『ウチの強みって、結局何だろう…』を卒業! 社員と“お宝”を掘り起こす、
『共感型ブランドの源泉発見ワークショップ』実践マニュアル

この記事の目次

「らしさ」を見失っていませんか?
社員と共に、会社の未来を照らす「お宝」を発掘しよう

「長年会社を経営してきたけれど、改めて『ウチの本当の強みって何だろう?』と、ふと立ち止まってしまう…」
「お客様は本当に満足してくれているのだろうか? もっとやれることがあるんじゃないか…」

創業社長として会社を牽引してこられた経営者の方なら、一度はこんな想いを抱いたことがあるのではないでしょうか。
市場が目まぐるしく変化し、競争が激化する中で、知らず知らずのうちに自社ならではの「らしさ」や「本当に提供できる価値」が見えにくくなり、成長が鈍化したり、採用に苦戦したり…そんな漠然とした不安を抱えていらっしゃるかもしれません。

しかし、その不安を解消するヒント、そして会社の未来を明るく照らす“お宝”は、実は遠くにあるのではなく、会社の中に、そして日々業務を支え、お客様と真摯に向き合っている社員一人ひとりの中にこそ眠っているものです。

社長一人の視点だけでなく、多様な経験や立場を持つ社員を巻き込んで、「私たちの会社が、お客様や社会から本当に必要とされ、愛される理由は何なのか?」=「お宝」を共に掘り起こすこと。
それは、単に「強み」をリストアップする作業ではありません。

社員一人ひとりが自社の価値を再認識し、納得感を持って未来のビジョンを共有することで、社員の主体性を引き出し、組織の一体感を高め、そして何よりも顧客や社会から深く「共感」される、本物のブランドを築き上げる絶好の機会となるのです。

本記事では、そのような「共感型ブランドの源泉」を社員の皆様と共に発見するための、具体的な「ワークショップ実践マニュアル」をお届けします。このワークショップを通じて、貴社ならではの“お宝”を発見し、社員一丸となって自信を持って未来へ踏み出すための一歩としましょう。

ワークショップ準備編:実りある「お宝発掘」のための段取りと心構え

効果的なワークショップは、周到な準備から始まります。社員の皆さんが安心して本音を語り合い、創造的なアイデアが生まれる場にするために、いくつかの重要なポイントを押さえておきましょう。

参加者選定のポイント:「多様な視点」こそが新たな発見を生む

「誰に参加してもらうか」は、ワークショップの成果を左右する非常に重要な要素です。
偏った意見ではなく、多様な視点が集まることで、思いもよらない「お宝」が発見されることがあります。

  • 部署の多様性: 営業、開発・技術、製造、カスタマーサポート、管理部門など、できるだけ多くの部署から代表者を選びましょう。それぞれの立場から見える「会社の顔」は異なります。
  • 経験年数の多様性: 長年会社を支えてきたベテラン社員の知見と、新しい視点を持つ若手・中堅社員の意見を組み合わせることで、議論に深みと広がりが生まれます。
  • 役職の多様性: 経営層だけでなく、現場の最前線で活躍する社員の声も積極的に取り入れましょう。
  • 最適な人数: 活発な議論と全員参加を促すためには、5名~15名程度が理想的です。多すぎると意見が出しにくくなり、少なすぎると視点が偏る可能性があります。グループ分けをする場合は、もう少し多くても対応可能です。
  • 事前に伝えること: 参加者には、ワークショップの目的(例:私たちの会社の“お宝”をみんなで見つけ、未来の力にすること)、期待する役割(例:役職や立場は一旦忘れ、一人の会社の仲間として自由に意見を出してほしいこと)、大まかな進め方などを事前に共有し、安心して参加できる雰囲気を作りましょう。

事前課題でウォーミングアップ:各自の「想い」を持ち寄る

ワークショップ当日、いきなり「強みは何ですか?」と聞かれても、すぐに言葉が出てこないかもしれません。
事前に各自で考えを深めておくことで、当日の議論がより活発になり、多様な意見が出やすくなります。

事前課題のアイデア例

  • 「私が思う、うちの会社の『一番の強み』と『もっと良くなるところ』」
  • 「これまでお客様から最も感謝された、忘れられないエピソード」
  • 「この仕事をしていて、一番『やっててよかった!』と感じる瞬間」
  • 「もし、うちの会社が『最高の会社』になるとしたら、どんな会社になっていると思う?」
  • 「他社にはない、うちの会社ならではの『こだわり』や『大切にしていること』は何だろう?」

事前課題の目的

これらの問いについて事前に考えてもらうことで、参加者は自分自身の経験や想いを整理し、ワークショップ当日に「自分の言葉」で意見を述べる準備ができます。また、多様な角度からの意見が集まることで、議論の質が高まります。提出は任意とし、プレッシャーにならないように配慮しましょう。

必要なものリストと環境づくり:集中できる「場」を用意する

参加者がリラックスし、創造的な議論に集中できる環境を整えることも重要です。

オフラインの場合

  • 付箋(数色、多めに): アイデアを書き出し、グルーピングするのに必須です。
  • 模造紙やホワイトボード: 全員が見えるように意見を貼り出したり、議論をまとめたりするのに使います。
  • 太めのカラーペン(数色): 付箋や模造紙に書き込む際に見やすくするためです。
  • プロジェクターやモニター(任意): 資料共有やオンラインツールの併用時に。
  • 飲み物やお菓子: リラックスした雰囲気作りに役立ちます。
  • その他: タイマー、カメラ(記録用)、ネームプレートなど

オンラインの場合

  • ビデオ会議ツール(Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなど): 安定した接続環境と、ブレイクアウトルーム機能があると便利です。
  • オンラインホワイトボードツール(Miro、Mural、Google Jamboardなど): 付箋機能、図形描画、投票機能などがあり、オフラインに近い感覚で共同作業ができます。無料プランやトライアルで事前に操作性を確認しておくと良いでしょう。IT企業である貴社(菊池さん)なら、これらのツールは比較的スムーズに導入できるかもしれませんね。
  • 参加者へのお願い: 安定したインターネット環境、マイク・カメラの準備、静かな場所での参加などを事前にアナウンスします。

場の雰囲気づくり

  • 明るく開放的な空間を選びましょう。
  • 必要に応じて、心地よいBGMを小さな音で流すのも効果的です。
  • ワークショップのテーマに合わせた装飾を少し施すだけでも、気分が高まります。

社長の心構え:「引き出す」ことに徹するファシリテーターへ

社長自らがワークショップに参加し、ファシリテーター(進行役)を務める場合、特に重要な心構えがあります。それは、「答えは社員の中にある」と信じ、社員の意見や想いを最大限に「引き出す」ことに徹することです。

  • 指示や評価はNG: 「こうあるべきだ」「それは違う」といった社長の意見や評価は、社員の発言を萎縮させてしまいます。ワークショップの場では、社長も「一参加者」であるという意識を持ち、フラットな立場で議論に参加しましょう。(これは、権限委譲が少し苦手と感じている菊池さんにとって、新しいリーダーシップの形を発見する機会になるかもしれません。)

  • 質問と傾聴が鍵: 「なぜそう思うの?」「具体的にはどういうこと?」「他にはどんな意見があるかな?」といった開かれた質問を投げかけ、社員が自由に、そして深く考えられるように促します。そして、どんな意見もまずは最後まで真摯に「聴く」姿勢が大切です。

  • 議論の触媒となる: 社長自身の経験談や創業時の想いを、適切なタイミングで「一つの意見」として共有することは、議論を活性化させる良い触媒となり得ます。ただし、それが「社長の鶴の一声」にならないよう注意が必要です。

  • 安心・安全な場を作るためのグランドルール: ワークショップの最初に、参加者全員で守るべきルール(グランドルール)を設定しましょう。
    • 例:「役職や年齢に関係なく、自由に発言する
    • 例:「他人の意見を批判したり、否定したりしない」
    • 例:「結論を急がず、多様な意見を歓迎する」
    • 例:「発言しない自由も認める(ただし、積極的に参加しようという気持ちは持つ)」

  • アイスブレイクで緊張をほぐす: ワークショップの冒頭で、簡単な自己紹介や、仕事とは関係ないテーマでの短い雑談など、参加者の緊張をほぐし、話しやすい雰囲気を作るためのアイスブレイクを取り入れましょう。
    「最近あった嬉しかったこと」「もし1週間休みが取れたら何をする?」など、ポジティブな話題が良いでしょう。

ワークショップ実践編:ステップ・バイ・ステップで社員の“本音”と“お宝”を引き出す

さあ、いよいよワークショップの実践です。ここでは、5つのステップで進める具体的な方法と、各ステップでの問いかけ例、ファシリテーションのコツをご紹介します。
各ステップで出てきた意見やキーワードは、付箋に書き出し、模造紙やオンラインホワイトボードに貼り出して「見える化」していくのがポイントです。

Step 1:「私たちの顧客は誰? その顧客は何に最も困り、何を心から喜ぶ?」

  • 目的: 顧客への理解を深め、顧客視点を全員で共有する。
  • 問いかけ例:
    • 「私たちが最もお役に立てているお客様は、具体的にどんな方々でしょうか?(業種、規模、担当者の役職、抱えている課題など、ペルソナを具体的にイメージしてみましょう)」
    • 「そのお客様が、私たちの商品やサービスに出会う前、一番困っていたこと、悩んでいたことは何だったでしょうか?」
    • 「お客様は、どんな時に私たちに『ありがとう』『本当に助かった』と言ってくださいますか? その時の具体的な言葉や表情を思い出してみましょう。」
    • 「逆に、お客様からお叱りを受けたり、ご不満をいただいたりした経験はありますか? それは何が原因だったでしょうか?」
  • 進め方のコツ:
    • まずは個人で考え、付箋に書き出し、その後グループで共有し、議論を深めます。
    • 参加者それぞれが持つ「具体的な顧客像」や「実際のエピソード(成功談・失敗談)」を出し合うことで、血の通った顧客理解が進みます。
    • 可能であれば、事前に顧客アンケートを実施したり、代表的なお客様数名にヒアリングしたりした結果を共有するのも効果的です。

Step 2:「私たちは顧客にどんな“お役立ち”(提供価値)を提供できている?」

  • 目的: 自社が顧客に提供できている具体的な価値を洗い出し、成功体験を共有することで、社員の自信と誇りを醸成する。
  • 問いかけ例:
    • 「Step 1で出てきたお客様の悩みや課題に対し、私たちは具体的にどんな商品・サービス・サポートを提供し、どのように解決のお手伝いができていますか?」
    • 「その結果、お客様のビジネスや状況は、どのように良い方向へ変わりましたか?(例:売上が上がった、業務効率が改善した、新しいことに挑戦できたなど)」
    • 「数ある選択肢の中から、お客様が私たちを選び続けてくれているのは、私たちのどんな点(商品、技術、対応、人柄など)を評価してくれているからでしょうか?」
  • 進め方のコツ:
    • 「〇〇社の△△様から、こんな風に感謝されたんです!」といった、ポジティブな体験談を積極的に引き出しましょう。具体的なエピソードは、自社の提供価値をリアルに描き出します。
    • 単に「製品が良い」だけでなく、「問い合わせへの対応が早い」「親身に相談に乗ってくれる」といったプロセスや関係性における価値も重要な“お宝”です。

Step 3:「競合と比べて、ここが違う!『私たちならでは』の強み・魅力は何か?」

  • 目的: 自社の独自性や、競合他社に対する差別化ポイントを明確にする。
  • 問いかけ例:
    • 「お客様は、私たちと似たようなサービスを提供している会社を他に知っているでしょうか? もし知っているとしたら、それらの会社と比べて、お客様はなぜ最終的に私たちを選んでくれたのだと思いますか?」
    • 「『〇〇社さん(自社)にしかできない』『〇〇社さんだからお願いしたい』とお客様に言われる(あるいは、そう思われていると感じる)のは、どんな点でしょうか?」
    • 「私たちが『当たり前だ』と思って日々行っていることの中に、実は他社にはない、あるいは真似できない特別な強みや魅力が隠れていませんか?」
  • 進め方のコツ:
    • 事前に主要な競合他社の情報を整理し、参加者で共有しておくと、比較がしやすくなります。(ただし、競合批判にならないように注意)
    • 顧客アンケートやインタビューで「当社を選んだ理由」といった項目があれば、その客観的なデータを参考に議論するのも有効です。
    • 「品質」「価格」「スピード」といった一般的な言葉だけでなく、「〇〇な状況における△△というきめ細やかな対応力」のように、具体的な言葉で表現することを目指しましょう。

Step 4:「私たちが日々の仕事で、無意識にでも大切にしている『価値観』『こだわり』『譲れない想い』は何か?」

  • 目的: 企業文化や組織のDNA、社員の行動の源泉となっている目に見えない「価値観」を言語化する。
  • 問いかけ例:
    • 「創業時から(あるいは、入社してから今まで)変わらず、この会社が大切にし続けていること、守り続けていることは何でしょうか?(ここで菊池さんの創業時の想いやエピソードを語っていただくのも効果的です)」
    • 「どんなに忙しくても、あるいは困難な状況でも、『これだけは譲れない』『こうありたい』と思う仕事の進め方やお客様への接し方はありますか?」
    • 「もし自分たちがお客様の立場だったら、どんな会社を信頼し、心から応援したいと感じるでしょうか? そのために、私たちはどうあるべきだと思いますか?」
    • 「この会社で働いていて、『うちの会社らしいな』と感じる瞬間はどんな時ですか?」
  • 進め方のコツ:
    • このステップは、抽象的な問いが多くなるため、具体的なエピソードから深掘りしていくのがポイントです。「なぜ、そのように行動したのですか?」「その行動の背景には、どんな想いがあったのですか?」と、行動の裏にある「想い」や「判断基準」を丁寧に引き出します。
    • 「誠実さ」「挑戦」「チームワーク」「顧客第一」といったキーワードだけでなく、「〇〇な状況でも、△△を優先する」といった、具体的な行動レベルでの価値観を明らかにできると理想的です。

Step 5:「これまでの“お宝”を統合し、『私たちの約束(ブランドプロミス)』を言葉にすると?」

  • 目的: ここまでで発掘された「顧客像」「提供価値」「強み」「価値観」といった“お宝”を統合し、ブランドの核となる約束(社会や顧客に対するコミットメント)を、参加者全員で共創する。

  • 進め方のコツ:
    • Step 1~4で出てきたキーワードや重要なフレーズが書かれた付箋を、模造紙やオンラインホワイトボードに見える形で整理し、関連性の高いもの同士をグルーピングします。
    • グループ化された塊の中から、特に自社らしさを表し、顧客や社会にとって価値があり、かつ社員が共感できる、最も重要な言葉やコンセプトを選び出していきます。(投票形式なども有効)
    • それらの言葉を組み合わせ、「私たちは、〇〇な(顧客像・社会)に対し、△△(独自の強み・らしさ)を活かして、□□(大切にする価値観・姿勢)を胸に、××(提供する究極の価値・約束)を実現します」のような型を参考にしながら、ブランドプロミスとして数行の短いフレーズやステートメントにまとめてみます。
    • これは「正解」を出す作業ではありません。全員で意見を出し合い、議論を重ね、何度も言葉を磨き上げていくプロセスそのものが重要です。全員が「これこそが、私たちの約束だ!」と納得できる言葉を見つけ出すことを目指しましょう。

社長が輝く!ワークショップ・ファシリテーションの極意

社長自らがワークショップのファシリテーターを務めることは、社員の想いを直接感じ取り、共に未来を描く上で非常に有意義です。しかし、その役割を効果的に果たすためには、いくつかの「極意」があります。

