顧客を優良顧客へ育成する!集客しながら輪を広げる設計

自社を利用してくれている顧客をすべて「顧客」とひとくくりにしてしまうと微小な変化などに対応できません。

また見込み客や離脱してしまった顧客をまた利用してもらえるようにするのもブランディングの役割の一つです。

顧客のステージ毎の特性とブランド価値のピークを深く理解をしブランディングを進めなければなりません。
今回はステージごとの顧客の区分けと潜在客、離脱客を優良顧客へと引き上げる方法、ブランド価値のピークについて解説をしてまいります。

顧客ステージについて

顧客は関心や状態に合わせて7つに分類することができます。

ブランディングに必要なブランドパートナーはある日突然現れません

企業・店舗と顧客が一体となってステージアップしていくイメージとなります。

次期顧客

自社ブランドが属している商品・サービスのカテゴリーとの接点はありません。

現在のライフスタイルに必要性がないため、その必要性を説きライフスタイルの変化を促す必要がある。

潜在顧客

必要性を感じておりきっかけがあれば、利用検討へとなる段階の顧客。

自社ブランドには気づいていないor意識していない状態。

検討顧客

自社ブランドの評判や口コミを知っており、自社ブランドを選択するか否かを検討している段階の顧客。

ブランディング施策の一環での一押しで現在顧客となる可能性を持つ。

現在顧客

自社ブランドの価値を理解し体感できている状態の顧客。

用途や展開なども理解しているので自社商品そのものの価値全てを享受できている状態

回遊顧客

自社ブランドの利用経験も踏まえて、同ブランドの商品・サービスカテゴリー内の
別ブランドを選択肢に入れている状態。

離脱顧客

商品・サービスカテゴリーへの必要性はあるが、
自社ブランドへの利用はなくなりつつあり、意識も向きづらくなっている

卒業顧客

ライフスタイルの変化などにより、商品・サービスカテゴリー自体への利用がない状態。

あるラーメン店で例えると

ここで上記7つの顧客区分の状態をラーメン店で例えます。

・次期顧客
普段ラーメンはあまり食べていない。食べたことがないわけではないが外食は洋食系が多い。

・潜在顧客
会社の同僚がみんなラーメンにはまり出した、美味しいというのでそのお店へ足を運んでみたいと考えている。

・検討顧客
どうやら自分の好みは煮干し系のラーメンである。近辺でおすすめのお店をピックアップしている。

・現在顧客
自分にぴったりのお店を見つけた。味も立地も良い。接客態度も良くイベントには欠かさず参加している。

・回遊顧客
お気に入りの店舗も見つけたが、他店のラーメンも食べてみたい。

・離脱顧客
今まで通っていたラーメン屋も飽きてた。煮干ではなくほかのラーメンはどうか。

・卒業顧客
最近はラーメンはめっきり食べなくなった。健康志向になりあまりカロリーの高い食べ物も控えている。

 

各顧客ステージの状態は、この状態に限るわけではありませんが、このような心理状態に近いと言えます。

ブランディングとマーケティング

ブランディングとマーケティングはそれぞれ対象とする顧客の範囲が異なります。

下図は、ブランディングとマーケティングの領域の違いを先ほどご紹介した7つに区分した顧客を対象に表しています。

マーケティングは、現在・検討・回遊顧客と意識が顕在化している顧客を対象に行う施策です。

一方ブランディングはより広範にである潜在・離脱・次期・卒業顧客まで全てを対象とします。

ブランディングは関心がない状態の消費者に対しても働きかけを行うので、より広範囲であり時間がかかる施策と言えます。

 

ブランディングは広範囲の集客を行い、マーケティングはより詳細な顕在化している顧客を獲得する際に活用します。

図のようにブランディングとマーケティング双方の施策をしてこそ効果的と言えるでしょう。

顧客の状態からブランディングを考えよう

ブランディング活動は顧客の状態(顧客ステージ)によって大きく3つに分けることができます。

  • ブランド価値ピークを創る
  • ブランド価値で絆を深める
  • ブランド価値で評判を促す

これら3つの活動を行う事でブランド全体の価値が上昇します。

ブランド価値ピークを創る

ブランド価値のピークを創る事で、どのステージの顧客層に影響を与えるのか。

それは「現在顧客」にあたります。

現在顧客は、そのブランド価値を深く理解し、体感も出来ています。

その状態の顧客に対し、商品提供価値をよりわかりやすく伝え、さらにはその機能性能の用途、活用方法を詳しく分かりやすく伝えることができれば、その価値ピークの期間は長くなります

