この記事の目次
「毎年、何十万円、何百万円という高額な求人広告費を払い続けているが、一向に定着しない……」
「もし自社の採用サイトをしっかり作れば、ハローワークや有料の求人媒体に出す必要はなくなるのだろうか?」
慢性的な人手不足の中、関東一円の中小企業経営者様からこのようなご相談を多くいただきます。
採用活動において、高い費用を払い続けなければならない現状に、大きな負担を感じておられることでしょう。
結論から申し上げますと、自社の採用サイトを作ったからといって、すぐに求人媒体が不要になるわけではありません。しかし、この2つの違いと役割を正しく理解し連携させることで、無駄な広告費を大幅に削減し、貴社にマッチした人材を安定して獲得できるようになります。
この記事では、近年注目されているオウンドメディアリクルーティング(自社メディアを使った採用活動)の考え方を交えながら、求人媒体と自社採用サイトの役割分担と、その強力な相乗効果についてプロの視点で分かりやすく解説します。
最後までお読みいただければ、掛け捨ての広告費に依存する採用から抜け出し、貴社に資産として残る「採用の仕組み」の作り方が明確になります。
毎年払い続ける高額な求人広告費。「自社の採用サイト」があれば不要になる?
「求人媒体をやめて、自社の採用サイトだけで人を集めたい」というお気持ちはとてもよく分かります。
しかし、それぞれには得意・不得意があり、どちらか一方だけで完璧な採用活動を行うのは困難です。
掲載をやめると応募が止まる「掛け捨て」の罠
大手求人サイトやハローワークなどの「求人媒体」の最大の強みは、最初から「仕事を探している人」がたくさん集まっている場所だということです。お金を払って掲載すれば、すぐに多くの人の目に触れることができます。
しかし、掲載期間が終われば情報は消えてしまい、応募もピタッと止まります。毎年高いお金を払って掲載し続けなければならない、いわば「掛け捨ての生命保険」のような状態に陥ってしまうのが最大の弱点です。
結論:求人媒体は「集客口」、採用サイトは「受け皿」という役割分担です
一方で、自社の採用サイトは、立ち上げたばかりの頃は誰もその存在を知りません。
そのため、採用サイトだけで急に大量の応募を集めるのは時間がかかります。
正しい考え方は、「求人媒体を使って広く網を張り(集客口)、興味を持った人を自社の採用サイトで深く口説き落とす(受け皿)」という役割分担です。この連携ができて初めて、高い広告費が無駄にならずに済むのです。
【図解で納得】求人媒体と自社採用サイトの決定的な「違い」
求人媒体は「賃貸マンション(フロー型・掛け捨て)」
求人媒体は、情報の流れが速い「フロー型」のツールです。これは「賃貸マンション」に例えることができます。
毎月高い家賃(掲載料)を払っている間は住む(情報を載せる)ことができますが、退去すれば手元には何も残りません。また、部屋の間取り(フォーマット)も決まっているため、自社の魅力を自由に表現するには限界があります。
自社採用サイトは「持ち家(ストック型・資産化)」
対して、自社採用サイトは情報が蓄積していく「ストック型」のツールであり、貴社の「持ち家」です。
建てる時(初期制作)には費用がかかりますが、一度建ててしまえば、貴社の想いや社員のインタビュー記事などを、文字数や写真の制限なく自由に、半永久的に掲載し続けることができます。育てれば育てるほど、検索エンジンからの評価も上がり、24時間文句も言わずに働き続ける「最強の人事担当(資産)」となります。
求職者の8割が検索する!受け皿がないと広告費が無駄になる理由
ここで、経営者様にどうしても知っていただきたい重要な事実があります。
それは、「求人媒体で貴社の求人を見た求職者の約8割は、応募する前に必ず貴社の社名で検索し、自社ホームページ(採用サイト)をチェックしている」というデータです。
「穴の空いたバケツ」に高い水(広告費)を注いでいませんか?
求職者は、求人媒体の限られた情報だけでは「本当にこの会社で大丈夫だろうか?」と不安を抱えています。だからこそ、検索して公式の採用サイトを探すのです。
もし、貴社が求人媒体に高額な費用をかけてアクセス(水)を集めても、受け皿となる採用サイト(バケツ)が存在しなかったり、何年も更新されていない古い状態だったりしたらどうなるでしょうか。
求職者は不信感を抱き、一瞬で別の会社へ逃げてしまいます。これが「穴の空いたバケツ」状態です。これでは、どれだけ求人媒体に掛け捨ての費用を払っても、すべて無駄打ちになってしまいます。
自社の魅力を直接届ける「オウンドメディアリクルーティング」の相乗効果
最近、人事の専門用語で「オウンドメディアリクルーティング」という言葉がよく使われます。これは、自社で保有するメディア(採用サイトやブログなど)を使って、自社の価値観やリアルな魅力を求職者に直接発信し、共感を生み出す採用手法のことです。
求人媒体(集客)で貴社を知った求職者が、採用サイト(受け皿)を訪れ、社長の熱い想いや先輩社員のリアルな声(オウンドメディアリクルーティング)に触れる。
この時初めて、「この会社なら自分の将来を預けられる!」という強い動機が生まれ、相乗効果として応募率や定着率が劇的にアップするのです。
広告費に依存しない採用の仕組みへ。DIANTの「ソリューションデザイン」
強固な「受け皿(採用サイト)」を持つことは、最終的に掛け捨ての広告費を減らすことに繋がります。採用サイトが育ち、検索エンジンからの直接流入やSNSからの訪問が増えれば、高い媒体に頼る頻度を徐々に減らしていくことができるからです。
見えている課題の奥底にある、貴社だけの「選ばれる理由」を形にする
しかし、ただ綺麗な採用サイトを作れば良いというわけではありません。「人が来ない」という見えている課題の奥底には、「自社の本当の強み(選ばれる理由)が言語化されていない」という根本的な経営課題が隠れています。
私たち株式会社DIANTは、この見えない課題を経営者様と共に紐解く「ソリューションデザイン」を提供しています。
「うちには大企業のようなアピールポイントはないよ」と謙遜される必要はありません。貴社が日々当たり前に行っている誠実な仕事や、社員を大切にする温かい社風こそが、求職者にとっての最大の魅力です。私たちは専門用語を使わず、対話を通じてその魅力を引き出し、求職者の心に真っ直ぐ届く「資産」へと翻訳・デザインいたします。
掛け捨てのコストを減らし、未来の仲間が集まる「資産」を育てよう
今回は、求人媒体と自社採用サイトの違いと、その相乗効果について解説しました。
- 求人媒体は「集客口(掛け捨て)」、採用サイトは「受け皿(資産化)」
- 求職者の8割は応募前に検索するため、受け皿がないと広告費が無駄になる
- 両者を連携させ、自社の魅力を直接伝えることで採用の費用対効果は劇的に改善する
毎年、求人媒体に消えていく高額な費用。その一部を、貴社の「持ち家(採用サイト)」を建てるための投資に回してみませんか? しっかりとした受け皿(資産)を持てば、広告費の無駄打ち(バケツの穴)を防ぎ、貴社の想いに共感する優秀な人材が自然と集まる「仕組み」を作ることができます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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