  • 「なぜ?」を重ねる質問力と、答えやすい雰囲気づくり:
    社員の表面的な言葉だけでなく、その奥にある本音やアイデアを引き出すためには、「なぜそう思うのですか?」「もう少し具体的に教えていただけますか?」といった深掘りの質問が不可欠です。ただし、詰問調にならないよう、あくまでも「もっと知りたい」という好奇心と敬意を持って問いかけましょう。また、「どんな意見でも大丈夫ですよ」「間違っていても構いません」といった言葉かけで、心理的安全性の高い、答えやすい雰囲気を作ることが大切です。

  • 最後まで「聴き切る」傾聴の姿勢:
    社員が話し始めたら、途中で遮ったり、自分の意見を挟んだりせず、まずは最後までじっくりと耳を傾けましょう。「うんうん」「なるほど」と頷きながら聴くことで、話し手は安心して自分の想いを言葉にしやすくなります。

  • 時間管理と進行のバランス感覚:
    ワークショップは限られた時間で行われます。各ステップに適切な時間配分を行い、議論が白熱して長引いた場合でも、全体の進行を見ながら柔軟にコントロールするバランス感覚が必要です。時には、「素晴らしい意見がたくさん出ていますが、そろそろ次のステップに進みましょうか」と、優しく軌道修正することもファシリテーターの役割です。

  • ネガティブな意見や反対意見への建設的な対処法:
    ワークショップでは、現状への不満やネガティブな意見、あるいは他の人とは異なる反対意見が出てくることもあります。これらを頭ごなしに否定したり、無視したりしてはいけません。まずは「そう感じるのですね」「貴重なご意見ありがとうございます」と受け止め、その背景にある課題意識や改善へのヒントとして活かす視点を持ちましょう。「どうすれば、その点がもっと良くなると思いますか?」と、建設的な議論に繋げることが大切です。

  • 多様な意見の尊重と、納得感のある集約:
    声の大きな人の意見ばかりが通ったり、一部の参加者しか発言しなかったりする状況は避けなければなりません。全員が平等に発言できる機会を作り、異なる意見や視点を尊重する雰囲気を作ることが重要です。最終的に意見を集約する際には、多数決だけでなく、少数意見の中にも重要なヒントがないかを考慮し、全員がある程度納得できる形でまとめるプロセスを大切にしましょう。

まとめと次のステップ:発掘した“お宝”を、会社の成長エンジンに変えるために

素晴らしいワークショップが終わり、社員の皆さんと共にたくさんの“お宝”を発掘できたとします。しかし、それで終わりではありません。大切なのは、その“お宝”を、これからの会社の成長エンジンへと変えていくことです。

  • ワークショップ成果のドキュメント化と全社共有:
    ワークショップで決定した「ブランドプロミス」や、そこに至るまでの議論の過程、発掘された「強み」「大切にしている価値観」などを、誰にでも分かりやすいように資料にまとめ、ワークショップに参加しなかった社員も含め、全社員で共有しましょう。社内報やイントラネットへの掲載、社内勉強会の開催などを通じて、何度も繰り返し伝えることが重要です。

  • 発掘した“お宝”の具体的な活用例(菊池さんの課題解決に向けて)
    • 「見せ方」の刷新で、企業の魅力を再定義する:
      • 発掘された「強み」や「価値観」、「ブランドプロミス」を基に、心に響くブランドストーリー、キャッチコピー、タグラインなどを作成します。
      • それらを、ウェブサイト、会社案内、提案資料、名刺といったあらゆるコミュニケーションツールに一貫して反映させ、デザインコンセプトの基盤とします。(この「伝える」部分こそ、私たち株式会社DIANTが得意とする領域です。)
    • 「採用力」の強化で、共感する仲間を集める:
      • 求人広告や採用サイトで、給与や待遇だけでなく、自社が大切にしている価値観や、働くことのやりがい、社会への貢献といった「らしさ」を具体的に発信します。
      • これにより、企業の理念に共感する人材が集まりやすくなり、入社後のミスマッチを防ぎ、社員の定着率向上にも繋がります。

  • 「社内エンゲージメント」の向上で、一体感のある組織を創る:
    • 発掘された「価値観」や「ブランドプロミス」を、社員の行動指針や評価制度、日々のコミュニケーションの参考にします。
    • 社員一人ひとりが「自分たちの会社は何を目指し、何を大切にしているのか」を常に意識することで、仕事への誇りやモチベーションが高まり、組織としての一体感が醸成されます。

  • 「成長戦略」の明確化で、未来への羅針盤とする:
    • 明確になった「自社ならではの強み」と「顧客への約束」を基に、今後の事業展開の方向性や、新規サービスの開発、ターゲット市場の選定など、より具体的で、かつ自社らしい成長戦略を定めることができます。

  • 継続的な取り組みの重要性:
    ブランドは、一度作ったら終わり、というものではありません。市場環境や顧客のニーズは常に変化します。
    大切なのは、定期的に社員と共に自社の「お宝」を見つめ直し、時代に合わせて磨き上げていくという、継続的な取り組みです。

このワークショップが、貴社ならではの「共感型ブランド」の源泉を発見し、社員の皆様が一丸となって未来を切り拓く、その大切なきっかけとなることを心から願っています。

そして、発掘されたそのかけがえのない“お宝”を、顧客や社会に最も魅力的な形で伝え、確かな成果へと繋げていくためのデザイン戦略やクリエイティブ制作においても、私たち株式会社DIANTがお手伝いできることがたくさんあります。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

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「まだ使える」が落とし穴? HPリニューアルの”本当の理由”、客観的に解説します

この記事の目次

貴社のホームページ、最後に更新・リニューアルしたのはいつですか?

「特に問題なく動いているし、まだ使えるから大丈夫」
「デザインが古くさい気はするけど、情報発信はできているし…」
「リニューアルって、お金も手間もかかるし、今はまだいいかな」

もし、貴社のホームページが 3年、あるいは5年以上 そのままの状態だとしたら、少し立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。なぜ、一般的にホームページのリニューアル目安が3~5年と言われるのでしょうか?

見た目のデザインや、アクセス数のような分かりやすい指標だけでなく、実は目に見えない部分で、様々なリスクが進行している可能性があるのです。

この記事では、私たち株式会社DIANT(茨城県古河市のWeb制作・ブランディング会社)が、【ポジショントーク一切抜き】で、ホームページリニューアルが必要となる客観的な理由と、放置した場合の具体的なリスクについて解説します。
「私たち制作会社の立場だからリニューアルをおすすめするのではありません。」この点をまず明確にお伝えしておきます。

本記事でお伝えするのは、デザインの流行り廃りの話でも、最新機能のPRでもありません。
貴社のビジネスを守り、成長させていく上で見過ごすことのできない、技術的・環境的な「事実」に基づいたお話です。
「まだ使える」という感覚に潜む落とし穴を知り、貴社のホームページの現状を客観的に見つめ直すきっかけとなれば幸いです。

見えない劣化が進行中:リニューアルが必要な「技術的」理由

ホームページは、見た目には大きな変化がなくても、その内部、つまりシステムやプログラムといった「裏側」の部分は、時間の経過とともに確実に劣化していきます。これは「技術的負債」とも呼ばれ、放置しておくと様々なリスクを蓄積していくことになります。

システムの老朽化:ある日突然の機能停止、改修不能リスク

多くのホームページは、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム:WordPressなど)や、特定のプログラム言語、プラグイン(拡張機能)といった様々な技術要素の組み合わせで成り立っています。

これらの技術は日々進化しており、古いバージョンのものは、いずれ開発元によるサポートが終了したり、新しい環境との互換性を失ったりします。

  • サポート終了のリスク: サポートが終了したシステムやプログラムは、新たなセキュリティ上の欠陥(脆弱性)が見つかっても修正されません。また、サーバー環境(PHPのバージョンなど)が新しくなると、古いシステムは動作しなくなり、ホームページがある日突然表示されなくなったり、一部機能が停止したりする可能性があります。
  • 互換性喪失のリスク: 新しい機能を追加したい、デザインを一部変更したいと思っても、ベースとなっているシステムが古すぎると、最新の技術やツールとの連携ができず、改修自体が不可能になるケースがあります。結果として、軽微な修正のはずが、大規模なリニューアルを余儀なくされることも。
  • 拡張性の喪失: 古いシステムは、将来的な事業の変化や新しいマーケティング施策に対応するための拡張性(機能追加のしやすさ)に乏しい場合があります。ビジネスの成長に合わせてホームページを進化させることが難しくなります。
【必要性】 ホームページを安定的に稼働させ、将来的な変化にも柔軟に対応できる「拡張性」を担保するためには、定期的な基盤技術の刷新(リニューアル)が不可欠です。これは、家で言えば、基礎や柱を定期的に点検・補強するようなものです。

セキュリティ基準の変化:古いHPはサイバー攻撃の格好の標的

インターネット上の脅威は年々巧妙化しており、企業のホームページを狙ったサイバー攻撃は後を絶ちません。 特に、古い技術で作られたホームページは、セキュリティ対策が不十分な場合が多く、攻撃者にとって格好の標的となります。
  • 脆弱性を突く攻撃: システムやプラグインのサポートが終了している場合、発見された脆弱性が放置されたままになります。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、ホームページを改ざんしたり、閲覧者にマルウェア(ウイルス)を感染させたり、顧客情報などの機密情報を盗み出したりします。
  • 古い暗号化技術(SSL/TLS): ホームページとユーザー間の通信を暗号化するSSL/TLSという技術も進化しています。古いバージョンの暗号化技術には脆弱性が見つかっており、通信内容が盗聴されたり、なりすましサイトに誘導されたりするリスクがあります。主要なブラウザでは、古い暗号化方式を使っているサイトに対して警告を表示するようになっています。
  • 企業の信用の失墜: セキュリティ事故が発生すると、顧客や取引先からの信用は大きく損なわれます。原因調査や復旧、損害賠償などに多大なコストと時間がかかるだけでなく、事業継続そのものが危うくなる可能性もあります。
【必要性】 企業の信用という最も重要な資産と、顧客情報をはじめとする情報資産を守るためには、ホームページを常に最新のセキュリティ基準に対応させておく必要があります。これは、会社の金庫やセキュリティシステムを最新の状態に保つのと同じくらい重要なことです。

表示速度の低下:技術進歩が生む「許容できない遅さ」

インターネット回線やデバイスの性能向上に伴い、ユーザーはWebサイトの表示速度に対して、より高い期待を持つ様になっています。数秒の表示遅延でも、ユーザーはストレスを感じ、サイトから離脱してしまう傾向が強まっています。

  • ユーザー体験の悪化: 古い技術で作られたホームページは、画像の最適化が不十分だったり、プログラムの処理効率が悪かったりして、表示速度が遅くなりがちです。特にスマートフォンからのアクセスでは、その差が顕著に現れます。表示が遅いサイトは、ユーザーに「待たされている」という不快感を与え、直帰率(最初のページだけ見て離脱する割合)を高めます。
  • SEO評価への悪影響: Googleをはじめとする検索エンジンは、Webサイトの表示速度を重要な評価指標の一つとしています(Core Web Vitalsなど)。表示速度の遅いサイトは、検索結果でのランキングが低下し、結果として検索エンジン経由でのアクセス数(見込み客獲得の機会)を減らしてしまう可能性があります。
  • 技術の限界: 画像圧縮技術や、効率的なプログラムの読み込み方法など、表示速度を改善するための新しい技術が次々と登場しています。古いホームページの構造では、これらの最新技術の恩恵を受けることが難しい場合があります。
【必要性】 快適なユーザー体験を提供し、離脱を防ぎ、さらにSEO評価を維持・向上させるためには、ホームページのパフォーマンス(表示速度)を最適化することが求められます。定期的なリニューアルは、そのための有効な手段となります。

Web環境の激変:取り残されたホームページの行く末

ホームページの内部技術だけでなく、それを取り巻くWeb環境も、ここ数年で劇的に変化しています。この変化に対応できていないホームページは、知らず知らずのうちに時代から取り残され、その価値を失っていきます。

デバイス多様化の波:そのHP、最新スマホでも最適表示されますか?

数年前まではパソコンからのアクセスが主流でしたが、今やスマートフォンからのアクセスが半数以上を占めるのが当たり前になりました。タブレット端末も普及し、ユーザーがホームページを閲覧するデバイスは多様化しています。

  • 表示崩れ・操作性の低下: 古いホームページの中には、スマートフォン表示に対応していない(レスポンシブデザインではない)、あるいは対応が不十分なものが少なくありません。文字が小さすぎて読めない、画像が画面からはみ出す、ボタンが押しにくいといった問題は、ユーザーに大きなストレスを与え、即座の離脱につながります。
  • 機会損失: スマートフォンユーザーが快適に閲覧・利用できないということは、潜在顧客の半数以上を逃しているのと同じです。特に、地域密着型のビジネスや、若年層をターゲットとするサービスの場合、スマートフォン対応の不備は致命的な機会損失となり得ます。
【必要性】 パソコン、スマートフォン、タブレットなど、あらゆるデバイスからアクセスするユーザーに対して、最適な表示と快適な操作性を提供するための「レスポンシブデザイン」への対応は、現代のホームページにとって必須条件と言えます。

ブラウザの進化と互換性:気づかぬうちに「機能停止」も

Google Chrome, Safari, Firefox, Microsoft Edgeなど、私たちが日常的に利用しているWebブラウザは、セキュリティ強化や新機能追加のために、頻繁にアップデートを繰り返しています。

  • 古い技術のサポート終了: ブラウザのアップデートに伴い、古いWeb技術(特定のHTMLタグやJavaScriptの書き方など)のサポートが段階的に終了していくことがあります。これにより、以前は問題なく表示・動作していたホームページの一部が、ある日突然、表示が崩れたり、特定の機能(お問い合わせフォームなど)が動かなくなったりする可能性があります。
  • 表示・動作の不安定化: 特定のブラウザの最新バージョンでのみ、表示がおかしくなったり、動作が不安定になったりするケースもあります。自社では気づきにくく、ユーザーからの指摘で初めて問題が発覚することも少なくありません。
【必要性】 主要なブラウザの最新バージョンで、常に安定して正しく表示・動作することを保証するためには、現代のWeb標準に準拠した技術でホームページを構築し、定期的に動作確認とメンテナンスを行う必要があります。

Googleのアルゴリズム変動:SEO基準から外れていませんか?