ピークが長くなるという事は、自社の利用回数・期間も伸び、評判や絆にも影響をしてきます。

ブランド価値で絆を深める

顧客はいつまでも現在顧客でいるわけではありません。

他社を利用してみたくなったり、ライフサイクルが変化すれば利用をしなくなってしまう可能性もあります。

例えば独身時代よく利用していた、バーがあっても結婚をしてしまうと足が遠のいてしまうなんてことはよくあります。

 

そこでイベントの開催や顧客同士のつながりを促す活動や定期的な集会や勉強会など中身は業種によって様々ですが、様々な試みで回遊顧客や離脱顧客を引き戻し絆を深めていく必要があります。

卒業顧客との絆

卒業顧客は、状況により引き戻すよりも評判へ繋げる方が得策な場合があります。

例えばランドセルの場合、おじいちゃんやおばあちゃんが孫へ購入してあげる場合、購入時期を過ぎてしまえば購入する機会は訪れません。

しかし購入時の原体験が良い場合次に購入を予定する人へ評判として繋げることができます。

様々な顧客の状況やシーンを考えて引き戻すべきか、評判へ繋げてもらうべきか考えて設計するようにしましょう。

ブランド価値で評判を促す

企業・店舗は顧客からの口コミや評判をコントロールすることはできません。

あくまでも口コミや評判を促す事しかできません。

しかしこの評判・口コミもブランディングの施策により顧客が口コミしやすく評判にしやすい環境づくりが可能です。

 

例えばお店のこだわりや商品開発エピソードなど、顧客が誰かに自社を進める際におすすめできるポイントやお話がある事でより周りに勧めやすくなります。

高額商材を扱っているならば、体験会やイベントなどで関わりを増やしたり来店機会を増やす事も重要です。

ブランディング施策は顧客と共に創り出す。

ブランディングは顧客と共に創り出していくものです。

価値ピークの創造や絆・評判の施策も顧客の反応や顧客からの提案も反映すべきでしょう。

企業・店舗サイドだけの発想にとらわれず、顧客との交流や関わりにより、より一層の効果が見込める施策を創り出す環境を整えましょう

ブランド価値の最大化

ブランディング施策により価値のピークを創り出し、ブランド価値自体を最大化するという事は具体的にどのような事でしょうか。

顧客は、商品・サービスに対してお金を支払います。言わば提供価値に納得してもらい、その対価を支払い商品・サービスを享受するわけです。

金額よりもその価値が上回る事で顧客の満足度は上がります。

たとえ安くても粗悪な物であれば満足度は上がりません。

 

そして満足度が上がる事で継続した利用を促せるメリットを持ちます。

さらに満足度が高い商品・サービスは口コミ・評判も広がりやすいものです。

自分が利用し満足しているものは自信を持って他者へ勧められるものです。

ブランド価値創造の注意点

ブランド価値を最大化する時には注意点が必要です。

それはブランディング初期に設定した、ブランドパートナー・ブランドストーリー・ポジショニングの3つの整合性です。

 

ブランドパートナーにとって価値があるものであり、ストーリー・ポジションから逸脱しない価値創造が必要というわけです。

なんでもかんでも機能を追加すればよい、価格を出来るだけ抑えればよいそういうわけではありませんので注意が必要です。

また時間の経過とともにブランド立ち上げ初期とは異なる、顧客と想像した価値というものもあります。

これらも尊重し、ぶれないブランド作りを心掛けたいものです。

変わらないために変わり続ける

顧客ステージの例で挙げたラーメン屋の場合、開店当初から同じ味のラーメンを提供し続けると現在顧客からの離脱は進んでしまいます。

人は飽きる性質を持ち、新しいものに関心を持つ側面があります。そんな側面を持ちながら変わらないものへの愛着というものもあります。

とても難しい課題です。

これらに対し正面から向き合い、初めて食べた感動(体験)を変わらず提供するために変わり続ける必要があります。

 

