの相性も良いパーソナリティーを設定していきましょう。

STP分析を活用しよう

ブランドパーソナリティーを設定する際にはSTP分析が有効です。

STP分析とは、Segmentation(セグメンテーション)、Targeting(ターゲティング)、Positioning(ポジショニング)の頭文字を取った分析方法で、市場を2つの価値軸に合わせて細分化しターゲットを絞って、ポジションを取る戦略を練るための分析です。

ブランディングパーソナリティーと合わせて解説をします。

2つの価値軸

まずは二つの価値軸を創り出しましょう。

ブランドパーソナリティーの場合は性格に当てはめるので、「正しさと賢さ」と「楽しさと美しさ」の価値軸をおきます。

図出典:「ブランディングの基本」より

この2つの価値軸は業種や見方によって多様に変化をさせることができます。

ここから競合を価値軸に合わせてポジショニングしていきましょう。

空白のポイントを見つけよう

ポジショニングしたところから空白のポジションを見つけていきます。

この空白部分がブルーオーシャンになりうるポジションといえます。

まとめ

ブランドパーソナリティーを設定することでブランドをどの様に見せるべきか明らかになります。

ブランドストーリー、ブランドパートナーを組み合わせる事ですべての方向性を落とし込む事が可能となります。

ブランディングの準備は上記3つを用意してブランディングを進めていきましょう。

 

STP分析テンプレートはこちらから

業界内の良いポジションを見つけて戦略を決めてみよう!

【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析

ビジネスにはそれぞれ業界があります。

その業界の中には自社を含めた多くの会社そしてその商品やサービスを購入する市場があります。

自社の強みや個性を出すには、まず他社や市場を知らなければなりません。

自社を取り巻く環境を知るには3C分析が効果的です。

今回はその3C分析のやり方と考え方について解説をしていきます。

3C分析とは

3C分析とは、Customer(市場・顧客)Competitor(競合)Company(自社)の頭文字のCが3つあることから3C分析と名付けられました。

会社は自社の資源(ヒト・モノ・カネ)を適切に分配し、どの方向へ舵取りをすればよいのか決めなくてはなりません。

そこで活用できる分析が3C分析です。

会社の方向性を決める際に自社の資源はもちろん、業界・競合全体の動向や顧客の考えや好みも把握しなければなりません。

これら3つの要素をふまえて自社の進むべき道を策定することが大切です。

現状を知るという事

業界に長くいると見えてこない事まで見えてくるようになります。

顧客の考え方や見え方なども徐々に見えづらくなってきてしまいます。

ですので3C分析の様な自社を取り巻く環境を調査・分析することはとても重要な事と言えます。

リスク管理と戦略

3C分析にまつわる調査をおこなうと見えないリスクも見えてきます。

こういったリスクをきちんと管理し、どの様な戦略を取るべきなのかを策定するようにしましょう。

また仮説を立てることも有効的です。

多くの仮説を立て、その仮説に対してどのような戦略を取るのかを決めておくことで急な情勢の変化にも対応できる組織作りが可能になります。

BtoBの会社の場合

BtoBの会社の場合、取引先の3C分析も行う6C分析を行う必要があります。

自社の3C分析の市場・顧客の部分に取引先の3C分析が当てはまります。

3C分析のやり方

それでは3C分析で使用する各項目の解説をしてまいります。

Customer(市場・顧客)

市場・顧客の項目は、市場全体の動きや顧客の考え方、好み、ニーズなどを分析していきます。

PEST分析でおこなう環境の変化に対する分析も有効ですので是非PEST分析も実行してみましょう。

市場や顧客の変化に対応できる会社であることでより多くの支持を受けられることになります。

より詳細な自社周りの環境・業界を知るためにはファイブフォース分析が有効的です。

こちらもあわせて実行してみましょう。

ファイブフォース分析方法はこちらから。

Competitor(競合)

競合の項目は、他社の成功と失敗を調査することで自社に反映できるものを探す項目です。

他社がどのような戦略を取り、その結果どの様になったのかを調査しましょう。

それら一連の流れに対してのリソースも必要です。

ここは仮説ではなく確かな情報を集めるようにしましょう。

商品開発や販売方法、営業手段、様々な仕組みや差別化で他社は戦略を練っています。

各社の差別化にも勝てる戦略を練るためにも他社の良いところ、悪いところを浮き彫りにしましょう。

Company(自社)

