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リニューアル時にドメイン(URL)は変えるべき?引き継ぎの注意点

この記事の目次

「ホームページを新しくするついでに、URL(http://〜で始まるアドレス)も会社名に合わせて分かりやすいものに変更したいのだけれど、問題ないだろうか?」
関東一円の中小企業の経営者様から、ホームページのリニューアルをご相談いただく際、このようなご質問をよくお受けします。昔作ったサイトのURLが長かったり、今の事業内容と合っていなかったりすると、せっかくの機会にスッキリと一新したいと思うのは当然のお気持ちです。

しかし、プロの視点から結論を申し上げますと、リニューアルにおけるドメイン変更は、「特別な理由がない限り、極力そのまま引き継ぐ(変えない)」のが鉄則です。

この記事では、目に見えないWeb上の「ドメインパワー」という概念を分かりやすく紐解きながら、ドメインの引き継ぎを行わずに安易に変更してしまうことの恐ろしいリスクと、どうしても変更したい場合の正しい手順について解説します。
最後までお読みいただければ、貴社が長年インターネット上で積み上げてきた「見えない資産」を守り抜き、検索順位を落とすことなく安全にリニューアルを成功させるための判断基準が明確になります。

リニューアルを機に、ホームページのURL(ドメイン)を変えてもいい?

名刺やパンフレットを一新する感覚で、「URLも新しいものに変えてください」とご依頼いただくケースは少なくありません。

会社名やサービス名に合わせてスッキリさせたい、というお悩み

例えば、昔プロバイダから割り当てられた長くて複雑なURLを使い続けている場合や、社名変更に伴ってURLも「〇〇.co.jp」のような自社専用の独自ドメインに変えたい、といったケースです。
確かに、短くて分かりやすいURLは、お客様に覚えてもらいやすく、名刺に記載した際の見栄えも良くなります。
しかし、Webの世界においては、URLを変更することは「ただ看板を掛け替える」以上の、非常に大きな意味を持ちます。

結論から言うと「極力そのまま引き継ぐ(変えない)」のが鉄則です

なぜなら、長年使い続けてきた古いURLには、目には見えない莫大な「価値」が蓄積されているからです。この価値を捨ててまで新しいURLに変えるメリットがあるかどうかは、慎重に天秤にかける必要があります。

ドメインとは?長年蓄積された「老舗の暖簾(のれん)」という資産

このURL(ドメイン)が持つ価値を、商売における「老舗の暖簾(のれん)」に例えて解説してみましょう。

Googleからの評価(ドメインパワー)は、その土地での「信頼度」

Webの世界では、検索エンジン(Google)がそれぞれのサイトを評価し、検索順位を決めています。
Googleは、作られたばかりの新しいドメインよりも、「長年、有益な情報を発信し続けている歴史あるドメイン」を高く評価する傾向があります。これを専門用語で「ドメインパワー」と呼びます。
長年使ってきた貴社のURLは、いわばその土地で何年も商売を続け、ご近所(Googleや他のサイト)から「あの店は真面目に商売をしているね」という信頼を獲得してきた「老舗の暖簾」そのものなのです。

安易にドメインを捨てるのは、常連客のいる暖簾を下ろすのと同じ

もし、リニューアルを機にこの古いドメインを捨て、新しいドメインに変えてしまったらどうなるでしょうか。
それは、せっかく行列ができている老舗の暖簾を自ら下ろし、全く誰も知らない別の土地で、ゼロから新規オープンするのと同じことです。これまで積み上げてきたGoogleからの評価(信頼の資産)を手放すことになり、Web集客において非常に大きなハンデを背負うことになります。

どうしてもドメインを変更する場合の「最大の落とし穴」と対策

「とはいえ、どうしても今のURLは長すぎるから、短い自社ドメインに変更したい」
そのような明確な理由がある場合は、変更することも可能です。しかし、そこには絶対に避けて通れない「最大の落とし穴」があります。

検索順位が「ゼロ」にリセットされる危険なリスク

古いドメインの評価を新しいドメインに引き継ぐ処理を行わずに、ただ新しいURLでホームページを公開してしまうと、Googleは「全く新しい見知らぬ会社がサイトを作った」と認識します。
その結果、以前は「〇〇市 建設業」で検索1ページ目に出ていたのに、リニューアルした途端に検索順位が圏外まで下がり、アクセス数が激減(ゼロにリセット)してしまうという恐ろしい事態に陥ります。

評価を引き継ぐための絶対条件「301リダイレクト(転送届)」

この悲劇を防ぐための唯一の手段が、「301リダイレクト」という専門的な設定です。
これは、古いURLにアクセスしてきた人(やGoogleのロボット)を、自動的に新しいURLへと転送する仕組みです。現実世界における「郵便局への引っ越しの転送届」と同じ役割を果たします。
この転送設定を旧サイトの全てのページに対して完璧に行うことで、「お店の名前(URL)は変わりましたが、中身(暖簾の価値)はそのまま引き継いでいますよ」とGoogleに正しく伝えることができ、検索順位の暴落を最小限に食い止めることができるのです。

見えない資産(ドメイン)を守りながら、最新の店舗へリノベーションを

特別な理由がない限り、私たちは長年お使いのドメインをそのまま引き継ぐ(継続する)ことを強くおすすめしています。

暖簾はそのままに、中身(Webサイト)だけを最新に作り変える

「ドメインを変えない」ということは、「今の古いデザインのまま我慢しなければならない」という意味ではありません。URL(暖簾)はそのまま残し、Webサイトの中身(店舗の設備や内装)だけを最新の使いやすいデザインやシステムへとフルリニューアル(リノベーション)することは十分に可能です。
老舗の信頼感を持ったまま、最新の機能でお客様をおもてなしできる、まさに最強の状態を作ることができます。

技術的なリスクをカバーする、DIANTの伴走型リニューアル

「ドメインを引き継ぐための設定や、サーバーの移管など、専門的なことは自分たちでは分からない」
ご安心ください。私たち株式会社DIANTは、ただ表面的なデザインを綺麗にするだけの制作会社ではありません。

貴社が長年積み上げてきた「ドメインパワー」という目に見えない資産を正確に把握し、リニューアルに伴う技術的なリスク(301リダイレクトの漏れなど)をプロの技術で完璧にカバーします。経営者様が安心して本業に専念できるよう、Webの裏側の仕組みまでしっかりと守り抜く「ソリューションデザイン」を提供いたします。

貴社が長年積み上げた「Web上の歴史」を、未来の集客へ繋ぐために

今回は、ホームページリニューアル時のドメイン変更のリスクと、引き継ぎの注意点について解説しました。

  • 長年使ったドメインには、Googleからの評価(ドメインパワー)が蓄積されている
  • 安易に変更すると、老舗の暖簾を捨てることになり、検索順位がゼロにリセットされる
  • 変更する場合は、「301リダイレクト」による評価の引き継ぎ設定が絶対条件

URLという単なる文字列の中には、貴社がインターネット上で歩んできた歴史と信頼が詰まっています。その大切な資産を失うことなく、より魅力的なWebサイトへと進化させることが、リニューアル成功の最大の鍵です。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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