口コミ・評判は広がれば広がるほど期待値は上がるものです。

その期待を超えるものを提供する企業努力が必要となります。

積み重ねて力を発揮させる

ブランディングは積み重ねて力を発揮させる施策です。

ですので、小さな事を沢山積み重ね、それら一つ一つを集結させブランド化を進める必要があります。

はじめは効果がなかったものでも積み重ねる事でより大きな力となりうるものだと言えます。

せっかく積み重ねた小さな価値たちを一つに集約させひとつの大きなブランドへと昇華させるには、ブランディングの設計が重要となります。

思い付きや行き当たりばったりにせずきちんとした設計の元PDCAサイクルを回していく必要があります。

まとめ

今回のコンテンツのまとめは以下になります。

  • 顧客は大きく7つに区分できる。
  • 次期・潜在・検討顧客は評判設計で現在顧客へ
  • 回遊・離脱・卒業顧客は絆設計で現在顧客へ
  • 変わらないために変わり続ける施策で価値の最大化を
  • 価値ピークを伸ばして少しでも長く現在顧客で居てもらおう
  • ブランドはお客様と共に創り上げていこう
  • ブランド価値は小さな価値創造の積み重ねで一つの大きな価値となる。
  • ブランディングは時間のかかるものである。少しづつ積み重ねていこう

いかがでしたでしょうか。

是非あわせて「顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法」もご覧ください。

顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法

ブランディングに関わらずビジネスをする上で欠かせないのがお客様との関わり方が大切です。

お客様といい関係が持てなければ新たなお客様は入ってきません。

また新たなお客様が何かの拍子に利用したとしてもいい関係を持てなければリピートにもつながりません。

ビジネスをする上で至上命題と言えます。

ブランディングにも絆と評判を設計し戦略として準備する施策があります。

今回は絆と評判の概念と設計方法について解説をしていきたいと思います。

自社をとりまく顧客との関係

ビジネスをする上で重要になる、顧客との関係は出来る限り良い関係であることが求められます。

ブランディングにおいてもブランド化を成功に導くためには顧客との関係性が大切です。

顧客との関係がよくなることで大きく分けて2つのメリットがあります。

  • 口コミなどの評判の向上による新規顧客獲得コスト削減
  • 関係性向上によりが生まれ、長期にわたり自社ブランドを愛用

上記2つが顧客との関係性を上げるメリットです。

いい商品やサービスを提供しその上で顧客との関係性を高める事で、より多くの人達へ拡散されていきます。

顧客の区分

いきなりブランドパートナーとなりうる顧客は登場しません。

そこに至るまでには以下の様な経過をたどり優良顧客へと成長していきます。

次期顧客

現在のライフスタイルでは商品・サービスカテゴリー接点はなく必要性を説く必要がある、関心も意識も向いていない状態

潜在顧客

商品・サービスカテゴリーの必要性があり、きっかけがあれば利用をする状態、カテゴリーに関心はあるもののこちらには意識が向いていない。

検討顧客

自社ブランドの利用を検討しており、意識も部分的にではあるが向いている状態。

現在顧客

自社ブランドを利用しており、意識が強く向いている状態。

回遊顧客

自社ブランドの利用をづまえてたブランドも並行して利用している状態。意識は部分的に向いている。

離脱顧客

商品・サービスカテゴリーの必要性はあるものの自社ブランドの利用はなくなりつつある状態。意識はこちらに向いていない

卒業顧客

商品・サービスカテゴリーとの接点がないライフスタイルに変化、自社ブランドへの利用も終了している。関心も意識も向いていない状態。

絆と評判

ブランディングにおける絆と評判の定義は以下のようなものになります。

絆とは

無名の状態からブランドはスタートします。

それが徐々に認知されていきブランディングにより多くの顧客の支持を得る事になります。

 