市場・顧客と競合の情報をふまえて自社の現状はどうでしょうか。

手始めに自社の資源(ヒト・モノ・カネ)や自社の方針、業績、顧客の特徴、強み 弱み、方針、地域性を書いてみましょう。

それらをふまえて他社の良いところや顧客の動向をどのような形で自社に取り入れていくのか考えてみましょう。

3C分析のコツ

3C分析に記述する内容はお分かりいただけたかと思います。

次は3C分析を進める上でのコツに関して解説をしてまいります。

顧客から直接意見が聞ける体制

3C分析をより効果的に進めるには、顧客から直接意見が聞ける体制を取る必要があります。

仮説やイメージよりお客様の生の声を聞くことが何よりの情報です。

アンケートやイメージ調査など自社に合ったやり方でお客様の声を集めてみましょう。

業界内の情報収集網を持つ

営業職の方は特に業界内の情報は重要です。

様々な人達と接する機会が多い業務の利点を生かして業界内の情報をなるべく多く収集できる体制づくりをしましょう。

社内からまんべんなく聞く

自社の事を調査する際に特定の部署だけでは各部門ごとの意見をまとめるようにしましょう。

特定の部署だけで意見をまとめると偏った意見になりかねません。

誤解をした自社分析を避けるためにも社内からまんべんなく意見を取り入れていきましょう。

事実を集めて仮説を立てよう

3C分析は事実を多く集めて仮説を立てる分析方法です。

より多くの事実を集めることで、自社の今後の可能性の視野が広がっていきます。

まとめ

3C分析は戦略策定やマーケティング、ブランディングなどにも活用できます。

自社を知るためには自社を取り巻く環境を知ることが大切です。

自社を取り巻く環境を知ったうえで自社の特徴を生かした戦略を練っていく必要があります。

 

業界内は常に変化をしています。

大きな変化をしていなくとも小さな変化の積み重ねが後々大きな変化となります。

小さな変化も見逃さず自社を良くする材料として見据えてみてください。

3C分析テンプレートはこちらから

自社を取り巻く環境を明文化して強みや個性を打ち出そう!

危機を深く知る。ファイブフォース分析で競争を解き明かそう。

自社を脅かす脅威は、実に様々な要因があります。

原価の高騰や買い手の判断基準、新規参入や競合、代替品などそれぞれの脅威に対して自社はさらには業界はどのように対処をするのか。

それを明確にさせるにはファイブフォース分析が有効的です。
今回は、ファイブフォース分析のやり方や使い方について解説をしていきたいと思います。

業界全体の脅威を明らかにする。

ファイブフォース分析の目的は、5つのフォース(脅威)を明らかにさせ、その脅威に対しての対処方法や、自社の課題、強みなどを明確にさせていく為の分析です。

それぞれの業界には様々な脅威や危機があります。

それらの危機に対して自社や競合はどの様に対処をしていくのかにより、業界そのものの生き残りが左右するといえます。

業界内で脅威に対してきちんとした認識を持たず、対処をしなかったせいで業界自体の存在が脅かされてしまうなんて事にもなりかねません。

 