Googleなどの検索エンジンは、ユーザーにとってより価値のある情報を提供するために、検索結果のランキングを決めるアルゴリズム(計算式)を常に更新しています。その評価基準は、時代とともに変化していきます。

  • 変化する評価基準: 近年、Googleはモバイルフレンドリー(スマホ対応)、Core Web Vitals(表示速度、操作性などユーザー体験に関する指標)、HTTPS(常時SSL化による通信の暗号化)などを重要な評価要素としています。これらの基準を満たしていない古いホームページは、検索結果で不利な扱いを受け、順位が低下する傾向にあります。
  • サイト構造の古さ: 古い設計思想で作られたホームページは、コンテンツの階層構造が分かりにくかったり、検索エンジンが情報を収集しやすいような内部的な記述(構造化マークアップなど)が考慮されていなかったりすることが多く、SEO的に不利になる場合があります。
【必要性】 検索エンジン経由でのアクセス(=見込み客)を維持・向上させるためには、Googleの最新のアルゴリズム動向を把握し、その評価基準に準拠するようにホームページを最適化し続ける必要があります。リニューアルは、最新のSEO基準に対応したサイト構造へ刷新する絶好の機会です。

法規制・ガイドラインの更新:コンプライアンス違反のリスク

ホームページ運営に関わる法律やガイドラインも、社会情勢の変化に合わせて更新されています。これらに適切に対応しない場合、法的なリスクや社会的な信用の低下につながる可能性があります。

  • 個人情報保護法の改正: お問い合わせフォームなどで個人情報を取得する場合、改正された個人情報保護法に準拠したプライバシーポリシーの明示や、適切な情報管理体制が求められます。古いプライバシーポリシーのままでは、法令違反となるリスクがあります。
  • Webアクセシビリティ基準(WCAG): 高齢者や障がいのある方を含む、誰もがホームページの情報や機能を利用しやすくするための国際的なガイドライン(WCAG)への対応が、近年ますます重要視されています。特に公的機関や大企業では対応が義務化される流れにあり、中小企業においても社会的責任として対応が求められる場面が増えています。対応が不十分な場合、機会損失だけでなく、訴訟リスクにつながる可能性も指摘されています。
【必要性】 企業としての信頼性を担保し、法的なリスクや社会的な批判を回避するためには、関連する法規制やガイドラインの最新動向を把握し、ホームページに必要な対応を施すことが求められます。

「まだ使えるから大丈夫」ではない!放置が生む深刻なコストとリスク

ここまで見てきたように、たとえ見た目には大きな問題がなくても、古いホームページには、

  • セキュリティ事故(情報漏洩、改ざんなど)のリスク
  • 機会損失(スマホユーザーの離脱、SEO順位低下など)のリスク
  • ブランドイメージ低下(表示崩れ、古いデザインなど)のリスク
  • コンプライアンス違反(法規制未対応など)のリスク

といった、様々なリスクが潜んでいます。
そして、これらのリスクを放置することは、目に見えない「放置コスト」を生み出し続けます。問題が顕在化していないだけで、水面下では損失が膨らんでいる可能性があるのです。

さらに深刻なのは、これらの問題がある日突然、顕在化するケースです。「サーバーが動かなくなった」「ハッキングされて顧客情報が流出した」「Googleから警告が来た」… その時になって慌てて対応しようとしても、応急処置的な修正には限界があり、結局は高額な費用と時間をかけて根本的な解決(=リニューアル)をせざるを得なくなります。場合によっては、その損害額や復旧コストが、計画的にリニューアルを行う費用をはるかに上回ってしまうことも少なくありません。

「現状維持」は、変化の速いWebの世界においては、実質的な「後退」であり、「相対的な価値低下」を意味します。「まだ使えるから大丈夫」という考え方は、将来の大きな損失につながる危険な落とし穴なのです。

リニューアルはコストではなく未来への投資:ビジネスを守り、成長を加速させる

ホームページのリニューアルには、確かに費用と時間がかかります。しかし、それは単なる「コスト(出費)」なのでしょうか?
これまでの解説を踏まえれば、リニューアルがもたらすメリットは明らかです(これらは客観的な事実です)。

  • パフォーマンスの向上: 表示速度が改善され、ユーザー体験が向上し、離脱率が低下します。
  • セキュリティの強化: 最新の技術で構築することで、サイバー攻撃のリスクを大幅に低減し、企業の信用を守ります。
  • ユーザー体験(UX)の最適化: あらゆるデバイスに対応し、誰にとっても使いやすいインターフェースを提供することで、顧客満足度を高めます。
  • 最新SEOへの準拠: Googleの評価基準に対応することで、検索順位の維持・向上を図り、見込み客の獲得につなげます。
  • 拡張性とメンテナンス性の確保: 将来的な事業の変化や機能追加に柔軟に対応でき、日々の更新作業も効率化されます。

これらのメリットを考えれば、ホームページリニューアルは、単なる「古くなったものを新しくする」という行為ではありません。

それは、変化の激しいWeb環境に対応し、潜在的なリスクを管理し、将来のビジネス成長のための基盤を整備するための、必要不可欠な「投資」と捉えるべきです。
適切なタイミングでのリニューアルは、貴社のビジネスを守り、さらには成長を加速させるための、賢明な経営判断と言えるでしょう。

客観的な視点で現状把握を:リニューアル検討のヒント

ここまでの内容を読んで、「自社のホームページは、客観的に見てどうなのだろうか?」「もしリニューアルの必要性を感じた場合、具体的に何を考えればいいのだろう?」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。

まずは、貴社ご自身でホームページの現状を客観的に把握してみることが、次のステップを考える上での大切な第一歩となります。

【自社サイト簡易チェックリスト】

□ スマートフォンで見た時に、文字や画像が極端に小さかったり、画面からはみ出したりしていないか?
□ 主要なブラウザ(Chrome, Safari, Edgeなど)で表示を確認し、崩れや動作不良がないか?
□ アドレスバーのURLは「https://」から始まっているか?(SSL化されているか)
□ サイトの表示速度が遅いと感じることはないか?(体感でもOK)
□ お問い合わせフォームなどの機能は問題なく動作しているか?
□ プライバシーポリシーは最新の法規制に対応しているか?
□ ホームページの内容を、社内で簡単に更新できる仕組みがあるか?
□ 最後に大きなリニューアルをしてから3年以上経過しているか?
(※これらの項目に複数チェックが付く場合は、専門家への相談を検討する価値があるかもしれません。)

もし、ご自身でのチェックだけでは判断が難しい場合や、専門家の客観的な意見を聞いてみたいとお考えでしたら、第三者の視点を取り入れてみるのも有効な手段です。 例えば、私たち株式会社DIANTのような制作会社では、この記事でお伝えしたような客観的な視点に基づき、お客様のホームページの現状を分析し、ビジネス上の課題や目標達成という観点から、どのような選択肢が考えられるか、といった情報提供やアドバイスを行っています。 私たちの目的は、リニューアルありきで話を進めることではありません。 あくまでも客観的な情報を提供し、お客様ご自身が納得して最適な判断を下せるよう、そのお手伝いをさせていただくことです。なぜなら、それが私たちのミッション「ソリューションデザインを通じて、情報が『伝わり』、可能性が『広がり』、人々が『つながる』、心が『はずむ』社会を実現する」ことに繋がると信じているからです。 もちろん、結果としてリニューアルが必要となった場合には、その前段階のブランディング戦略(貴社の価値や目標の明確化)から、実際の制作、リニューアル後の運用サポートまで、ワンストップでご支援することも可能です。 最新の技術動向やデザイントレンドを踏まえつつ、貴社の状況に合わせた最適な選択肢を、「伴走型」のパートナーとして、フラットな目線で一緒に考えさせていただく、というスタンスを大切にしています。

【結論】手遅れになる前に、計画的なホームページの見直しを

ホームページは、一度作ったら終わりではありません。ビジネス環境や技術、ユーザーの期待が変化し続けるのと同じように、ホームページもまた「生き物」であり、定期的な「健康診断」と、必要に応じた「メンテナンス(=リニューアル)」が不可欠です。 「まだ使えるから大丈夫」という感覚は、時に大きなリスクを見過ごす原因となります。目に見えない部分での劣化や、環境の変化への未対応は、ある日突然、深刻な問題を引き起こし、ビジネスに大きな損害を与えかねません。 そうなってしまう前に、ぜひ計画的に貴社のホームページを見直し、未来への「投資」として、リニューアルを検討してみてはいかがでしょうか。 「自社のサイトがリニューアルすべきか迷っている」 「何から手をつければいいのか分からない」 「まずは客観的な意見を聞いてみたい」 そんな時は、どうぞお気軽に私たち株式会社DIANTにご相談ください。 貴社の状況に合わせた最適なステップを、一緒に考えさせていただきます。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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なぜ、あの定食屋さんはいつも地元の人で賑わっているのか?『うまい、やすい、はやい』の先にある“安心感”というブランド価値の作り方

この記事の目次

あなたの街にもありませんか?
いつも地元の人で賑わう、あの「定食屋さん」

派手な看板があるわけでもなく、SNSで特別に話題になっているわけでもない。

それなのに、お昼時になると、いつも作業着姿の職人さんや、近所の会社のサラリーマン、家族連れといった地元の常連さんで賑わっている「定食屋さん」

あなたの街にも、そんなお店が一つはあるのではないでしょうか。
彼らが、長年にわたって地元の人々から愛され続ける理由は何なのでしょう?

もちろん、大前提として「うまい、やすい、はやい」は重要です。
しかし、正直なところ、それだけなら他にも選択肢はたくさんあるはず。
もっとお洒落なレストランも、もっと安いチェーン店も、すぐ近くにあるかもしれません。

この記事では、この「行列のできる定食屋さん」をモデルに、私たちのようなBtoB企業、特に地域に根差して事業を行う中小企業が学ぶべき、価格や機能といった競争を越えたブランド価値の本質を解き明かしていきます。
そのキーワードは、「安心感」です。

「うまい、やすい、はやい」は“最低条件”。本当の魅力はその先にあった

まず、はっきりさせておきたいのは、「うまい(品質)」「やすい(価格)」「はやい(納期・スピード)」は、現代のビジネスにおいて、お客様に選んでいただくための“最低条件”であり、もはや当たり前の価値になっている、ということです。

私たち中小企業で言えば、これは「確かな技術力」「適正な価格」「迅速な対応」といった部分にあたります。

もちろん、これらが欠けていては話になりません。
あの定食屋さんの味が美味しくなければ、誰もリピートしないのと同じです。

なぜ、それだけでは選ばれ“続け”ないのか?

問題なのは、これらの「機能的な価値」は、競合他社も同じように必死で追求しており、その差が見えにくくなっていることです。そして、その差が僅かであればあるほど、お客様はより安い方、より速い方へと流れてしまい、私たちはすぐに厳しい価格競争やスペック競争の渦に巻き込まれてしまいます。

長く愛される定食屋さんが持っているのは、この機能的価値の、さらにその先にある、他社が簡単には真似できない「情緒的な価値」なのです。

それこそが、お客様の心を掴んで離さない魅力の正体です。

愛される定食屋の「安心感」を分解する ― ブランド価値の源泉

人々が、まるで我が家のように何度も通ってしまう、あの居心地の良さ。
その正体である「安心感」は、決して一つの要素でできているわけではありません。
いくつかの要素が、日々の営業の中で丁寧に積み重ねられることで、醸成されているのです。

「いつもの味」という“安定感”

  • 定食屋さんの場合
    いつ行っても期待を裏切らない、ホッとする家庭的な味。流行りの奇をてらったメニューではなく、毎日食べても飽きのこない、実直で誠実な美味しさ。それが、「今日も、あの唐揚げ定食にしよう」と思わせる、絶対的な安定感に繋がっています。

  • BtoB企業で言えば
    これは、安定したサービス品質やサポート体制に当たります。担当者が変わっても、プロジェクトの規模が違っても、常にブレない品質を提供できること。何かトラブルがあった時でも、「あの会社に任せておけば、必ず何とかしてくれる」とお客様が信じてくれること。この揺るぎない信頼感が、長期的なお付き合いの土台となります。

「おかみさん」との何気ない会話という“人間関係”

  • 定食屋さんの場合
    「いつものでいい?」「最近、どう?」「今日は娘さんも一緒なんだね」。おかみさんがかけてくれる、マニュアルには決して書かれていない、温かいコミュニケーション。そこには、単なる「店員と客」という関係を超えて、一人の人間として自分を見てくれている、という嬉しい感覚があります。

  • BtoB企業で言えば
    これは、経営者様が目指す「顔の見える関係」そのものです。システムの仕様や納期といった用件だけでなく、お客様の事業の将来の夢や、担当者の方が抱える個人的な悩みにも、親身に耳を傾けるパートナーとしての姿勢。この人間的な繋がりこそが、お客様にとって「他の誰でもない、あなたに相談したい」と思わせる、最も強力な理由となります。

「栄養バランス」への見えない配慮という“思いやり”

  • 定食屋さんの場合
    メインのおかずだけでなく、添えられた小鉢の煮物や、季節の野菜が入ったお味噌汁。そこには、「毎日来てくれるお客さんの健康を、少しでも気遣いたい」という、店主の見えない配慮や“思いやり”が込められています。お客様は、その優しさを、味や香りから無意識に感じ取っています。

  • BtoB企業で言えば

    これは、お客様から言われたことだけをやる「御用聞き」ではなく、お客様のビジネスの未来を真剣に考え、「こうした方が、将来的にもっと良くなりますよ」と先回りした提案をする姿勢です。時には「おせっかい」とも言えるかもしれませんが、セキュリティ強化の提案や、将来を見据えたシステム拡張の助言など、お客様の成功を心から願うからこその配慮は、必ず相手に伝わります。

「変わらない場所」であることの“普遍性”

定食屋さんの場合
街の風景がどれだけ変わっても、あの角を曲がれば、いつもの暖簾が掛かっている。いつ行っても、そこにある。その「変わらない」という事実自体が、人々に大きな安心感を与えます。もはや、それは単なる飲食店ではなく、地域の風景の一部であり、人々の心の拠り所のような存在になっています。

BtoB企業で言えば
これは、流行り廃りに安易に流されることなく、創業以来ずっと大切にし続けている「誠実さ」や「顧客第一」といった、揺るぎない企業哲学です。「この会社は、どんな時代になっても、大切なことから決してブレない」という確信が、お客様に長期的な安心感を与え、何十年にもわたるパートナーシップを可能にするのです。

あなたの会社は、顧客にとっての「行きつけの定食屋」になれていますか?

BtoB、特にITソリューションのような、目に見えず、専門性が高く、そして一度導入すれば長く付き合うことになるサービスを選ぶ時、企業の担当者が最も重視するのは、実は最新の機能や驚くような低価格以上に、この「この会社と、安心して、長く付き合えるか」という点です。
ぜひ、ご自身の会社に問いかけてみてください。

  • 貴社は、お客様に「いつもの安定した品質」を、ブレなく届けられていますか?
  • お客様と、単なる業務連絡を超えた、温かい「人間関係」を築けていますか?
  • お客様の未来を真剣に考えた、「思いやりのある提案」ができていますか?
  • どんな時も変わらない、「誠実な企業姿勢」を貫けていますか?

これら一つひとつの積み重ねが、貴社を単なる数ある「業者」の一つから、お客様にとってかけがえのない「行きつけの定食屋=信頼できるパートナー」へと昇華させるのです。

最高の「安心感」を、最強のブランド価値へ

派手な宣伝広告を打ったり、常に斬新で奇抜なサービスを開発したりすることだけが、ブランディングではありません。

特に、私たちのように地元に根差し、お客様と顔の見える関係を大切にする中小企業にとってのブランディングとは、日々の誠実な仕事を通じて、お客様との間に、あの定食屋さんのような「安心感」と「信頼感」を、まるで出汁をコトコト煮込むように、コツコツと、そして丁寧に積み重ねていくことに他なりません。

それは、まさに行きつけの定食屋さんが、毎朝丁寧にダシを取り、お米を研ぎ、そしてお客様一人ひとりに「いらっしゃい!」と声をかける姿そのものです。

貴社が既に、日々当たり前のように実践しているその素晴らしい価値を、今一度見つめ直し、自信を持ってお客様に伝えていきませんか?

株式会社DIANTは、このような企業に深く宿る「安心感」という名の本質的な価値を、お客様と共に掘り起こし、それが社内外に明確に伝わる「ブランド」としてデザインすることを、何よりも得意としています。

私たちの伴走型ブランディングサービス『Tsumugi』は、貴社が長年大切にしてきた、言葉にならない“想い”や“こだわり”という名の秘伝のレシピを、未来へと繋ぐお手伝いをします。

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会社の『伸び悩み』、もしかして“見え方”で損してる? 社長が知らないとマズい、『デザイン経営』がもたらす3つの突破口

この記事の目次

その「伸び悩み」、原因は“見え方”かもしれません。
社長が今こそ知るべき「デザイン経営」とは?