絆が深まる事により顧客生涯価値(LTV)が向上していきます。

顧客生涯価値は一人の顧客が生涯にわたりブランドを購入し続けることにより得られる価値を指します。

生涯というと計測できないので、1~3年の区切りを持って計測をします。

顧客生涯価値は、

頻度×利益率×単価=顧客生涯価値

の算出方法で計算していきます。

評判とは

ブランディングにおける評判は顧客が商品やサービスを体験することによる評価となり、それが評判となり新規顧客流入へ繋がる仕組みの事を指します。

評判が上がる事により新規顧客獲得コスト(CPA)の削減ができます。

コストの削減は利益の向上へとつながります。

通常新規顧客を獲得するのには集客手段として広告や営業などのコストをかけて集客をしますが、評判が上がる事でコストをかけずに新規顧客を獲得することが可能となります。

企業側でできる事

「絆」も「評判」どちらも企業側でコントロールすることはできません。

顧客がどう感じどう思うのかは顧客次第と言えます。

その感じ方や思いを絆や評判へ促す活動がブランディングです。

絆と評判の設計方法

それでは絆と評判を促すためにどの様な考え方や活動が必要なのか解説をしていきます。

価値の最大化

長く愛用しよう、使ってみようかなと顧客に思ってもらうためには何が必要でしょうか。

ブランディングが重視しているのが原体験の価値を最大化させることです。

初めて利用した商品やサービスが思っていた(聞いていた)よりも良いものの場合ブランド価値はより大きくなります。

原体験がより良いものになる事で、周りにもお勧めしたくなりますし、長く愛用したいと考えます。

売り込まず顧客ベースで考える

それでは原体験が向上するにはどうすればよいのでしょうか。

ブランディングをしているブランドは、顧客にどんな満足度を提供できるでしょうか。

 

例えばラーメン屋とフランス料理店で考えてみましょう。

料理の味、品質はもちろんのこと、ラーメン屋の場合、提供までの早さやサイドメニューの有無などを重視するでしょう。

しかしフランス料理店の場合、提供までの早さは重要ではありません。

お店の雰囲気や食事中にする会話を楽しむ時間、など求めているものが異なります。

極端な2つの例を挙げましたが、ブランディングとは、ブランドをはじめて体験する際に自社の良さやコンセプトに沿った価値の最大化ができるかが大切です。

 

わざわざ顧客へ売り込む必要はありません。

顧客が何を求めているのか、さらには自社のブランドは何を提供すべきなのかこの二つを一致させなければ価値の最大化は成立しません。

絆の設計方法

絆の設計とは顧客生涯価値を向上させるために行います。

つまり利用顧客が継続して利用してもらうように対策を行う活動を指します。

基本的に回遊・離脱・卒業顧客を現在顧客へと引き戻す事を促す活動です。

取り扱っている商品やサービスによって絆強化の方法が異なります。

ブランドの絆の役割は以下の様なものになります。

図出典:「ブランディングの基本」より

利用頻度が高いものの絆強化

このカテゴリに入る商品群は高級時計や高級輸入自動車など関心度も高くなおかつ利用頻度が高い商品群を指します。

四方向の内「有利な状況を支える絆」に該当します。

この場合は顧客同士をつなげる活動が有効的です。

ブランドでの特別会員サロンやコミュニティなどを設置し顧客同士をつなげてブランド意識を高めていく活動が有効的でしょう。

利用頻度は高いが関心度が低いものの絆強化

このカテゴリに入る商品群は日用品や生活家電など生活にはなくてはならないものだが、関心度が高くないものを指します。

四方向の内「関心度の低さをカバーする絆」に該当します。

この場合は、意識の強さを喚起させブランドと顧客の絆を強くする活動が有効的です。

関心不足を解消したいので、ユニークで誰もが参加できるコミュニティサイトなどの運営が良いでしょう。

鮮度を重視した冷蔵庫の場合、鮮度がテーマの料理写真を投稿してもらうなどの活動が有効的でしょう。

利用頻度が低いが関心度が高いもの

このカテゴリに入る商品群は保険サービスや旅館ホテルなどの一度契約・利用をしたら利用の間隔が長い商品群を指します。

四方向の内「間隔の長さをカバーする絆」に該当します。

この場合は、意識が向く頻度を上げ、絆を短くする活動が有効的です。

自動車保険の場合、事故が起こった際のトラブルQ&Aや自動車メンテナンスなどの情報を記載したポータルサイトの運営や旅館やホテルの場合はSNS等の活用で季節ごとのメニューの紹介や紅葉などのロケーションやイベントを投稿するなどが考えられます。