ファイブフォース分析の5つの項目は以下の通りです。

  • 既存同業者との敵対
  • 新規参入の脅威
  • 代替品の脅威
  • 売り手の交渉力
  • 買い手の交渉力

それぞれの項目に対して解説をしていきます。

既存同業者との敵対

ほとんどの業界では競合が存在します。

ライバル会社なくして自社の成長はないといっても過言ではないでしょう。

競争が激しい業界とそうでない業界があります。

それでも競合はどの様な対策を練り、どのような戦略を打ってきているのかは把握しておく必要があります。

差別化しにくい業界や、業界の成長が頭打ちの業界はより競争が激化するはずです。

どのような側面から自社は対抗していくのか、それともどの競合と共闘していくのか戦略を考える必要があります。

新規参入企業の脅威

参入障壁の低い業界は、新規参入の脅威に気をつけなければなりません。

新規参入により、自社のシェアはどれくらい奪われるリスクがあるのか、新規参入に対してどのような対策を練るのか考えてみましょう。

新規参入の脅威から自社を守るためには、資金力や自社にしかできない技術力などがあげられます。

サービスの展開方法やどの層の顧客に絞るかなどにより地盤が揺るがない業界内のポジションを得ることができます。

代替品の脅威

自社が展開するサービスに変わる別なサービスや新商品などが代替品の脅威となります。

今まで競合が少なく、ある一手の価格で独占出来ていても代替品の脅威により一気に業界内の様子が変わってしまうなんてことも珍しくありません。

代替品に対しては価格や特長、切り替える顧客のリスクなどを考えてみて対処・対策を練ると良いでしょう。

売り手の交渉力

売り手とは、自社に対しての売り手を指します。

原材料を供給する業者などが対象となります。

原価が上がってしまえば自社の収益は減らさざる負えません。

安易に値上げをしてしまえば顧客が離れるリスクを考えなければなりません。

売り手が交渉力を大きく持つことで自社にとって不利な状況になります。

そんな不利な状況にならないためには自社はどの様な対策を練っておくべきかを考えておく必要があるでしょう。

買い手の交渉力

買い手とは自社にとっての顧客を指します。

BtoBの場合であれば、卸先や販売先の会社、BtoCの場合であれば消費者が該当します。

商売の基本は需要と供給です。

この需要と供給のバランスが崩れてしまうと、市場に大きな変動が起こります。供給過多や需要不足に陥らないためには、自社が展開するサービスの適正価格や市場の規模を把握しておく必要があります。

市場の拡大・縮小に対して自社はどの様な対応を取るのか考えておきましょう。

 

脅威にどう立ち向かうか

ファイブフォース分析は脅威を認知するだけではありません。

その脅威に対して自社はどの様に対処し、どの様に立ち向かうべきなのかを考えていく必要があります。

次は、脅威を認識したうえで考えるべきことを解説します。

自社の課題と強みを明確にしよう

5つの脅威に立ち向かうためには、自社を知らなければなりません。

自社の強みと弱みを知り、課題を見つけてみましょう。

自社の強みと弱みを知るには、SWOT分析がおすすめです。

「【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析」を参考に実践してみてください。

ブランディングは全ての脅威に立ち向かえる。

自社や自社商品・サービスのブランド化は、すべての脅威に立ち向かえる対策方法の一つです。

差別化を差別化できるブランディングは対策に対して時間はかかるものの積み重ねて差をつける対策ですので、是非選択肢の一つとして知っておくと良いでしょう。

詳しくは、「魅力を最大限引き出すために必要なブランディングとは?」を参照してみてください。

まとめ

ファイブフォース分析を行い自社を取り巻く業界全体の脅威を把握しましょう。

把握することで自社のポジションや取り組むべき課題を明らかにしていきましょう。

【テンプレート付】世の中の変化を自社の変化にPEST分析

画像提供:Freepikによるデザイン

ブランディングを成功させるためには周りを知らなければ上手くいきません。

自社を取り巻く環境から、世の中の動きを知らなければなりません。

各項目別に記入をして自社を取り巻く業界の状態を分析することができるPEST分析は最適です。

今回はPEST分析やり方やPEST分析には欠かせない仮説の立て方等を解説いたします。

PEST分析とは

PEST分析(ペスト分析)とは、Politics(政治)Economy(経済)Society(社会)Technology(技術)の頭文字を取った分析手法の一つです。

業界や世の中全体を見渡す分析方法で、マーケティングではマクロ環境と言います。

マクロ環境とは

マクロ環境とは一言でいうと世の中全体の変化などを指します。

全ての企業は世の中の動きに影響をされます。

世の中の動きを分析し把握することで世の中の変化により影響する事に仮説を立て今後の経営や運営に反映させていきます。

PEST分析ではこのマクロ環境を、政治、経済、社会、技術の4つに分けて分析を行います。

全体を見ることで分かる事

世の中の変化による自社への影響は一つだけではありません。

さらに世の中の変化はコントロールすることができません。

つまりコントロール不可能な様々な要因

多角的に受ける影響を洞察することで中長期的に今後の運営方針などを策定することができます。

PEST分析のやり方

3~5年のスパンで世の中の変化を予想していきましょう。

予想と言っても難しいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、難しく考える必要はありません。

各分野の最新の情勢や情報を調べてみましょう。

新しい情報から少し先の未来は予測できます。

新たな技術から応用する事で新たな便利なサービスが生まれます。

Politics(政治的環境要因)

政治的環境要因は法律や税制、補助金、政令、条約などの要因があります。

自社に関連する政治的要因を個々のマスに記載していきましょう。

自社に直接関係がない事でも起因して影響を受けることも考慮し仮説を立てていきましょう。

Economy(経済的環境要因)

経済的環境要因は、消費動向や景気、物価、経済成長率などの要因があります。

景気の左右は小売業に直接影響しますし、景気が下向きの場合は物価や消費動向の工夫が必要かもしれません。

Society(社会的環境要因)

社会的環境要因は、人口の増減や流行、世帯などの要因があります。

人口増減は消費活動に直接影響します。

トレンドなども消費活動に影響するので業種によってアンテナは高く張っておく必要があります。

Technology(技術的環境要因)