「技術力には誰にも負けない自信がある。お客様にも誠実に向き合い、一つひとつの仕事を丁寧に行ってきた。それなのに、なぜか最近、会社の成長が以前より鈍化している気がする…」

長年会社を経営されてきた社長様の中には、菊池さんのように、このような「伸び悩み」に直面し、その原因がどこにあるのか、日々頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか。真面目に、一生懸命やってきた自負があるからこそ、出口の見えない状況はもどかしいものですよね。

もしかすると、その原因の一つは、貴社が持つ素晴らしい「価値」や「誠実さ」、そして「技術力」が、お客様や将来仲間になるかもしれない求職者、さらには今いる社員にさえも、正しく、そして魅力的に伝わっていないこと、つまり“見え方”で損をしていることにあるのかもしれません。

このような状況を打破する鍵として、近年、経済産業省・特許庁も推進し、多くの企業で注目されているのが「デザイン経営」という考え方です。

「デザインと聞くと、どうしても製品の形やウェブサイトの見た目を良くすることだけをイメージしてしまうんだけど…」と思われる社長様もいらっしゃるかもしれません。しかし、それは大きな誤解です。「デザイン経営」は、もっと深く、企業の根幹に関わる経営戦略そのものなのです。

本記事では、「デザイン経営」とは一体何なのかを分かりやすく解説し、それが特に私たち中小企業にどのような具体的な「3つの突破口」をもたらすのか、そして「難しそう…」と感じる社長様でも明日から始められるヒントを、「これは知らないとマズいぞ!」という視点でお伝えしていきます。

そもそも「デザイン経営」って何? – “見た目”だけの話じゃありません

まず、「デザイン経営」に対するよくある誤解を解くところから始めましょう。

多くの方が「デザイン」と聞くと、ロゴマークの色や形、パンフレットのレイアウト、ウェブサイトのビジュアルといった、いわゆる「見た目の装飾」を思い浮かべるかもしれません。もちろん、それらもデザインの重要な一部ですが、「デザイン経営」が指す「デザイン」は、それよりもはるかに広範で、本質的な意味を持っています。

「デザイン経営」とは、企業が持つ独自の「価値」や「理念(あり方、大切にしていること)」を、顧客、社員、取引先、地域社会といった全てのステークホルダー(関わる人々)に対し、あらゆる接点(製品、サービス、コミュニケーション、働く環境など)で効果的かつ魅力的に「伝え」、それによって深い「共感」を生み出し、最終的に企業のブランド価値向上やイノベーション創出、そして持続的な事業成長に繋げていく経営手法です。

つまり、「企業の想いを、相手に伝わるように、魅力的に設計(デザイン)し、行動し続けること」と言い換えることができます。菊池さんのように「誠実さ」や「顧客への寄り添い」を大切にされている企業であれば、その素晴らしい価値観を、どうすればもっと効果的に内外に伝え、共感を呼ぶことができるのか、その「伝え方」こそが「デザイン経営」の鍵となるのです。

ここで言う「デザイン」とは、色や形といった表層的な美しさ(狭義のデザイン)だけでなく、

  • 顧客が製品やサービスを通じてどのような体験をするのか(顧客体験デザイン
  • どのような仕組みで価値を提供するのか(サービスデザイン
  • どのようなビジネスモデルで収益を上げるのか(ビジネスモデルデザイン
  • 社員が働きがいを感じ、一丸となれる組織文化をどう作るか(組織デザイン
  • 企業の想いや価値を、どのようにメッセージとして発信していくか(コミュニケーションデザイン

など、企業活動全体における「目的を達成するための、あらゆる設計思想とその実践」を指します。企業の「想い(理念)」と「行動(事業活動)」に一貫性を持たせ、それを顧客や社会にとって魅力的な「体験」として届け、良好な関係性を築いていくための全ての計画と実行が「デザイン」なのです。

特に、中小企業にとって、その優れた技術力や提供価値を、専門家でないお客様にも「分かりやすく」、そして「信頼感を持って」伝える「デザイン」の力は、数ある競合他社との間で明確な差別化を図り、選ばれる存在になるために極めて重要になります。

「デザイン経営」が中小企業にもたらす【3つの突破口】

では、具体的に「デザイン経営」を意識し、実践することで、
私たち中小企業にはどのような「突破口」が開けるのでしょうか? 

社長の皆様が特に直面しやすいであろう課題と結びつけて、3つの具体的な効果をご紹介します。

突破口1:「採用力」の劇的アップ – “選ばれる会社”になるためのデザイン

  • 現状の課題
    多くの中小企業が、「優秀な人材の採用が年々難しくなっている」「せっかく採用しても、なかなか定着してくれない」「自社の本当の魅力が、求職者にうまく伝えられていない」といった悩みを抱えています。特に若い世代は、給与や待遇だけでなく、企業の理念や社会貢献への意識、働きがい、そして会社の「見た目」や発信されるメッセージのセンスといった要素を重視する傾向が強まっています。
  • デザイン経営による効果と具体例
    • 企業の「あり方」が伝わる発信
      自社のミッション、ビジョン、大切にしている価値観(MVV)を明確にし、それをウェブサイトの採用ページや会社説明資料、SNSでの情報発信を通じて、求職者の心に響く言葉とデザインで一貫して伝えます。「この会社は何を目指していて、何を大切にしているのか」が明確に伝わることで、価値観に共感する人材からの応募が増えます。
    • 社員が誇りを持てる環境づくり
      洗練されたデザインのオフィス、使いやすくデザイン性の高い社内ツール、統一感のある名刺や営業資料などは、社員が自社に対して誇りを持ち、帰属意識を高めることに繋がります。「こんな素敵な会社で働いているんだ」という自負が、日々のモチベーションにも影響します。
    • 魅力的な企業ブランドイメージの構築
      「この会社で自分のスキルを活かしてみたい」「この仲間たちと一緒に成長したい」と、求職者に直感的に思わせるような、魅力的で信頼感のある企業ブランドイメージを、あらゆる接点でデザインを通じて構築していきます。
  • 結果として…
    応募者数の増加はもちろん、企業の価値観に共感した人材が集まることで、採用のミスマッチが軽減され、入社後の活躍や社員の定着率向上にも繋がります。

突破口2:「社員のモチベーションと一体感」の向上 – “誇り”を醸成するデザイン

  • 現状の課題
    社員が自社の強みや将来の方向性、大切にしている価値観を十分に理解し、共感できていないと、日々の業務へのモチベーションを高く維持することが難しく、組織としての一体感も生まれにくいものです。「社長は何を考えているんだろう?」「自分の仕事が会社にどう貢献しているのか分からない」といった状態では、社員の能力を最大限に引き出すことはできません。
  • デザイン経営による効果と具体例
    • 理念の視覚化と日常的な接触
       例えば、社員と共に策定したMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を、単に言葉として掲げるだけでなく、スタイリッシュなロゴや、社内に飾るポスター、社員が常に携帯するクレドカード(行動指針を記したカード)といった形にデザインし、日常的に目に触れることで、理念の理解と浸透を促します。
    • コミュニケーションを活性化する社内ツール
      社内報やイントラネットのデザインを工夫し、見やすく、参加しやすいものにすることで、部署間の情報共有を促進し、社員同士のコミュニケーションを活性化させます。
    • プロ意識と帰属意識の向上
      統一されたデザインの営業ツール(名刺、提案資料など)や、もしあればユニフォームなどは、社員のプロフェッショナル意識と、「自分はこの会社の一員だ」という帰属意識を高めます。
  • 結果として…
    社員が自社の事業やブランドに誇りを持ち、「自分たちの会社は、こんなに素晴らしい価値を提供しているんだ!」と主体的に考え、行動するようになります。組織全体に一体感が醸成され、コミュニケーションが円滑になることで、生産性の向上にも大きく貢献します。

突破口3:「顧客からの信頼度」と「選ばれる理由」の確立
“伝わる”デザインが生む競争優位性

  • 現状の課題
    どれだけ高い技術力や誠実なサービスを提供していても、それがお客様に効果的に、そして魅力的に伝わらなければ、残念ながら「見せ方」で勝る競合他社に埋もれてしまい、新規案件の獲得に苦戦したり、不本意な価格競争に巻き込まれたりしがちです。「ウチの良さ、どうしたらもっと分かってもらえるんだろう…」という悩みは尽きません。
  • デザイン経営による効果と具体例
    • 「伝わる」コミュニケーションツールの作成
      お客様の課題に真摯に寄り添い、その解決策を論理的かつ分かりやすく提示する提案資料やサービス紹介資料のデザイン。専門的な内容も、図やイラストを効果的に使い、直感的に理解できるように工夫します。
    • 信頼感を醸成する「顔」づくり
      専門性、技術力、そして何よりも企業としての「誠実さ」や「信頼感」が、ウェブサイトや会社案内、名刺といったあらゆる顧客接点から視覚的に伝わるようにデザインします。
    • 独自の「選ばれる理由」の創出
      競合他社との明確な「違い」や、自社ならではの「独自の強み(USP:Unique Selling Proposition)」を、デザインの力で際立たせます。「色々見たけど、やっぱりこの会社にお願いしたい」とお客様に感じてもらえる、明確な「選ばれる理由」を創出します。
  • 結果として…
    お客様からの信頼度が向上し、提案の説得力が増すことで、案件の成約率アップや顧客単価の向上が期待できます。また、満足したお客様からのリピートオーダーや、良い口コミによる紹介が増えるなど、安定的な事業成長に繋がります。

「デザイン経営」、難しく考えないで!
中小企業だからこその始め方と強み

「デザイン経営なんて、なんだか難しそうだし、アップルやグーグルのような大企業とか、特別なセンスのある会社がやるものでしょう?」

もしかしたら、そう思われた社長様もいらっしゃるかもしれません。しかし、決してそんなことはありません。
むしろ、中小企業だからこそ活かせる強みがあり、今日からでも始められる「デザイン経営」の第一歩があるのです。

  • 中小企業ならではの強みを活かす
    • 経営者の想いの強さと浸透の速さ
      社長の「こんな会社にしたいんだ!」「お客様にこんな価値を届けたいんだ!」という熱い想いが、社員一人ひとりにダイレクトに伝わりやすく、共感を呼びやすいのが中小企業の強みです。この「想い」こそが、デザイン経営の原動力となります。
    • 意思決定のスピードと柔軟性
      大企業に比べて組織構造がシンプルなため、新しい取り組みや方針転換に対する意思決定が迅速に行え、小回りが利きます。まずは試してみて、改善していく、という柔軟な進め方が可能です。
    • 顧客との近さ
      社長自らがお客様と直接対話する機会も多く、顧客の生の声を直接聞き、それをデザインやサービス、経営戦略にスピーディーに反映させやすい環境にあります。
  • 今日からできる「デザイン経営」の第一歩(具体例)
    • まずは社員と「現状の“見え方”」について話し合ってみる
      「うちの会社って、お客さんから見て、どんなイメージだと思う?」「ウェブサイトや資料、もっとこうしたら良くなるんじゃないかな?」と、まずは社員とざっくばらんに意見交換をしてみましょう。意外な課題や改善のヒントが見つかるかもしれません。
    • お客様から最もよく見られるツールを客観的に見直してみる
      自社のウェブサイト、名刺、よく使う提案資料などを、一度「初めて見るお客様」の視点に立って、客観的に見直してみましょう。「伝えたいことが、ちゃんと伝わるデザインになっているか?」「古臭い印象を与えていないか?」「信頼感を感じられるか?」など、チェックポイントを決めて見てみると良いでしょう。
    • 社員と一緒に「自社の本当の強み」を掘り下げるワークショップを実施してみる
      「私たちの会社が、お客様や社会から本当に必要とされている理由は何だろう?」「他社にはない、私たちならではの“お宝”は何だろう?」といったテーマで、社員参加型のワークショップを実施してみるのも非常に効果的です。(以前のブログ記事「『ウチの強みって、結局何だろう…』を卒業! 社員と“お宝”を掘り起こす、『共感型ブランドの源泉発見ワークショップ』実践マニュアル」も、ぜひ参考にしてみてください。)
    • 信頼できるデザインの専門家に、一度相談してみる
      「何から手をつければ良いか分からない」「客観的なアドバイスが欲しい」という場合は、デザイン経営に関する知見や実績を持つ、信頼できる外部の専門家(私たち株式会社DIANTのようなデザイン会社)に、一度気軽に相談してみるのも良いでしょう。新たな視点や具体的な進め方が見えてくるはずです。

“見え方”が変われば、会社の未来が変わる
「デザイン経営」で成長の突破口を!

「デザイン経営」は、決して一部の特別な企業だけのものではありません。
それは、企業の規模に関わらず、自社の「あり方」そのものを見つめ直し、その本質的な価値を最大化して、社内外のあらゆる人々に効果的かつ魅力的に「伝える」ための、強力な経営戦略です。

本記事でご紹介した、「採用力」「社員のモチベーションと一体感」、そして「顧客からの信頼度と選ばれる理由の確立」という3つの突破口は、企業の持続的な成長にとって、どれも欠かすことのできない重要な要素です。

そして、特に私たち中小企業こそ、経営者の熱いリーダーシップと、社員一人ひとりの力を結集し、この「デザイン」の力を経営の隅々にまで取り入れることで、大企業には真似のできない独自の価値を生み出し、大きな飛躍を遂げる可能性を秘めているのです。

「難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は中小企業だからこそ活かせる強みもあるんです」という言葉の通り、今回の記事が、貴社にとって「デザイン経営」への第一歩を踏み出すきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。

そして、実際に「デザイン経営」に取り組む中小企業の事例なども、また別の機会にご紹介できればと考えています。

私たち株式会社DIANTも、多くの中小企業の皆様が、この「デザイン経営」を実践し、その素晴らしい価値を社会に広げていくためのお手伝いをしたいと心から願っています。

貴社の「見え方」に関するお悩み、成長戦略に関するご相談、あるいは「デザイン経営って、うちの会社でも本当にできるの?」といった素朴な疑問でも構いません。
ぜひ、お気軽にお声がけください。共に、未来への突破口を見つけ出しましょう。

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事業者必見!集客の仕組みを作るコンテンツマーケティング

みなさんはコンテンツマーケティングはご存知でしょうか。

自社ホームページやECサイトを上手く活用できていますか?

ネットマーケティング隆盛の時代。

ネットマーケティングを上手に活用し集客を行うにはコンテンツマーケティングが有効的です。

コンテンツマーケティングを行い上手に集客をしている企業様・店舗様もいます。

なぜコンテンツマーケティングがそんなにも重宝されるようになったのか、今までのインターネットの歴史と共に実践方法までを解説していきたいと思います。

競争が激化したネットマーケティング

1984年東京大学、東京工業大学、慶応義塾大学を実験的にUUCPで結んだ“JUNET”が誕生し日本におけるインターネットがスタートしました。

電話回線を使用した研究用のコンピュータネットワークが始まりまです。

1996年にはYahoo!JAPANがサービスを開始。

この時のインターネット普及率は3.3%ほどでした。

2015年末にはインターネット普及率83.0%になるまで急成長を遂げました。

約20年の間であっという間に日本全域に普及したインターネット。

この変動に合わせてネットマーケティングも様々なカタチに変移してきました。

SEOの登場

皆さんも一度は耳にしたことのあるSEO対策。

正式名称は「Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマゼーション)」検索エンジン最適化という意味になります。

当時インターネットで情報を取得するには、ポータルサイトなどのコンテンツや検索エンジンによる検索がメインでした。

検索結果の順位を上げる施策がSEO対策です。

当時は検索精度も競合数もそこまで多くありませんでしたので、SEO対策やネット広告だけで事が済んでいました。

広告費の圧迫

やがてインターネット上に自社のホームページやインターネット通販サイトが多く登場してきます。

あわせてSEO対策の激化やネット広告の単価も上昇し始めます。

広告費がかさんでくると今度は広告あたりの成約率(商品購入や問い合わせ数)の上昇を狙う動きとなりました。

そこで登場するのがランディングページです。

広告からクリックをし着地をするページという意味でランディングページと呼ばれています。

通常のページと何が違うかというと、特定の商品やサービスを販売・資料請求させることに特化したページです。

普通のホームページよりも極端にリンクも削り、お問い合わせもしくは購入以外の選択肢を与えないページが流行しました。

SNSの流行

ネット技術がどんどん発達し、一般ユーザーが参加できるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が流行します。

フェイスブックやツイッター、インスタグラムなど様々な特徴を持ったSNSが登場しています。

SNSの登場により、企業・店舗と消費者とのつながり方も変化していきます。

今まで受け身であった消費者が店舗を評価したり、コミュニケーションをとったりと交流がとれるようになりました。

質と関わり方

今まで一方向だけだった仕組みが企業・店舗と消費者の二方向の仕組み変わりました。

インターネット普及率の増加と共に、ホームページを所有する企業・店舗も増え、合わせてネット上で利用できるサービスも進化

消費者が購入するまでの行動プロセスまでも変化しました。

行動プロセスの変化についてはこちらの記事を参考にしてください。

消費者の心をつかむ!行動心理プロセスってなに?