利用頻度が低く、関心度も低いもの

このカテゴリに入る商品群は季節商品やファストファッションなどが該当します。

四方向の内一番絆を作りにくい「不利な状況をくつがえす絆」に該当します。

このカテゴリは別な視点で絆を補強する活動が有効的です。

現在顧客へ回帰するきっかけを提供しなければなりません。

商品提供価値以外の別な活動での絆強化をしなければなりません。

商品開発を顧客と行ったり、別分野のプロフェッショナルと共同開発を行うなどが考えられます。

評判の設計方法

評判とは口コミの事です。

口コミを企業側がコントロールすることは不可能です。

しかし口コミが起きる確率を高めることは可能です。

評判の設計を行う事により、いまだ自社ブランドを利用していない、次期・潜在・検討顧客を現在顧客へ促す活動を指します。

いかに自社ブランドに意識が向けられ納得した上で利用をしてもらえるかが重要となります。

評判の設計はマーケティングと組み合わせて活動を行うようにしましょう。

SNSでの評判設計

フェイスブックやツイッターなどのSNSでの自社ブランドの拡散は、その顧客回り人達への評判につながります。

利用顧客にSNSでいかに発信してもらえるかが重要です。

写真映えするシーンやSNSへの投稿型イベントなどを開催し、投稿を促すなどの試作が良いでしょう。

レビューサイトの評判設計

ショッピングサイトなどにみられるレビューは、ネットショッピングなどでは非常に重要なポイントとなります。

商品提供価値そのものの優劣によってレビューは左右されますが、そのレビューに対しての対応も重要になっていきます。

顧客の声を反映し、改善してくれる姿勢は評判となりやすいでしょう。

またレビューを促すことも重要です。

「レビューを書いたら送料無料」などのイベントキャンペーンもおすすめします。

自社コンテンツの評判設計

ブログやホームページなどでカテゴリーに親和性のあるコンテンツを掲載する事も有効的です。

建築会社が住宅に関する豆知識などを紹介したり、不動産会社が賃貸に関する知識を紹介するなど親和性の高いコンテンツを提供することで信頼性や安心感を評判に変えることができます。

種を蒔いて芽が出るのを待つ

絆や評判の設計は全て芽が出て上手くいくとは限りませんが種を蒔き続けるという事を諦めてはいけません。

自社ブランドに沿った絆・評判設計が重要となります。

まとめ

  • 絆設計は利用継続を促す活動
  • 評判設計は新規顧客を集客する為の活動
  • 商品やサービスによって設計方法は異なる
  • なぜ離脱するのか、利用したくなるのかを考えて施策を行う。
  • 顧客の関心度に合わせた設計を心がけよう。
  • ネットなどを掛け合わせた集客をしよう。

売上アップと社会貢献のための魅せる経営理念とは

皆さんの会社には経営理念はありますでしょうか?

中小企業の方にお会いするとたまに「そういうのは大きな企業がやるもんだから特にないよ(必要ないよ)」と仰る方がいます。

私たちはそういった中小企業の方達に特に作りこんで頂きたいと考えています。
今回は経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)の必要性と使い方について解説をしてまいります。
経営理念は自社の価値をより上げたいと考えている社長さんやブランディングを行う際にも必要となりますので是非ご一読ください。

良い会社にするために

会社を経営されている方はもちろん、そこで働く人たちは、会社がより良くなれば働きやすく成果も出しやすくなるはずです。

成果が出れば給与が上がったり、新たな事業を始めたり、色々と選択肢が増えていきます。

それでは会社を良くするとは一体どういうことなのでしょうか。

売り上げを上げ続けなければならない。

会社の存在意義から考えてみましょう。

会社は、「世の中に貢献する事と利益を出し続ける事」の二つを大きな理由として存在しています。

どちらか一つだけでは上手くいきません。

この二つの車輪を上手に回すことで会社を走らせ続けることができると言えます。

組織で行う意味

会社は組織です。大小限らず多数の人で構成されています。一人では再現できない事を多くの人が協力しあい大きな目標へと向かっていくものです。

多くの人をまとめ上げ世の中に貢献しながら利益を出し続けるにはどうすればよいのでしょうか。

社員と社長は目指す先が違う

とはいっても社員と社長では見えるものは異なります。

役割があるからこそ、会社という組織が成立するものですがもどかしくなってしまったり、不満を抱いてしまったりしがちなデメリットもあります。

ゴールと過程を引いておく

会社組織が小さければ小さいほど、団結して仕事をしなければなりません。

会社としての存在意義「世の中に貢献する事と利益を出し続ける事」を達成させるためには何が必要か、どんな人が入ってきても実践できる過程とゴールを用意する必要があります。