技術的環境要因は、IT技術の進歩や新技術、イノベーションなどの要因があります。

近年のIT技術やインターネットサービスの進化はめまぐるしいものがあります。

今後の動向や新技術の発表などを調査しながら仮説を立てていきましょう。

定期的に行うPEST分析

PEST分析は、3~5年先の世の中に仮説を立てて分析を行っていきます。

しかし世間はめまぐるしく変化をします。

仮説通りには行くとは限りません。

PEST分析は定期的に行いその精度を高めていく必要があります。

日々情報収集を行い、世の中の動きを敏感に察知するそんな習慣をつけることでより柔軟に対応できる事が可能です。

情報のアンテナを張ろう

今やスマホ一つで沢山の情報を得ることができます。

PEST分析における四つのカテゴリに対しどの様な情報収集方法が良いのか調べておくようにしましょう。

ニュースアプリや各企業の新商品発表イベントなど、オンラインでもオフラインでも集めることができる情報はたくさんあります。

仮説は情報がないとできない。

PEST分析は仮説を立てる分析方法です。

仮説を立てるには多くの情報を集める必要があります。

とにかくたくさんの情報を集めてそこから精査を行うようにしましょう。

一見、関係のない情報同士を結び付けることでだれも予測ができない仮説を立てることができます。

情報は素材です。組み合わせ次第で大きなイノベーションを起こすことだって不可能ではありません。

環境の変化の長短

環境の変化には長いものと短いものがあります。

流行などが最たる例で、流行と呼ばれるものはやがて流行は過ぎてしまいます。

ですがインターネットやスマートフォンなどの普及は人々の生活を変化させるほどの変化を起こします。

過去の事例を見ながらどの変化が長いもので、どんなものが短いものなのかを見極める必要性があります。

一時的な流行に乗れても続かなければ意味がありません。

業界を取り巻く環境

自社に関連する業界ではどのような変化が起きているかも知っていかなければなりません。

それらの変化に伴い、自社は何ができるのかを考えていく必要があります。

あくまでも自社のコンセプトをぶらさずに自社はどんなことができるのかを明確にしていくようにしましょう。

まとめ

  • PEST分析をいつでもできるようにするためには、常に情報に敏感となろう。
  • 一見関係がなさそうな出来事も自社に波及するかもしれない。
  • 世の中の不便を人はどんどん解決してきた、次はどんな不便が解決されるのか仮説を立ててみよう。
  • 不便の解消により自社にはどんな影響が行くのか考えてみよう。
  • 環境の変化により自社のポジションは、見せ方はこのままで良いのかしっかりと考えよう。
  • 自社のコンセプトはぶらさずに変わらないために変わり続けるように努めよう。

PEST分析テンプレートはこちらから

自社を取り巻く業界の状態を分析してみよう!

【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析

画像提供:Designed by Freepik

マーケティングや今後の方向性を決める際に重宝するSWOT分析。

ブランディングにも欠かせない分析方法の一つです。

今回はSWOT分析の方法と必要性について考えていきたいと思います。

巻末にSWOT分析ができるテンプレートをご用意しております。

記事内容を実践する際にプリントアウトしてご使用ください。

SWOT分析とは

SWOT分析は、企業や事業の戦略やマーケティングを行う際に活用できるフレームワークです。

現状分析を行う際に使用します。

SWOT(スウォット)という名前は、Strength(強み) Weakness(弱み) Opportunity(機会) Threat(脅威)の頭文字をとっています。

SWOT分析は内部要因と外部要因に分けることができます。

強みと弱みが内部要因で企業や事業の「ヒト」「モノ」「カネ」の強み・弱みを分析し、それらをふまえた上で、外部要因の機会と脅威に対してどの様な体制を取ることができるのかを分析していきます。

各項目の特徴

上記4つの項目にはどのような事を記載した方がよいのか、記載内容の特徴を解説します。

強み

自社や事業の強みを記載していきます。

ヒト・モノ・カネすべてのリソースにまつわる得意なところ、有利なところを記載していきましょう。

機会や脅威にたいして自社の強みを記載したほうがイメージが湧きやすいでしょう。

 

弱み

強みと同じく、機会や脅威にたいして記載をおすすめします。

弱みの部分は自社の欠点や不足しているところ、課題点などを挙げると良いでしょう。

脅威の項目を深堀りすることで弱みを浮かび上がらせることができます。

 