消費者が購入決定する時の行動心理プロセスは時代とともに変移していきました。
消費者の行動心理プロセスから今後自社がどう対応していくべきかについて解説を致します。

この記事を読む

すると広告費が増加し資金力がある会社がネット広告を席捲するようになりました。

では資金力がないとインターネット上でも圧倒されてしまうのでしょうか。

そこで新たなマーケティングの手法として確立されたのがコンテンツマーケティングです。

自社ホームページ内やブログなどに良質なコンテンツ(顧客に有益な情報)を提供して自社のファンになってもらう施策です。

これにより資金力などに左右されず会社や店舗の魅力をどれだけ上手く伝えることができるかにかかっていきます。

コンテンツマーケティングをはじめるにあたって

コンテンツマーケティングを始めるにあたっての疑問についてまとめてみました。

  • コンテンツとはどんなものなのか
  • 更新はどうすればよいのか。
  • 記事を書いたが見てもらえるのか。
  • 無料ブログやSNSで更新すればよいのでは
  • コンテンツからどう収益へと変わるのか。
  • アクセスなどの統計を見たい

大きく6つに分けて挙げてみました。

それぞれの疑問に回答していきます。

コンテンツとはどんなものなのか

今読んでいる記事もコンテンツとなります。

コンテンツは業種によって様々です。自社や店舗の魅力を伝える為のコンテンツや専門分野ならではの知識。

読むことでその人の人生が豊かになる、得をするなどメリットが感じられるものを指します。

ちなみにこの記事は「コンテンツマーケティングを知らない人に分かりやすくその良さを伝え、少しでも会社や店舗の為に出来る施策をご提案したい」というテーマがあります。

コンテンツマーケティングはコツコツ積み重ねる辛抱強さが必要ですが、その積み重ねにより掴んだファンはより強固なファンとなります。

更新はどうすればよいのか

そもそもホームページの更新ができないという方も多くいらっしゃると思います。

なので専門業者へ依頼をしているといったケースも多くみられますが、可能であれば自身で更新することをおすすめします。

最近ではCMSというシステムを使ったWordPress(ワードプレス)というホームページシステムがあります。

ワードプレスならば簡単に更新をすることができます。

ワードプレスについてはこちらの記事を参考にしてください。

製作中…

それでも難しい場合は、コンテンツの中身を考えそれをホームページ上でカタチにしてもらえる専門業者へお願いをしましょう。

親身になって一緒に伴走してくれる専門業者を探すようにしましょう。

記事は書いたが見てもらえるのか。

記事をただ書いただけでは多くの人に見てもらうには難しい状況です。

どんなに良い記事を書いてもはじめはほとんどアクセスが見込めません

合わせておすすめしたいのがSNSを使った拡散です。

フェイスブックなどに記事のリンクを貼り、情報を拡散していくようにしましょう。

さらに既存のお客様にいいね!などを促す施策をとることでより広く拡散が可能です。

またオフラインでの活動も大切です。

来店客へブログの存在を告知したり、「シェアしてくれたらドリンクサービス!」などオンラインを絡めたオフライン活動も有効的です。

無料ブログやSNSで更新すればよいのでは

無料ブログやSNSで更新すればいいのではないの?と聞かれることが多々ありますが、おすすめをしておりません。

なぜなら無料ブログやSNSは突然の仕様変更やサービス停止などの可能性があります。

自社サイトと違い無料ブログやSNSでは表現に制限があります。

無料ブログで10年コンテンツを書き続け、11年目にサービスが終了した場合、10年分のコンテンツが一瞬で消えてしまいます。

「なくならないから大丈夫だよ!」という人もいますが、出来る限りリスクは減らすべきです。

無料ブログやSNSはアクセスを集めるためのハブとして利用し、残しておきたいコンテンツは自社のホームページなど管理できるサーバーにデータを残しておくことをおすすめします。

少々専門的な話になってしまいますが、ホームページやブログにはそれぞれドメインというものがあります。

無料ブログサービスで開設した場合「無料ブログサービス名.com」など無料ブログサービスが大元のドメインとなります。SNSも同様です。

つまり質の良いコンテンツを書く事でそのドメインはSEO的に有利になります。

無料ブログで更新を続けるとSEO的に評価されるのは自社ではなく無料ブログサービスが評価されるという事になります。

コンテンツからどう収益へ変えるのか。

良いコンテンツを書いてどうやって収益を上げればいいのか。

これはコンテンツだけではなく自社ホームページ自体の導線も重要となっていきます。

自社の商品やサービスがなぜ必要なのか。商品やサービスに関心がない人はどんな切り口からならば関心を持ってもらえるのかを考えていきましょう。

自社サイト内でその疑問や問題を解決することができればサイト内のアクセスや滞在時間も増え問い合わせや購買へとつながっていきます

アクセスなどの統計が見たい。

サイト内のアクセスや統計情報は運用に欠かせません。

これらの情報を取得するにはグーグルのアナリティクスというツールをおすすめしています。

アナリティクスの導入や準備についてはこちらを参考にしてください。

制作中…

コンテンツマーケティングのコツ

コンテンツマーケティングには つのコツが必要です。最後にコンテンツマーケティングを進める上でのコツをご紹介します。

誰に向けているのか

これから書くコンテンツは誰に向けて書いているのかを明確にしなければなりません。

大体20代くらいで仕事は会社員で…と大まかに設定するよりも個人に特定するくらい詳細に設定しましょう。

大まかなターゲティングだと書いたコンテンツが自分に関連することが書いてあると気づかないケースが多くあります。

大衆向けのコンテンツよりも”あなたの為だけに”というぐらい振り切ったコンテンツを書くようにしましょう。

目的を見直そう

会社としての目的は収益を上げる事ですが、コンテンツマーケティングは売るためというよりも、関わりを作るための施策です。

何度も何度も消費者と関わりを持って関係を作り、購買へ繋げる施策です。

もちろん時間や手間もかかりますが、これによってできた関係は強固であり自社を十分に理解してくれているファンのような存在になります。

無作為にアクセスを集めるのではなく、ファンになってもらえる人と関係をより深くさせる事がコンテンツマーケティング成功のカギと言えるでしょう。

独自性と親切さ

コンテンツとして書き上げるテーマに対して独自性があるか、親切さがあるかどうかは重要なポイントです。

オリジナル性の高いコンテンツはユーザーに好かれやすいですし、分かりやすくてコンテンツを見る事で抱えている問題が解決できるとなればユーザーに喜ばれる事でしょう。

 喜んでもらえる、感謝してもらえるコンテンツこそユーザーが求めているコンテンツです。

自社では何ができるのかを考えてみましょう。

例えば、今まで業務の中で発見した商品の活用方法を紹介したり、どんなこだわりを持って料理を提供しているのか、隠し味に何を使っているのかなど自社でしか知りえない情報やその書き手でしか書けない独自の視点での意見なども独自性に含まれます。

ユーザーが知りたいのは情報です。ですが情報を得るだけではありません。その情報を元にユーザーはどんな行動をとるのかユーザーにとって有益となるその先の情報を提供することも大切です。

積み重ねが成功につながる。

親切でわかりやすいコンテンツがあって、読むことで自分にメリットがある情報を教えてくれる会社とただ商品やサービスだけを紹介している会社。

あなたはどちらを利用したいと思いますか。

コンテンツマーケティングは親切で分かりやすいコンテンツの積み重ねによりできた関係で顧客に支持してもらえる仕組みです。

自社の利益は一度おいてみて、どんなコンテンツなら顧客が喜んでくれるのかを考えてみましょう。

まとめ

今回の記事のまとめは以下になります。

  • 時代の変化と共にツールも消費者の行動も変化してきた。
  • インターネットを使った顧客とのかかわり方も変化している。
  • 質の良いコンテンツは需要が高い。
  • ユーザーと関係を作る事で収益へとつながる。
  • 特定の誰かへコンテンツを書くことが大切。
  • 即効性はなく積み重ねにより力を発揮する。
  • 無料ブログやSNSではなく自社サイトで更新しよう
  • 自社内だけで難しい場合は親身なってくれる専門業者を探そう

コンテンツマーケティングはブランディングと性質が似ています。是非あわせてブランディングも検討してみましょう。

消費者の心をつかむ!行動心理プロセスってなに?

消費者が商品やサービスの存在を知り、購入に至るまでの行動心理プロセスがある事をご存知でしょうか。

この行動心理プロセスに合わせた施策を企業や店舗は行っていかなければなりません。

今回はそんな行動プロセスの基礎と実務への応用について解説をしていきたいと思います。

代表的なプロセス「AIDMA」とそれぞれのプロセス

行動心理プロセスの代表的なプロセスは「AIDMA(アイドマ)」と呼ばれるものです。

アイドマの法則と言われ行動心理プロセスの中でも有名なプロセスです。

消費者が広告を見て購入するまでのプロセスを1920年代にアメリカのサミュエルローランドホールさんが提唱した心理プロセスを指します。

 

それぞれの項目について解説をしていきます。

  • Attention-注目する。 看板やチラシなどの広告を見て消費者は注目します。
  • Interrest-興味を持つ。 広告を見た消費者がその内容に興味を持ちます。
  • Desire-欲求。 興味を持ったのちその商品やサービスに対して欲求が芽生えます。
  • Memory-記憶。 「欲しい!」と思い、それを記憶します。
  • Action-行動。 購入やサービスの利用などの行動に移ります。

5つの項目は認知・感情・行動と三つの段階に区分けすることができます。

基本的な心理プロセスはAIDMA(アイドマ)がベースとなりますが、1920年代から100年近く時代が進んでいますので、これに応用が必要となっていきます。

現代社会に適合した「AISAS(アイサス)」

AISAS(アイサス)は電通社が2004年に商標登録をした行動心理プロセス用語です。

このAISAS(アイサス)の登場の一番の要因はインターネットの普及です。

インターネットやスマートフォンの普及により私たちの生活は大きく変化していきました。

それぞれの項目について解説をしていきます。

  • Attention-注目する。 看板やチラシの他にマスメディアやインターネットも広告の対象となります。
  • Interrest-興味を持つ。 上記いずれかの広告などで興味を持ちます。
  • Search-検索する。 興味を持った対象を検索します。
  • Action-行動。 購入やサービスの利用などの行動に移ります。
  • Share-情報共有。 SNSなどで情報を共有します。

ここで注目したいのがAttention-注目する。Search-検索する。Share-情報共有。の3つの項目です。

マスメディアなどに加えてインターネットやスマートフォンの普及により、消費者は興味を持ったものをインターネットで検索し情報収集を行い、使用後の感想などを共有するようになりました。

情報共有により新たな「Attention-注目する。」が生まれ新たなAISASプロセスが誕生していきます。

AISAS(アイサス)の段階の区分けは以下の通りです。

AIDMAとAISASの違い

AIDAMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)はどう違うのでしょうか。

AIDAMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)は感情・行動段階が異なります。

AIDAMA(アイドマ)は感情段階が多いのに対してAISAS(アイサス)は行動段階が多くあります。

インターネットやスマートフォンのおかげで消費者は行動しやすくなりました。

良くも悪くも多くの人と情報共有ができるようになったので、良い評判も悪い評判も広まりやすくなっています。

消費者は受動的でしか居られませんでしたが、気軽に情報発信ができるようになり、より能動的に情報を発信したり情報を収集することができるようになりました。

個人レベルで商品やサービスを評価し、それらが情報となり、次の顧客へと繋いでいくプロセスが誕生しています。

インターネットと口コミの相性

インターネット誕生前の口コミは特定の人や自身の周りの人だけに制限されるものでしたが、インターネットを介した口コミは、24時間365日世界中の人がその口コミを確認することができます。

一消費者の小さな声がインターネットを介し大きな影響力へと変化していきます。

インターネット上で求心力のあるブロガーさんなどの口コミの効果は絶大で、大きなバイラルへと進化します。

この様な口コミを利用したマーケティング手法を「バイラルマーケティング」と言います。

ネットの口コミからの行動心理プロセス「VISAS(ヴィサス)」

VISAS(ヴィサス)は2010年にITアナリストの大川隆志氏が提唱した行動プロセスです。

インターネットの普及とともに口コミは一つの集客手段として台頭してきました。

その影響力の高さからVISAS(ヴィサス)は誕生したと言えます。

それぞれの項目について解説をしていきます。

  • Viral-口コミ インターネットなどから口コミを見て認知をします。
  • Inflience-影響される。 口コミをしている人に対して影響を受けます。
  • Sympathy-共感する。 口コミとその人物を加味して共感をします。
  • Action-行動。 購入やサービスの利用などの行動に移ります。
  • Share-情報共有。 SNSなどで情報を共有します。

先ほど解説をしましたAISASでは、興味を持ち能動的に検索をしていましたが、VISASでは、興味や検索などの能動的なプロセスがなく口コミによる評価とその口コミをしている人物の影響力により購買などの行動に移っているところが特徴です。

さらには顕在的な欲求ではなく潜在的な欲求を呼び出す力がVISASにはあります。

口コミをしている人物の影響力の他に、数による評価も影響力となります。

例えば100人中90人が星5(星1~5)と評価しました。という評価を見たときにあなたをどう感じるでしょうか。

顔も知らない多くの一般ユーザーが評価をしていることで公平性を感じ、購入の後押しとなるケースも多くあります。

より進化を遂げた「Dual AISAS(デュアルアイサス)」

一次元の動きしかなかった行動心理プロセスが二次元的な動きに拡大されたのがDual AISAS(デュアルアイサス)です。

Dual AISAS(デュアルアイサス)は2015年にデジタルマーケティング企業のアタラ合同会社と電通プロモーション・デザイン局の協力の元誕生した開発された行動心理プロセスです。

消費者が購入するまでのプロセスを明文化したAISAS(アイサス)に対して、Dual AISASは、認知やブランドを広める活動を加えたものになります。

それぞれの項目について解説をしていきます。

  • Activate-活性化する。 ブランド化を行い商品やサービスに関心を持たせる。
    1 Interrest-興味を持つ。 ブランドを認知し、興味を持つ。
    2 Share-情報共有。 ブランドの情報を共有し、情報を広める。
    3 Accept-共鳴・共感。 共有された情報を受け取り、さらに多くの人が共鳴・共感をする。
    4 Spread-拡散する。 情報を受け取った第三者がさらに拡散を行う。
  • Interrest-興味を持つ。 活性化により興味を持ちます。
  • Search-検索する。 興味を持った対象を検索します。
  • Action-行動。 購入やサービスの利用などの行動に移ります。
  • Share-情報共有。 SNSなどで情報を共有し、Activate-活性化につながります。

Dual AISASが誕生した背景として多くの人がスマートフォンを持ち今まで以上に多くの情報に触れるようになりました。

情報過多により消費者は情報を上手に選別することが求められてきています。

今までは広告などで集客はまかなえていましたが多くの情報にふれる機会の増えた消費者は広告や営業の見方を変え、実体験に則した評価や自身にとって本当に価値があるものを求める傾向にあります。

不特定多数をターゲットとした大衆化したキャッチフレーズや広告は消費者の心には届かなくなりつつあります。

Activate-活性化するには?