 

経営理念が会社を創る。

「売上を伸ばせ!」「顧客を増やせ!」とはいっても、やみくもに言われたところで本質を理解していないと中々行動に移すのは難しいと言えます。

お金は確かに大切ではありますが、お金はあくまでも手段です。

お金をたくさん集める(売上を上げる)事で会社は何を実現したいのか、何に向かって自分たちは毎日働いているのかここがすっきりしないと前に進みにくいでしょう。

そこで提唱したいのが経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)です。

会社に居る全員が同じ目標を持ち、その目標実現のために団結して前進する。

ミッション・ビジョン・バリューとは

それではミッション・ビジョン・バリューの意味について解説いたします。

ミッションとは

主に経営方針や経営戦略、会社が果たすべき使命などを指します。

ビジョンとは

会社が目指すべきあるべき姿などを指します。

バリューとは

共有すべき価値観、行動規範や行動指針を指します。

考え方としては、社員全員がビジョンを達成するために、バリューを基本軸に業務を行い、ビジョンの達成を通してミッションを果たしていく。

例えるならば目的地と道のりと向かう手段です。

 

3つのバランスが重要

ミッション・ビジョン・バリューは基本的に意味が繋がっていなければなりません。

例えばビジョンを達成させるための行動規範とはどういうことなのか、ビジョンを達成させるためにはどんな経営方針を掲げるべきなのか。などそれぞれが支え合ってバランスが取れた経営理念が必要となります。

経営理念がない状態

上記の例で考えてみると経営理念がない状態は、目的地も向かう手段も決まっておらず、社員それぞれが別々の手段(バリュー)であいまいな目的地(ビジョン)へと向かっていくようなものです。

これでは会社全体で到達すべきところなのに、バラバラでは上手く前へは進めません。

共通認識としての役割

経営理念は、外部の人が見ても内部の人が見ても共通認識として理解をしてもらう事が必要です。

これこそが企業としてのブランディングへとつながっていきます。

また経営理念を掲げることで、日常業務の判断基準にも役立ちます。

○○社の経営理念は○○だから、こんな提案をしてみようなど、取引先からの新たな提案もあるかもしれません。

なんにせよ目標や目指す先をより多くの人に知ってもらえるのはとても良い事です。

具体的でワクワクするものに

経営理念は、理想を語るだけではいけません。

さらに日常業務の判断基準としても活用できるよう具体的なものに落とし込まなければなりません。

そしてなによりわくわくできるものを作りましょう。

売上の数字だけではない、働く・人の役に立つという本質に立ち返り自社では何ができるのか、そしてどんな貢献ができるのかについて考えてみましょう。

自社をより深く知るために

自社の事をより深く知るためには、分析系のツールを活用することで、より深く自社を把握することができます。

SWOT分析、PEST分析、3C分析それぞれの分析をおこなう事で自社の事や環境がより深く理解でき、企業理念づくりの参考になります。

下記は私たちが書いた各分析の使い方を紹介した記事です。

【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析

【テンプレート付】世の中の変化を自社の変化にPEST分析

【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析

まとめ

会社とは世の中に貢献し利益を出し続けなければならない。

この二つの車輪を回すためには、そこで働く人たちが団結して推し進められる土台(経営理念)が必要となる。

経営理念はミッション・ビジョン・バリューの3つを設定し、これら3つをバランスよく具体的に掲げるようにしよう。

さらに経営理念はわくわくできるものにし、魅力的でなければなりません。

この魅力こそが、ブランド化へとつながり、ブランディング活動や社内の方向性を拡充させ価値の高い会社へと導いてくれます