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相見積もり・価格競争から抜け出すための「選ばれる理由(独自の価値)」の作り方

この記事の目次

広告やSNSに予算と時間をかけ、問い合わせ(リード)は順調に来ている。

しかし、いざ商談になり相見積もりになると、いつも他社に「価格」で負けて失注してしまう。

もし御社の営業・マーケティング現場がこのようなジレンマで疲弊しているなら、今すぐ自問してみてください。

「いま来ている見積もり依頼は、本当に『御社だからお願いしたい』という案件でしょうか?」
「とりあえず一番安いところを探しているだけ」の案件をいくら集めても、無駄な商談が増え、現場が疲弊するだけです。

本記事では、価格競争に巻き込まれる構造的欠陥を暴き、他社との比較を無意味化する「独自の価値(自社の軸)の立て方」について、精神論ではなく論理的に解説します。

相見積もりで価格競争に陥る「構造的欠陥」

顧客は「右脳(共感)」で選び、「左脳(機能・価格)」で正当化する

なぜ、お客様は御社ではなく「安い他社」を選ぶのでしょうか。

それは、顧客がサービスを選ぶ際のメカニズムに理由があります。

人は、まずは「右脳(直感・ブランドへの共感)」で惹きつけられ、その後に「左脳(価格・スペック)」で自分の選択を論理的に正当化しようとします。つまり、最初の右脳的アプローチ(共感)が欠けていると、顧客は必然的に「左脳(価格・機能)」だけで比較せざるを得なくなります。これが相見積もりの正体です。

カーネマンのシステム1とシステム2

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは、人間の思考を「システム1(直感・感情)」と「システム2(論理・理性)」に定義しました。BtoBの論理的な取引であっても、最終的に決裁するのは感情を持った『人』です。最初のシステム1(右脳的な共感や信頼感)で好意を抱かせないと、システム2(価格やスペックの比較)の段階で容赦なく切り捨てられるという残酷なメカニズムが存在します。

機能・価格勝負でいくなら、戦略そのものを変えなければならない

もし右脳に訴えかけることを放棄し、機能面や価格面だけで勝負するのなら、御社は「圧倒的な薄利多売」や「資本力勝負」へと経営戦略自体をシフトしなければなりません。しかし、それは多くの中小企業にとって現実的な選択ではありません。

僅差で負けた時、フォローできる「タッチポイント」はあるか?

最終的に価格や機能で他社と僅差になった時、最後の決定打になるのは「やっぱりあの会社の考え方・スタンスが好きだ」という右脳への印象です。

万が一価格で負けても、「それでも御社にお願いしたい」と思わせるようなタッチポイント(自社の想いを明確に伝えるWebサイトやパンフレット)やロジックが、御社には備わっているでしょうか?

価格や機能だけでなく、「価値」で選ばれる状況を創り出す

価格競争を無意味化する「独自の価値」の概念

ビジネスにおいて適正な価格や優れた機能は当然大切です。しかし、それだけを武器にしていては常に「比較対象」になり続けます。

目指すべきは、「ウチは〇〇の専門家です」「こういう歴史と大義でやっています」という、他社とは違う『独自の価値』を提示し、価格ではなく「価値」で選択してもらえる状況を創り出すことです。

DIANTでは、このブレない価値の象徴を「バリューフラッグ」と呼ぶ

私たちDIANTでは、企業が持つ独自の価値観や想いを言語化し、一本の旗印として高々と掲げたものを『バリューフラッグ』と形容しています。

この旗を立てることこそが、価格しか見ない客を弾き、自社に最適な顧客だけを抽出する濾過器(フィルター)となります。

DIANT流・バリューフラッグを打ち立てる『Tsumugi』の5つの糸

なぜ「5つの糸」という一貫したアプローチが良いのか?