活性化させるにはコンテンツマーケティングやブランディングなどの施策が必要となります。

企業や店舗、商品やサービスなどの特徴や良さを最大限引き出し新たなポジショニングを行う必要があります。

それらを進める上でより質の良い情報(コンテンツ)を提供しブランドとしての認知をより強固なものへとしていかなければなりません。

コンテンツマーケティングについてはこちらの記事を参考にしてください。

事業者必見!集客の仕組みを作るコンテンツマーケティング

ネットマーケティングは時代の変化と共に変化を遂げています。
コストをかけずに集客するコンテンツマーケティングはネットマーケティングには最適な施策です。

ブランディングについてはこちらの記事を参考にしてください。

魅力を最大限引き出すために必要なブランディングとは?

商品の魅力をより引き出したい人、会社の価値をより大きく広げたいと考えている人、はたまた学校で人気者になりたい人もみんなブランディングが必要となります。
ブランドは消費者に好きになってもらうための施策を指します。そんなブランディングの方法や概要について解説をしてまいります。

行動プロセスと時代の変移

これまでご紹介してきた4つの行動心理プロセスは時代とともに誕生してきました。

1920年代マスメディア主流AIDMA(アイドマ)
2004年頃インターネット検索台頭AISAS(アイサス)
2010年頃SNS需要拡大VISAS(ヴィサス)
2015年頃コンテンツ重視Dual AISAS(デュアルアイサス)

この他にも行動心理プロセスはありますが、時代変移と重要な行動プロセスは上記4つをおさえることで理解できると思います。

今までの変移と行動プロセスをたどりこれからの時代に向けてできる事を考えてみましょう。

Dual AISASで考える自社ブランディング

Dual AISASに自社を当てはめてできる事について考えてみましょう。

Activate-活性化する。

活性化をはじめるには以下の準備が必要になります。

  • ブランディング開始までの下準備(コンセプトの確立やターゲティング、ブランディング設計など)
  • コンテンツ作成・公開(コンテンツマーケティングに基づいた設計)
  • 拡散環境の整備(Facebookやtwitterなどのアカウント取得)
  • ユーザーとの関係構築
  • 社内運用の為のスタッフ確保と理解の促進

上記5つの準備を行い少しづつ積み上げていく必要があります。

共有・共鳴してもらうコツ

商品やサービスを利用する消費者はどんな情報を欲しているでしょうか。

さらに共有したくなる(周りに教えたくなる)ような情報とはどんな情報でしょうか。

コンテンツとなるヒントは身近なところに隠されています。

社内にとっては当たり前の事でも消費者にとっては新鮮で魅力ある情報は沢山あります。

Interrest-興味を持つ。

ブランドの情報を拡散し、興味を持ってもらいます。ブランドの内容によっては高級感あふれる内容にしたり、ユニークな動画を製作して消費者に見てもらうなど様々な施策を打ち出すことができます。

Search-検索する。

ブランドの第一目標は「○○(カテゴリ名)と言えば○○(ブランド名)」となる事です。

例えばラーメンと言えば○○屋といったような具合です。

「ラーメン食べたいなぁ」と思った時に第一候補に浮かぶブランド作りが必要となります。

第一候補に浮かぶようブランディングを行い、ユーザーに検索してもらえるようにします。

検索時の注意点

検索した先に自社の情報が出てこなければ意味がありません。

先ほどの例で挙げると「地域名+ラーメン」等で検索した際に上位に上がるよう施策をしなければなりません。

ブランド価値と検索ワードを一致させ導線をきちんと用意しておく必要があります。

Action-行動。

興味、検索を経て実際の購買や資料請求のステージへとやってきました。

この時のポイントとしては最高の体験をしてもらうことです。

消費者とのファーストコンタクトが重要です。

はじめの体験が次につながるか、リピートしてもらえるのかなど一番の判断材料となります。

Share-情報共有。

良い体験をした後はその体験を共有してもらえるよう促していきましょう。

SNSなどの共有しやすいような試みが必要となっていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回のコンテンツのまとめは以下の通りです。

  • 時代の変移と共に行動心理プロセスも変化している。
  • インターネットやスマートフォンの流行により消費者の選択肢も多様化している。
  • 情報過多の時代。消費者は今までの広告では心が動きにくくなっている。
  • 消費者とブランドとの初めての体験が重要。
  • 継続した顧客獲得はブランディングが必要となっている。
  • 質の良いコンテンツは顧客をファンに変える

htaccessでできるホームページの機能と方法

404エラーページへリダイレクトする際に必要な「.htaccess」

「.htaccess」を初めて目にする人もいるかと思います。実はこの「.htaccess」はどのホームページにも入っているファイルなのです。

そこで今回は「.htaccess」の意味や使い方について解説をしていきたいと思います。

それぞれの意味について

まずは「htaccess」について

htaccess」(エイチティアクセス)とは、現在多くのWEBサーバーで使用されている「Apache」(アパッチ)を制御する設定ファイルの1つで、実際のファイル名は「.htaccess」(先頭がドット)となります。 通常、Apacheの制御は「httpd.conf」(設定ファイル)に記載されています。

アパッチとは

Apacheとは、Webサイトを提供するためのソフトウェアです。

現在、インターネットにはありとあらゆるWebサイトが存在していますが、それら全てが、Webサーバソフトウェアと言われるツールによって提供されています。

Webサーバソフトウェアの中でも、世界中で利用されているツールが「Apache」です。

Webサーバーソフトウェアの一つアパッチを制御できるのがhtaccessという事ですね!

さらにアパッチの制御は通常htaccessで制御をされていません。

通常、Apacheの制御は「httpd.conf」(設定ファイル)に記載されています。「httpd.conf」はWEBサーバー全体の制御を行っているため、サーバー管理者しか変更することができません。
レンタルサーバーなどで、自分専用にWEBサーバーの設定を変えたい場合は、「httpd.confファイルの変更」ではなく「.htaccessファイル」を格納することで、WEBサーバの設定変更(一部)を行うことができます。

サーバーを自身で管理している場合であれば「httpd.conf」を変更すればよいのですが、通常はレンタルサーバーなどで管理している人がほとんどだと思いますので、「htaccess」が必要という事です。

htaccessができる制御とは

  • 特定のページに行ったときにパスワード要求をしたい場合
  • URLがないページに飛んだ際にエラーページに転送(リダイレクト)をする場合
  • デバイスごとにページを振り分ける場合
  • wwwを付けたURLかなしのURLか統一したいとき
  • アクセスを制限したいとき

など様々な用途に使用することが出来ます。

htaccessが機能する環境

まずApache(アパッチ)を使用しているサーバーか調べる必要があります。

また使用可能でもサーバーによってhtaccessが使えない環境に設定を指定可能性もあるので調べましょう。

.htaccessファイルの設置場所

htaccessファイルの設置場所によって制御できる場所も異なります。では設置場所について解説をしてまいります。

サイト構成が上記の様な内容だとします。

ホームページ全体に指定したい場合。

サイト全体の制御を設定した場合は「http://sample.com」フォルダにhtaccessファイルをアップロードします。

ディレクトリ毎に設定をしたい場合。

ディレクトリ毎に制御を設定したい場合は、「category-a」や「category-b」のフォルダに設定することで、可能になります。

「category-a」に設置した場合は、フォルダ内のファイルのみに制御が設定されます。

 

階層ごとに分けることでそれぞれに制御が機能が動くので個別に設定するのか、全体に設定するのか設計を間違わないようにしましょう。

.htaccessファイルの作り方

それでは実際のファイル作り方に入ります。

ファイルはメモ帳などでつくれますが、ファイル名「.htaccess」はウィンドウズの場合文字先頭にドットが入ったファイル名は作れませんのでアップロードしてから名前を変えるようにしましょう。

エラーページの記述方法

それでは404ページを例に作ってみましょう。

404ページとは、指定したURLがなかった場合にリダイレクトするページです。

この記述をする際にエラーコードと404ページのURLの記載が必要になります。

エラーコード(404)とエラーページのURLを入力します。

ErrorDocument 404 /error404.html
ErrorDocument エラーコードの入力 / 404ページのURL

URLのwwwありなし

SEOの観点からwwwを統一する事が有用となります。

「あった方が有利」という事ではないので、どちらかに統一していきましょう。

www無しから有りの場合

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www.sample\.com)
RewriteRule ^(.*)$ http://sample.com/$1 [R=301,L]

2行目の()の部分にwwwありのURLを記載し、3行目に無しのURLを記載します。

www有りから無しの場合

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(sample\.com)
RewriteRule ^(.*)$ http://www.sample.com/$1 [R=301,L]

反対に2行目の()の部分にwwwなしのURLを記載し、3行目に有りのURLを記載します。

リダイレクトをする場合

URLが変わったページに対して新しいURLに転送をする場合などに使用する記述です。

一時的に転送したいURLと完全に転送したいURLとでは記述内容が変わります。

Redirect permanent /aaa/ http://sample.com/bbb/
Redirect permanent /今までのURL/ 完全に転送したい新しいURL

Redirect temp /aaa/ http://sample.com/bbb/
Redirect temp /今までのURL/ 一時的に転送したい新しいURL

ページ毎ではなくディレクトリごとの転送の場合

Redirect permanent http://sample.com/bbb/
Redirect permanent 完全に転送したい新しいURL

Redirect temp http://sample.com/bbb/
Redirect temp 一時的に転送したい新しいURL

ディレクトリごとの場合は今までのURLを記載しなくてもディレクトリ内のページにアクセスすると転送が起きます。

index.htmlの統一をする場合

ホームページのトップページにindex.htmlなどの記載をする場合としない場合とを選ぶことが出来ます。

こちらもwwwと同じく統一をしておくことでSEO上効果的になります。

RewriteEngine on
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ http://sample.com/$1 [R=301,L]

アクセス制限をする場合

IPアドレスやホスト名でアクセスを制限することが出来ます。

「allow」が許可、「dany」が拒否になります。

order deny,allow
allow from all 
deny from 111.222.111.222

2行目で一度すべてのアクセスを許可して、3行目で特定のアクセスを拒否しています。

order deny,allow
deny from all 
allow from 111.222.111.222

逆に2行目ですべてのアクセスを拒否して、3行目で特定のアクセスを許可しています。

デバイスごとに振り分ける場合。

デバイスごとに振り分ける場合は以下の様な準備が必要になります。

SPのディレクトリが、PCディレクトリの直下に入っている。

http://sample.com パソコン用

http://sample.com/sp/ スマホ用

ページのURLも同一のファイル名にしておきましょう。

http://sample.com/content-1.html パソコン用

http://sample.com/sp/content-1.html スマホ用

RewriteEngine on

RewriteCond %{REQUEST_URI} !/sp/
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} (iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone)
RewriteRule ^(.*)$ sp/$1 [R]
RewriteBase /

RewriteCond %{REQUEST_URI} /sp/
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} !(iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone)
RewriteRule ^sp/(.*)$ $1 [R]
RewriteBase /

一通り解説していきます。

まず上から6行目までの記載

RewriteEngine on

RewriteCond %{REQUEST_URI} !/sp/
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} (iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone)
RewriteRule ^(.*)$ sp/$1 [R]
RewriteBase /

USER_AGENT に含まれるデバイス(iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone) がsp/が含まれていないURLを開いた場合自動的にファイル名を付ける指示が記載されています。

次に7行目から最後までの記載

RewriteCond %{REQUEST_URI} /sp/ 
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} !(iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone) 
RewriteRule ^sp/(.*)$ $1 [R] 
RewriteBase /

先ほどとは逆でsp/が含まれていてUSER_AGENT に含まれていないデバイスの場合sp/ をファイル名から自動的に取り除きます。

ベーシック認証

指定したいディレクトリ下にアクセスした際にIDやPASSを確認するダイアログを表示させることができます。
これらを行う場合「.htaccess」「.htpasswd」の2つが必要になります。

「.htaccess」の記述

<Files ~ “^\.ht”>
deny from all
</Files>
AuthUserFile /*****/ディレクトリ名/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName “Please enter your ID and password”
AuthType Basic require valid-user

  • AuthUserfile ルートディレクトリから.htpasswdへのパスを指定しています。
  • AuthGroupfile /dev/null グループごとでのアクセス制限はしないという指定。
  • require valid-user 入力をしてIDとパスワードが合っていればアクセス権はあるという記述です。

「.htpasswd」の記述

account:password
ID:パスワード

IDとパスワードの間に「:」を入れて記載する。

パスワードは暗号化する必要があります。直接入力してしまうといけませんので、コードを生成しましょう。

まとめ

「.htaccess」は難しそうに見えるかもしれませんが、記述にはそれぞれ意味が必ずあります。

その記述の仕方を理解すれば意外に簡単に制作は可能となります。

一番重要なのはトライアンドエラーのエラーです。エラーをしたときに修正をしてこそ頭に入ってくるものです。

積極的にトライアンドエラーをしていきましょう。

エラーページの種類と活用方法についてはこちら

404エラーなどのエラーページの種類と活用方法

エラーページには多くの種類が存在します。そしてエラーページの多くは「404 NotFound」のリダイレクトが多く使用されています。一部の企業では、この「404 NotFound」のエラーページをカスタマイズし会社のイメージカラーを出している企業も存在します。今回はエラーページの種類と「404 NotFound」ページのカスタマイズアイデアをご紹介していきたいと思います。

404エラーなどのエラーページの種類と活用方法

多くのホームページは、今は存在していないページやサーバーから削除してしまったページなどは「404 NotFound」と表記のあるページへリダイレクトされるようになっています。

実はこのエラーページには多くの種類が存在します。そしてエラーページの多くは「404 NotFound」のリダイレクトが多く使用されています。

一部の企業では、この「404 NotFound」のエラーページをカスタマイズし会社のイメージカラーを出している企業も存在します。

そこで今回はエラーページの種類と「404 NotFound」ページのカスタマイズアイデアをご紹介していきたいと思います。

エラーページに表示される数字の意味

まずはこの404やら503などの意味についてご説明してまいります。

これにはきちんと順番が合りその番号は100番台から存在します。

  • 100番台 情報処理中
  • 200番台 リクエストの処理成功
  • 300番台 リダイレクト

になります。

エラーページと呼ばれるものは、これ以下の400番台と500番台になります。

  • 400番台 クライアントのエラー
  • 500番台 サーバーのエラー

今回メインとなるのが400番台と500番台です。

400番台のクライアントのエラーとは、クライアント(ブラウザ)からのリクエストに問題がありますよという意味です。

500番台のサーバーのエラーとは、ホームページが格納されているサーバー側に何らかのエラーが起こっている時に表示されます。

それでは400番台と500番台の主なエラー内容と原因などについてお話をしてまいります。

400-Bad Request

ブラウザから送信されたリクエストに不正があったときに発生するエラー内容です。

最近のブラウザ(インターネットエクスプローラーやグーグルクロームなど)は拡張機能などがついておりそれらが原因でこのエラーが発生する可能性があります。

キャッシュを削除してみたり他のブラウザから確認する対処方法などが考えられます。

401-Unauthorized

ユーザー認証などがあるページでIDやパスワードを誤ってしまうとこのエラーページに飛んでしまいます。

アクセス権限がない場合もこのエラーページに飛んでしまう事があったり、サーバー自体のエラーでこのページに飛んでしまう場合も考えられます。

403-Forbidden

この場合はアクセス拒否が発生しているエラーページです。

アクセスできない環境下でアクセス制限があるページに飛ぼうとするとこのエラーページが表示されます。

つまりホームページ管理者側がアクセスの制限をかけている場合などにこのアクセス拒否が発生します。

404-Not Found

この場合は指定したページが見つからなかったときに表示されるエラーページです。

リンク切れや誤ってページを消してしまった時などに起こります。

ユーザーも比較的多く404エラーページに飛んでくる事が多いのでサイト運営者は次のページへの誘導をしてあげるように設定をしましょう。

500-Internal Server Error

サーバー内のエラーが発生した際に飛ぶエラーページです。

プログラムや.htaccessの設定などをチェックするようにしましょう。

501-Not Implemented

通常あまり見受けられないエラーです。これはブラウザからのリクエストを実行する機能をサポートしていない状態に表示されます。

通常のサーバーはそんなことはないので安心してください。

502-Bad Gateway

こちらはゲートウェイやプロキシにエラーが発生している状態に表示されるエラーページです。

ゲートウェイはルーターなどを指し、プロキシはサーバーとインターネットをつなぐシステムを指します。

特定のサイトのみが閲覧できないのであれば原因はプロキシにあると考えられます。

503-Service Unavailable

サーバーのスペック以上のアクセスがあった場合負荷に耐え切れずサーバーが白旗を上げた状態を指します。

サイト管理者はサーバーの転送量を上げるなどの処置を講じることで対処が可能です。

ブランディングにつながるエラーページに

ユーザーが間違えたURLを入力してしまったり、過去に合ったURLをブックマークしアクセスすると「404 NotFound」のページにリダイレクトされます。

この「404 NotFound」のページには、ホームページに何らかの情報を探しに来たユーザーがアクセスしていると推理できます。

本来であれば表示されるべきページではないのですが、表示されてしまった場合でも無機質な「404 NotFound」のみが書かれたページよりもサイト内検索が付いていたり、主要ページのリンクが用意されていたりなど親切で自社のイメージに近いデザインに変更することをおすすめしています。