機会

外部要因から得ることができる機会を指します。

外部要因とは「業界」「顧客」「競合」などが主に挙げられます。

顧客や競合の特性を調査し、そこから得られる機会・チャンスはどの様なものなのかを記入しましょう。

脅威

外部要因から起こりうる脅威を指します。

機会と同じように、外部要因によって引き起こされる脅威とはどのようなものかを記入しましょう。

自社よりも大手企業がいれば資金力や人材力で圧倒される可能性がありますし、自社よりも規模が小さな会社であれば、地方や特定のサービスに突出しているかもしれません。

SWOT分析の目的

4つの要素を分析し、現状を理解した上でいかに脅威・弱みを減らし、機会・強みを増やしていけるかが重要となります。

事業を始める際や、特定の事業が頭打ちになってしまった時などに改めて現状を把握し、次の一手を探るときに最適なフレームワークです。

ブランディングでもSWOT分析は有効です。自社の現状や周りの状況を分析することでペルソナ作成やポジショニングなどに役立ちます。

SWOT分析の使い方

それではSWOT分析の使い方について解説をしてまいります。

SWOT分析は大きなところから小さな所へ分析をしていくことをおすすめします。

マクロからミクロへ分析を落とし込むことでよりスムーズに分析が行えます。

 

ここでいう大きなところとは外部要因 機会と脅威の事を指します。

自社に関する世間の動向や業界内の動向を機会と脅威に分けて分析を行いましょう。

変えられないところから埋めていく

外部要因を先に埋める理由はもう一つあります。

現状変えることができない事から順に埋めていくという理由があります。

 

自社の事に関しては工夫や努力で変えることができるかもしれません。

ですが業界内や世間は自社の変化よりも大きな力を必要とします。

 

不確実性を多く持ちますが、現状を把握するという理由では先に埋めておくことで分析をスムーズにし、それらにあわせた内部分析が可能となります。

自社の特性を理解しよう

全てに万能なものなどありません。

かといってすべて無難なところを狙うと個性も特徴もないものになってしまいます。

 

自社の強みと弱みすべてのリソース(ヒト・モノ・カネ)を理解し競合と比べ何が秀でており、何が劣っているのかを分析しましょう。

脳内整理にも

SWOT分析は、頭の中の整理にも役立ちます。

頭の中で機会や脅威、自社の強みや弱みを理解していてもぼやけたイメージのままの場合もあります。

SWOT分析を通してアウトプットすることで整理することができ、分析結果を社内会議で使用すれば社内でも共通認識を生み出すこともできます。

クロスSWOT分析で方向性を見つけよう。

SWOT分析の後は、クロスSWOT分析を行いましょう。

SWOT分析で現状を調査しクロス分析で現状をふまえてどのように進めていくべきかを考えていきます。

クロスSWOT分析とは先ほどの機会・脅威・強み・弱みを掛け合わせた4つの問いに答えていく分析方法です。

  • 強み×機会 強みを活かして機会を得るためには?
  • 強み×脅威 強みを活かして脅威を減らすまたは機会に変えるためには?
  • 弱み×機会 弱みを変えて機会を得るためには?
  • 弱み×脅威 弱みから考える最悪の状況をどう打開するか?

上記4つの問いに答えることで行うべきことが見えてきます。

施策の優先順位としては、強み×機会や強み×脅威を行い強みと機会をどんどん広げていきましょう。

最悪を想定しておこう

最悪のパターンを想定することで何としてでもそこは避けなければなりません。

実際に起こってしまった後でも冷静に対処できるよう、最悪のシナリオを想定し弱みを変えて機会を増やしていくようにしましょう。

まとめ

SWOT分析やクロスSWOT分析は、こんなひとにおすすめです。

  • これから事業を始めようとしている人
  • 新規事業を立ち上げている人
  • 現在の事業が頭打ちの状況の人
  • さらに事業を拡大していきたい人

調子がいい事業程、このような分析を怠らずに向上していくことで、急な変化などにも対応できる環境を作り出すことができます。

また一度すれば終わりではなく何度でも定期的に行うようにしましょう。

 

これらは調査と分析を必要とします。

調査と分析は業界内や社内の特性など様々な部分にアンテナを張らなければなりません。

業界や自社の状況をより深く理解するといった意味でも有効です。

 

クロスSWOT分析後は業務に落とし込むようにしましょう。

自社にはどんな事が必要なのか、強み×機会・強み×脅威の2つの問いをベースに落とし込んでいきましょう。

 

現代はめまぐるしく環境が変化しています。

環境に流されず確固たるポジションを得るためには日々の努力が必要となります。

是非みなさんの業務の一助としてお役立てて頂ければ幸いです。

SWOT・クロスSWOT分析テンプレートはこちらから

自社にはどんな事が必要なのか、強み×機会・強み×脅威の2つの問いをベースに落とし込んでみよう!