よくある「かっこいいロゴを作るだけ」「立派な理念を作るだけ」といった表面的なブランディングでは、結局現場の実務に落ちず、機能しません。

例えば、立派な理念があってもデザインがダサければ見向きもされず、デザインがお洒落でも営業マンの対応が悪ければクレームになります。

DIANTの伴走型ブランディング『Tsumugi(ツムギ)』は、根底にある「想い」から始まり、目に見える「デザイン」、現場の「行動」、そして顧客への「届け方」までをバラバラの点ではなく、一貫した「線(糸)」として編み込みます。

一つでも欠ければブランドは機能しません。だからこそ、現場と経営が乖離しない強固なバリューフラッグが完成するのです。

5つの糸がもたらす具体的効果

タイパを重視される皆様へ、この5つの糸が現場にどのような効果をもたらすか、端的に解説します。

想いの糸(MI:大義の言語化)

なぜこの事業をやるのか、どんな顧客を幸せにしたいのかを言語化します。これが「価格重視の合わない客を弾く、最強のフィルター」となり、現場が理不尽な対応で疲弊するのを防ぎます。

顔立ちの糸(VI:視覚のデザイン)

想いをロゴ・Web・パンフレット等で表現します。BtoBであっても、第一印象での「しっかりしてそう」「ウチの課題を解決してくれそう」という右脳への直感的なアピールが、その後の商談の優位性を決定づけます。

行動の糸(BI:現場の行動指針)

現場のスタッフがどう動くべきかを定義します。「Webでは良いことを言っているのに、実際の営業マンの対応が悪い」という、言行不一致による見えない失注(ミスマッチ)をゼロにします。

届け方の糸(DI:導線の設計)

どこで、どんな手段で自社の価値を伝えるかを設計します。強みとターゲットが明確になるため、ピンポイントな広告出稿が可能になり、CPA(顧客獲得単価)を劇的に下げます。

紡ぎ方の糸(RI:関係性の構築)

顧客をどうファンにしていくかを仕組み化します。納品して終わりではなく、継続的な関係性を築くことで、「次もまた御社にお願いしたい」「知り合いを紹介したい」という最強のLTV(顧客生涯価値)を生み出します。

「見せ方」が定まれば「打ち方」が変わり、数字(KPI)が劇的に改善する

バリューフラッグ(見せ方・軸)が決まれば、必然的に「どのような媒体で、どう広告を打つか(打ち方)」が変わります。これにより、マーケティングのKPIは以下のように劇的に改善します。

① 無駄な広告費を打たなくて済む(CPA改善)
「誰に・何を届けるか」が明確になるため、手当たり次第に網を広げる無駄な広告出稿がなくなります。結果、純度の高いアクセスだけが集まり、顧客獲得単価(CPA)が下がります。

② 精度の高い問い合わせが来るようになる(リードの質向上)
自社の価値観というフィルターを通るため、「とりあえず見積もりを」ではなく「御社にお願いしたい」という温度感の高い良質なリードだけが抽出されます。

③ 商談をする営業マンの「判断基準」が明確になる(成約率向上)
「この客はウチの価値観に合わないから追わない」という明確な基準ができるため、営業マンが無駄な相見積もり対応で疲弊せず、本命の顧客に時間を割けるようになり成約率が跳ね上がります。

④ 自社の「強み」が明確になり、必要な人材も探しやすくなる
旗が立つ効果は集客だけではありません。自社の強みが言語化されていれば、「こういう価値観に共感する人と働きたい」という採用活動においても、必要な人材を探しやすく、ミスマッチが減ります。

集客手法・価格競争に疲れたら、自社の「経験や歴史」を武器にする順番です

マーケティングの小手先のテクニック(How)をこねくり回し、不毛な価格競争に疲弊したのなら。

次は、御社がこれまで歩んできた経験や歴史、そこにある大義(What/Why)を武器にするフェーズ(順番)です。

「自社の強みが自分たちでは分からない」
「どうすれば自社の軸が定まるのか分からない」

そう思われた責任者様へ。私たちDIANTは、御社の「らしさ」を見つけるヒントが詰まった『ブランド構築ガイドブック(ワークシート付)』をご用意しています。

自社に必要なお客様と出会う為に

相見積もりのない世界への第一歩は、
自社の「選ばれる理由」を言葉にすることから始まります。
まずは無料のガイドブックをダウンロードして、御社の強みを再定義してみてください。

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