企業のイメージに合った404エラーページをいくつかご紹介してまいります。

BASE(ベイス)の場合

無料ネットショップサービスを行っているBASE(ベイス)の場合、ベイスのロゴのテイストの雰囲気を出しながら、以下の様なポイントをおさえています。

  • ページが存在していないという事
  • ネットショップが簡単に作れるという事
  • SNSのシェアボタン
  • 主要ページのリンク

LEGO(レゴ)の場合

おもちゃメーカーのレゴの場合、レゴのキャラクターが出迎えてくれます。

表示できない理由を明記しながらもレゴのイメージを崩さない仕様になっています。

コカ・コーラの場合

飲料メーカーのコカ・コーラの場合、404の0を缶に見立てたユニークなデザインになっています。

ミスタードーナツの場合

ドーナツ販売のミスタードーナツの場合、ミスタードーナツのマスコットキャラクター。ポンデラインオンがエラーをお知らせしてくれます。

株式会社サクラクレパスの場合

文具メーカーの株式会社サクラクレパスの場合、404のお知らせと共に自社の消しゴムの紹介もしています。「良く消えると評判の消しゴムが消してしまったのかも」と遊び心のある表記の仕方をしています。

まとめ

エラーページは本来表示されるべきページではありませんが、ちょっとした工夫とひと手間でユーザーの記憶に残りやすいホームページへと変化します。

イメージを伝えたい想いやユーザーを飽きさせないちょっとした遊び心がなせる業だと思います。

404ページだけでブランディングイメージを創り出すことはできませんが、小さな積み重ねこそがブランディング成功へのカギを握っていると考えることができるでしょう。

エラーページを指定する方法はこちら

htaccessでできるホームページの機能と方法

エラーページをリダイレクトする時やホームページの表示をパソコンとスマートフォンなどデバイスごとに振り分けたい場合などで必要なhtaccess。
htaccessは記述によって様々な指定をする事が可能です。当記事ではhtaccessの意味や使い方について実際の記述を例に解説をしてまいります。

新たな消費行動「ZMOT」ってなに?

インターネットが普及し、スマートフォンの登場など私たちの生活はより便利に進化を続けています。

便利になり生活の変化と共に消費行動も変化をしています。

その新たな消費行動がZMOTです。

これからのブランディングやマーケティングでは必ずおさえておきたいポイントですのでご紹介をしていきます。

消費行動には規則性がある。

突然”消費行動”と言われ「?」となっている人の為にも従来の消費行動と時代の変化に合わせてZMOTを紹介していきます。

元々購買モデルとしてFMOT(エフモット)という考え方がありました。

「消費者が何らかの刺激を受けて、お店に行き商品を購入し、使用をする。」

これが今までの購買モデルとして考えられています。

ここでいう刺激は以下のようなものとなります。

  • TV
  • ラジオ
  • 広告
  • チラシ
  • 口コミ・評判

FMOTでは刺激を受けて購入する為に店頭へ行き購入する瞬間が重要と考えられていました。

インターネットの台頭で変わる現代

1996年に日本で初めてのポータルサイト「Yahoo! JAPAN」が誕生した頃のインターネット普及率はわずか3.3%

それから17年後の2013年には82.8%までインターネットは普及しています。

画像出典:ガベージニュース

めまぐるしいほどの技術進化で今ではインターネットはなくてはならないものとなりました。

テレビやラジオなどの従来の刺激とインターネットの最大の相違点は能動的な面を含んでいることにあります。

見たいテレビや聞きたいラジオは時間を合わせなければなりませんでしたが、インターネットはいつでもどこでも調べたり見ることができます

ネットショップは右肩上がり

インターネットのチカラはこれだけにとどまりません。

今や爆発的な伸び率を見せるネットショップ(ECサイト)の利用率は日本全体の72.2%。

約7割の人がネットで買い物をしている計算になります。

さらにはEC市場規模は2010年にはは約7.7兆円だったのが2015年には15.1兆円にまで広がっています。

未だ伸びしろがあるEC市場は今後の動向を注目しておきたい市場の一つと言えます。

 

新たな購買モデル「ZMOT」

今まで受動的な情報がメインだしたがインターネットの普及で能動的に情報を獲得できるようになりました。

そんな中登場したのがZMOT(ジーモット)です。

Zero Moment of Truthの頭文字を取った言葉で、従来あったFMOTの刺激と購買の間に情報収集が加わったと提唱する購買モデルです。

消費者は商品を購入する前にインターネットでまずは使用状況やレビューを確認するようになりました。

広告ではない使用・利用した生の声を手に入れることができるようになりました。

信ぴょう性が高い情報を求めている

情報収集がより手軽に出来るようになったので消費者はより信ぴょう性が高い情報を求めるようになりました。

インターネット上には嘘か本当か分からない情報から信ぴょう性が非常に高い質の良い情報まで様々あります。

消費者はその信ぴょう性が高い情報の見極めが、企業・店舗側は消費者の購買不安や思考を先回りした提案や情報が必要となります。

 

ZMOTによる深層心理

ZMOTによる購買モデルの登場で考えられる消費者の心理は以下の事が考えられます。

  • 失敗・無駄遣いをしたくない
  • 時間をかけたくない
  • 納得して買う理由が欲しい
  • 第三者の推奨が欲しい
  • 満足したい

店舗側ができる事

この様な消費者の心理の中で店舗側はどんな施策を取るべきでしょうか

  • レビューページの充実
  • 必要な情報を求めたコンテンツ
  • 使い方をレクチャーしたテキスト・動画コンテンツ
  • 使用後の生活の提案
  • サイト内のユーザビリティの向上

この他にもさまざまありますが一例を取り上げてみました。

この様な店舗側の配慮がレビューや評価となり次の情報へとつながっていきます。

共有・共感が次の顧客を生む

レビューや評価、SNSでの交流などが次の顧客を創るきかっけとなります。

店舗側と消費者が歩み寄り、よりよくしていく働きが必要となります。

その様な働きをする為にはブランディングがおすすめです。

顧客との絆を強くし新たな口コミ・評判を作る。ブランディング活動を通じて新たな共有や共感を生み出していきましょう。

参考記事「魅力を最大限引き出すために必要なブランディングとは?

まとめ

  • インターネットは今やなくてはならないものとなった
  • 購買が起こる前に消費者はインターネットで情報収集をしている
  • 情報に対して店舗側はネット上の情報をや使い勝手を充実させていこう
  • SNSなどを活用した共有・共感が次の顧客を生む
  • ZMOTのプロセスを充実させるにはコンテンツマーケティングがおすすめ
    参考記事「制作中…」
  • 購買プロセスをより詳しくしたものが行動プロセス
    参考記事「消費者の心をつかむ!行動心理プロセスってなに?

顧客を優良顧客へ育成する!集客しながら輪を広げる設計

自社を利用してくれている顧客をすべて「顧客」とひとくくりにしてしまうと微小な変化などに対応できません。

また見込み客や離脱してしまった顧客をまた利用してもらえるようにするのもブランディングの役割の一つです。

顧客のステージ毎の特性とブランド価値のピークを深く理解をしブランディングを進めなければなりません。
今回はステージごとの顧客の区分けと潜在客、離脱客を優良顧客へと引き上げる方法、ブランド価値のピークについて解説をしてまいります。

顧客ステージについて

顧客は関心や状態に合わせて7つに分類することができます。

ブランディングに必要なブランドパートナーはある日突然現れません

企業・店舗と顧客が一体となってステージアップしていくイメージとなります。

次期顧客

自社ブランドが属している商品・サービスのカテゴリーとの接点はありません。

現在のライフスタイルに必要性がないため、その必要性を説きライフスタイルの変化を促す必要がある。

潜在顧客

必要性を感じておりきっかけがあれば、利用検討へとなる段階の顧客。

自社ブランドには気づいていないor意識していない状態。

検討顧客

自社ブランドの評判や口コミを知っており、自社ブランドを選択するか否かを検討している段階の顧客。

ブランディング施策の一環での一押しで現在顧客となる可能性を持つ。

現在顧客

自社ブランドの価値を理解し体感できている状態の顧客。

用途や展開なども理解しているので自社商品そのものの価値全てを享受できている状態

回遊顧客

自社ブランドの利用経験も踏まえて、同ブランドの商品・サービスカテゴリー内の
別ブランドを選択肢に入れている状態。

離脱顧客

商品・サービスカテゴリーへの必要性はあるが、
自社ブランドへの利用はなくなりつつあり、意識も向きづらくなっている

卒業顧客

ライフスタイルの変化などにより、商品・サービスカテゴリー自体への利用がない状態。

あるラーメン店で例えると

ここで上記7つの顧客区分の状態をラーメン店で例えます。

・次期顧客
普段ラーメンはあまり食べていない。食べたことがないわけではないが外食は洋食系が多い。

・潜在顧客
会社の同僚がみんなラーメンにはまり出した、美味しいというのでそのお店へ足を運んでみたいと考えている。

・検討顧客
どうやら自分の好みは煮干し系のラーメンである。近辺でおすすめのお店をピックアップしている。

・現在顧客
自分にぴったりのお店を見つけた。味も立地も良い。接客態度も良くイベントには欠かさず参加している。

・回遊顧客
お気に入りの店舗も見つけたが、他店のラーメンも食べてみたい。

・離脱顧客
今まで通っていたラーメン屋も飽きてた。煮干ではなくほかのラーメンはどうか。

・卒業顧客
最近はラーメンはめっきり食べなくなった。健康志向になりあまりカロリーの高い食べ物も控えている。

 

各顧客ステージの状態は、この状態に限るわけではありませんが、このような心理状態に近いと言えます。

ブランディングとマーケティング

ブランディングとマーケティングはそれぞれ対象とする顧客の範囲が異なります。

下図は、ブランディングとマーケティングの領域の違いを先ほどご紹介した7つに区分した顧客を対象に表しています。

マーケティングは、現在・検討・回遊顧客と意識が顕在化している顧客を対象に行う施策です。

一方ブランディングはより広範にである潜在・離脱・次期・卒業顧客まで全てを対象とします。

ブランディングは関心がない状態の消費者に対しても働きかけを行うので、より広範囲であり時間がかかる施策と言えます。

 

ブランディングは広範囲の集客を行い、マーケティングはより詳細な顕在化している顧客を獲得する際に活用します。

図のようにブランディングとマーケティング双方の施策をしてこそ効果的と言えるでしょう。

顧客の状態からブランディングを考えよう

ブランディング活動は顧客の状態(顧客ステージ)によって大きく3つに分けることができます。

  • ブランド価値ピークを創る
  • ブランド価値で絆を深める
  • ブランド価値で評判を促す

これら3つの活動を行う事でブランド全体の価値が上昇します。

ブランド価値ピークを創る

ブランド価値のピークを創る事で、どのステージの顧客層に影響を与えるのか。

それは「現在顧客」にあたります。

現在顧客は、そのブランド価値を深く理解し、体感も出来ています。

その状態の顧客に対し、商品提供価値をよりわかりやすく伝え、さらにはその機能性能の用途、活用方法を詳しく分かりやすく伝えることができれば、その価値ピークの期間は長くなります

ピークが長くなるという事は、自社の利用回数・期間も伸び、評判や絆にも影響をしてきます。

ブランド価値で絆を深める

顧客はいつまでも現在顧客でいるわけではありません。

他社を利用してみたくなったり、ライフサイクルが変化すれば利用をしなくなってしまう可能性もあります。

例えば独身時代よく利用していた、バーがあっても結婚をしてしまうと足が遠のいてしまうなんてことはよくあります。

 

そこでイベントの開催や顧客同士のつながりを促す活動や定期的な集会や勉強会など中身は業種によって様々ですが、様々な試みで回遊顧客や離脱顧客を引き戻し絆を深めていく必要があります。

卒業顧客との絆

卒業顧客は、状況により引き戻すよりも評判へ繋げる方が得策な場合があります。

例えばランドセルの場合、おじいちゃんやおばあちゃんが孫へ購入してあげる場合、購入時期を過ぎてしまえば購入する機会は訪れません。

しかし購入時の原体験が良い場合次に購入を予定する人へ評判として繋げることができます。

様々な顧客の状況やシーンを考えて引き戻すべきか、評判へ繋げてもらうべきか考えて設計するようにしましょう。

ブランド価値で評判を促す

企業・店舗は顧客からの口コミや評判をコントロールすることはできません。

あくまでも口コミや評判を促す事しかできません。

しかしこの評判・口コミもブランディングの施策により顧客が口コミしやすく評判にしやすい環境づくりが可能です。

 

例えばお店のこだわりや商品開発エピソードなど、顧客が誰かに自社を進める際におすすめできるポイントやお話がある事でより周りに勧めやすくなります。

高額商材を扱っているならば、体験会やイベントなどで関わりを増やしたり来店機会を増やす事も重要です。

ブランディング施策は顧客と共に創り出す。

ブランディングは顧客と共に創り出していくものです。

価値ピークの創造や絆・評判の施策も顧客の反応や顧客からの提案も反映すべきでしょう。

企業・店舗サイドだけの発想にとらわれず、顧客との交流や関わりにより、より一層の効果が見込める施策を創り出す環境を整えましょう

ブランド価値の最大化

ブランディング施策により価値のピークを創り出し、ブランド価値自体を最大化するという事は具体的にどのような事でしょうか。

顧客は、商品・サービスに対してお金を支払います。言わば提供価値に納得してもらい、その対価を支払い商品・サービスを享受するわけです。

金額よりもその価値が上回る事で顧客の満足度は上がります。

たとえ安くても粗悪な物であれば満足度は上がりません。

 

そして満足度が上がる事で継続した利用を促せるメリットを持ちます。

さらに満足度が高い商品・サービスは口コミ・評判も広がりやすいものです。

自分が利用し満足しているものは自信を持って他者へ勧められるものです。

ブランド価値創造の注意点

ブランド価値を最大化する時には注意点が必要です。

それはブランディング初期に設定した、ブランドパートナー・ブランドストーリー・ポジショニングの3つの整合性です。

 

ブランドパートナーにとって価値があるものであり、ストーリー・ポジションから逸脱しない価値創造が必要というわけです。

なんでもかんでも機能を追加すればよい、価格を出来るだけ抑えればよいそういうわけではありませんので注意が必要です。

また時間の経過とともにブランド立ち上げ初期とは異なる、顧客と想像した価値というものもあります。

これらも尊重し、ぶれないブランド作りを心掛けたいものです。

変わらないために変わり続ける

顧客ステージの例で挙げたラーメン屋の場合、開店当初から同じ味のラーメンを提供し続けると現在顧客からの離脱は進んでしまいます。

人は飽きる性質を持ち、新しいものに関心を持つ側面があります。そんな側面を持ちながら変わらないものへの愛着というものもあります。

とても難しい課題です。

これらに対し正面から向き合い、初めて食べた感動(体験)を変わらず提供するために変わり続ける必要があります。

 

口コミ・評判は広がれば広がるほど期待値は上がるものです。

その期待を超えるものを提供する企業努力が必要となります。

積み重ねて力を発揮させる

ブランディングは積み重ねて力を発揮させる施策です。

ですので、小さな事を沢山積み重ね、それら一つ一つを集結させブランド化を進める必要があります。

はじめは効果がなかったものでも積み重ねる事でより大きな力となりうるものだと言えます。

せっかく積み重ねた小さな価値たちを一つに集約させひとつの大きなブランドへと昇華させるには、ブランディングの設計が重要となります。

思い付きや行き当たりばったりにせずきちんとした設計の元PDCAサイクルを回していく必要があります。

まとめ

今回のコンテンツのまとめは以下になります。

  • 顧客は大きく7つに区分できる。
  • 次期・潜在・検討顧客は評判設計で現在顧客へ
  • 回遊・離脱・卒業顧客は絆設計で現在顧客へ
  • 変わらないために変わり続ける施策で価値の最大化を
  • 価値ピークを伸ばして少しでも長く現在顧客で居てもらおう
  • ブランドはお客様と共に創り上げていこう
  • ブランド価値は小さな価値創造の積み重ねで一つの大きな価値となる。
  • ブランディングは時間のかかるものである。少しづつ積み重ねていこう

いかがでしたでしょうか。

是非あわせて「顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法」もご覧ください。

顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法

ブランディングに関わらずビジネスをする上で欠かせないのがお客様との関わり方が大切です。

お客様といい関係が持てなければ新たなお客様は入ってきません。

また新たなお客様が何かの拍子に利用したとしてもいい関係を持てなければリピートにもつながりません。

ビジネスをする上で至上命題と言えます。

ブランディングにも絆と評判を設計し戦略として準備する施策があります。

今回は絆と評判の概念と設計方法について解説をしていきたいと思います。

自社をとりまく顧客との関係

ビジネスをする上で重要になる、顧客との関係は出来る限り良い関係であることが求められます。

ブランディングにおいてもブランド化を成功に導くためには顧客との関係性が大切です。

顧客との関係がよくなることで大きく分けて2つのメリットがあります。

  • 口コミなどの評判の向上による新規顧客獲得コスト削減
  • 関係性向上によりが生まれ、長期にわたり自社ブランドを愛用

上記2つが顧客との関係性を上げるメリットです。

いい商品やサービスを提供しその上で顧客との関係性を高める事で、より多くの人達へ拡散されていきます。

顧客の区分

いきなりブランドパートナーとなりうる顧客は登場しません。

そこに至るまでには以下の様な経過をたどり優良顧客へと成長していきます。

次期顧客

現在のライフスタイルでは商品・サービスカテゴリー接点はなく必要性を説く必要がある、関心も意識も向いていない状態

潜在顧客

商品・サービスカテゴリーの必要性があり、きっかけがあれば利用をする状態、カテゴリーに関心はあるもののこちらには意識が向いていない。

検討顧客

自社ブランドの利用を検討しており、意識も部分的にではあるが向いている状態。

現在顧客

自社ブランドを利用しており、意識が強く向いている状態。

回遊顧客

自社ブランドの利用をづまえてたブランドも並行して利用している状態。意識は部分的に向いている。

離脱顧客

商品・サービスカテゴリーの必要性はあるものの自社ブランドの利用はなくなりつつある状態。意識はこちらに向いていない

卒業顧客

商品・サービスカテゴリーとの接点がないライフスタイルに変化、自社ブランドへの利用も終了している。関心も意識も向いていない状態。

絆と評判

ブランディングにおける絆と評判の定義は以下のようなものになります。

絆とは

無名の状態からブランドはスタートします。

それが徐々に認知されていきブランディングにより多くの顧客の支持を得る事になります。

 

絆が深まる事により顧客生涯価値(LTV)が向上していきます。

顧客生涯価値は一人の顧客が生涯にわたりブランドを購入し続けることにより得られる価値を指します。

生涯というと計測できないので、1~3年の区切りを持って計測をします。

顧客生涯価値は、

頻度×利益率×単価=顧客生涯価値

の算出方法で計算していきます。

評判とは

ブランディングにおける評判は顧客が商品やサービスを体験することによる評価となり、それが評判となり新規顧客流入へ繋がる仕組みの事を指します。

評判が上がる事により新規顧客獲得コスト(CPA)の削減ができます。

コストの削減は利益の向上へとつながります。

通常新規顧客を獲得するのには集客手段として広告や営業などのコストをかけて集客をしますが、評判が上がる事でコストをかけずに新規顧客を獲得することが可能となります。

企業側でできる事

「絆」も「評判」どちらも企業側でコントロールすることはできません。

顧客がどう感じどう思うのかは顧客次第と言えます。

その感じ方や思いを絆や評判へ促す活動がブランディングです。

絆と評判の設計方法

それでは絆と評判を促すためにどの様な考え方や活動が必要なのか解説をしていきます。

価値の最大化

長く愛用しよう、使ってみようかなと顧客に思ってもらうためには何が必要でしょうか。

ブランディングが重視しているのが原体験の価値を最大化させることです。

初めて利用した商品やサービスが思っていた(聞いていた)よりも良いものの場合ブランド価値はより大きくなります。

原体験がより良いものになる事で、周りにもお勧めしたくなりますし、長く愛用したいと考えます。

売り込まず顧客ベースで考える

それでは原体験が向上するにはどうすればよいのでしょうか。

ブランディングをしているブランドは、顧客にどんな満足度を提供できるでしょうか。

 

例えばラーメン屋とフランス料理店で考えてみましょう。

料理の味、品質はもちろんのこと、ラーメン屋の場合、提供までの早さやサイドメニューの有無などを重視するでしょう。

しかしフランス料理店の場合、提供までの早さは重要ではありません。

お店の雰囲気や食事中にする会話を楽しむ時間、など求めているものが異なります。

極端な2つの例を挙げましたが、ブランディングとは、ブランドをはじめて体験する際に自社の良さやコンセプトに沿った価値の最大化ができるかが大切です。

 

わざわざ顧客へ売り込む必要はありません。

顧客が何を求めているのか、さらには自社のブランドは何を提供すべきなのかこの二つを一致させなければ価値の最大化は成立しません。

絆の設計方法

絆の設計とは顧客生涯価値を向上させるために行います。

つまり利用顧客が継続して利用してもらうように対策を行う活動を指します。

基本的に回遊・離脱・卒業顧客を現在顧客へと引き戻す事を促す活動です。

取り扱っている商品やサービスによって絆強化の方法が異なります。

ブランドの絆の役割は以下の様なものになります。

図出典:「ブランディングの基本」より

利用頻度が高いものの絆強化

このカテゴリに入る商品群は高級時計や高級輸入自動車など関心度も高くなおかつ利用頻度が高い商品群を指します。

四方向の内「有利な状況を支える絆」に該当します。

この場合は顧客同士をつなげる活動が有効的です。

ブランドでの特別会員サロンやコミュニティなどを設置し顧客同士をつなげてブランド意識を高めていく活動が有効的でしょう。

利用頻度は高いが関心度が低いものの絆強化

このカテゴリに入る商品群は日用品や生活家電など生活にはなくてはならないものだが、関心度が高くないものを指します。

四方向の内「関心度の低さをカバーする絆」に該当します。

この場合は、意識の強さを喚起させブランドと顧客の絆を強くする活動が有効的です。

関心不足を解消したいので、ユニークで誰もが参加できるコミュニティサイトなどの運営が良いでしょう。

鮮度を重視した冷蔵庫の場合、鮮度がテーマの料理写真を投稿してもらうなどの活動が有効的でしょう。

利用頻度が低いが関心度が高いもの

このカテゴリに入る商品群は保険サービスや旅館ホテルなどの一度契約・利用をしたら利用の間隔が長い商品群を指します。

四方向の内「間隔の長さをカバーする絆」に該当します。

この場合は、意識が向く頻度を上げ、絆を短くする活動が有効的です。

自動車保険の場合、事故が起こった際のトラブルQ&Aや自動車メンテナンスなどの情報を記載したポータルサイトの運営や旅館やホテルの場合はSNS等の活用で季節ごとのメニューの紹介や紅葉などのロケーションやイベントを投稿するなどが考えられます。

利用頻度が低く、関心度も低いもの

このカテゴリに入る商品群は季節商品やファストファッションなどが該当します。

四方向の内一番絆を作りにくい「不利な状況をくつがえす絆」に該当します。

このカテゴリは別な視点で絆を補強する活動が有効的です。

現在顧客へ回帰するきっかけを提供しなければなりません。

商品提供価値以外の別な活動での絆強化をしなければなりません。

商品開発を顧客と行ったり、別分野のプロフェッショナルと共同開発を行うなどが考えられます。

評判の設計方法

評判とは口コミの事です。

口コミを企業側がコントロールすることは不可能です。

しかし口コミが起きる確率を高めることは可能です。

評判の設計を行う事により、いまだ自社ブランドを利用していない、次期・潜在・検討顧客を現在顧客へ促す活動を指します。

いかに自社ブランドに意識が向けられ納得した上で利用をしてもらえるかが重要となります。

評判の設計はマーケティングと組み合わせて活動を行うようにしましょう。

SNSでの評判設計

フェイスブックやツイッターなどのSNSでの自社ブランドの拡散は、その顧客回り人達への評判につながります。

利用顧客にSNSでいかに発信してもらえるかが重要です。

写真映えするシーンやSNSへの投稿型イベントなどを開催し、投稿を促すなどの試作が良いでしょう。

レビューサイトの評判設計

ショッピングサイトなどにみられるレビューは、ネットショッピングなどでは非常に重要なポイントとなります。

商品提供価値そのものの優劣によってレビューは左右されますが、そのレビューに対しての対応も重要になっていきます。

顧客の声を反映し、改善してくれる姿勢は評判となりやすいでしょう。

またレビューを促すことも重要です。

「レビューを書いたら送料無料」などのイベントキャンペーンもおすすめします。

自社コンテンツの評判設計

ブログやホームページなどでカテゴリーに親和性のあるコンテンツを掲載する事も有効的です。

建築会社が住宅に関する豆知識などを紹介したり、不動産会社が賃貸に関する知識を紹介するなど親和性の高いコンテンツを提供することで信頼性や安心感を評判に変えることができます。

種を蒔いて芽が出るのを待つ

絆や評判の設計は全て芽が出て上手くいくとは限りませんが種を蒔き続けるという事を諦めてはいけません。

自社ブランドに沿った絆・評判設計が重要となります。

まとめ

  • 絆設計は利用継続を促す活動
  • 評判設計は新規顧客を集客する為の活動
  • 商品やサービスによって設計方法は異なる
  • なぜ離脱するのか、利用したくなるのかを考えて施策を行う。
  • 顧客の関心度に合わせた設計を心がけよう。
  • ネットなどを掛け合わせた集客をしよう。

売上アップと社会貢献のための魅せる経営理念とは

皆さんの会社には経営理念はありますでしょうか?

中小企業の方にお会いするとたまに「そういうのは大きな企業がやるもんだから特にないよ(必要ないよ)」と仰る方がいます。

私たちはそういった中小企業の方達に特に作りこんで頂きたいと考えています。
今回は経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)の必要性と使い方について解説をしてまいります。
経営理念は自社の価値をより上げたいと考えている社長さんやブランディングを行う際にも必要となりますので是非ご一読ください。

良い会社にするために

会社を経営されている方はもちろん、そこで働く人たちは、会社がより良くなれば働きやすく成果も出しやすくなるはずです。

成果が出れば給与が上がったり、新たな事業を始めたり、色々と選択肢が増えていきます。

それでは会社を良くするとは一体どういうことなのでしょうか。

売り上げを上げ続けなければならない。

会社の存在意義から考えてみましょう。

会社は、「世の中に貢献する事と利益を出し続ける事」の二つを大きな理由として存在しています。

どちらか一つだけでは上手くいきません。

この二つの車輪を上手に回すことで会社を走らせ続けることができると言えます。

組織で行う意味

会社は組織です。大小限らず多数の人で構成されています。一人では再現できない事を多くの人が協力しあい大きな目標へと向かっていくものです。

多くの人をまとめ上げ世の中に貢献しながら利益を出し続けるにはどうすればよいのでしょうか。

社員と社長は目指す先が違う

とはいっても社員と社長では見えるものは異なります。

役割があるからこそ、会社という組織が成立するものですがもどかしくなってしまったり、不満を抱いてしまったりしがちなデメリットもあります。

ゴールと過程を引いておく

会社組織が小さければ小さいほど、団結して仕事をしなければなりません。

会社としての存在意義「世の中に貢献する事と利益を出し続ける事」を達成させるためには何が必要か、どんな人が入ってきても実践できる過程とゴールを用意する必要があります。

 

経営理念が会社を創る。

「売上を伸ばせ!」「顧客を増やせ!」とはいっても、やみくもに言われたところで本質を理解していないと中々行動に移すのは難しいと言えます。

お金は確かに大切ではありますが、お金はあくまでも手段です。

お金をたくさん集める(売上を上げる)事で会社は何を実現したいのか、何に向かって自分たちは毎日働いているのかここがすっきりしないと前に進みにくいでしょう。

そこで提唱したいのが経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)です。

会社に居る全員が同じ目標を持ち、その目標実現のために団結して前進する。

ミッション・ビジョン・バリューとは

それではミッション・ビジョン・バリューの意味について解説いたします。

ミッションとは

主に経営方針や経営戦略、会社が果たすべき使命などを指します。

ビジョンとは

会社が目指すべきあるべき姿などを指します。

バリューとは

共有すべき価値観、行動規範や行動指針を指します。

考え方としては、社員全員がビジョンを達成するために、バリューを基本軸に業務を行い、ビジョンの達成を通してミッションを果たしていく。

例えるならば目的地と道のりと向かう手段です。

 

3つのバランスが重要

ミッション・ビジョン・バリューは基本的に意味が繋がっていなければなりません。

例えばビジョンを達成させるための行動規範とはどういうことなのか、ビジョンを達成させるためにはどんな経営方針を掲げるべきなのか。などそれぞれが支え合ってバランスが取れた経営理念が必要となります。

経営理念がない状態

上記の例で考えてみると経営理念がない状態は、目的地も向かう手段も決まっておらず、社員それぞれが別々の手段(バリュー)であいまいな目的地(ビジョン)へと向かっていくようなものです。

これでは会社全体で到達すべきところなのに、バラバラでは上手く前へは進めません。

共通認識としての役割

経営理念は、外部の人が見ても内部の人が見ても共通認識として理解をしてもらう事が必要です。

これこそが企業としてのブランディングへとつながっていきます。

また経営理念を掲げることで、日常業務の判断基準にも役立ちます。

○○社の経営理念は○○だから、こんな提案をしてみようなど、取引先からの新たな提案もあるかもしれません。

なんにせよ目標や目指す先をより多くの人に知ってもらえるのはとても良い事です。

具体的でワクワクするものに

経営理念は、理想を語るだけではいけません。

さらに日常業務の判断基準としても活用できるよう具体的なものに落とし込まなければなりません。

そしてなによりわくわくできるものを作りましょう。

売上の数字だけではない、働く・人の役に立つという本質に立ち返り自社では何ができるのか、そしてどんな貢献ができるのかについて考えてみましょう。

自社をより深く知るために

自社の事をより深く知るためには、分析系のツールを活用することで、より深く自社を把握することができます。

SWOT分析、PEST分析、3C分析それぞれの分析をおこなう事で自社の事や環境がより深く理解でき、企業理念づくりの参考になります。

下記は私たちが書いた各分析の使い方を紹介した記事です。

【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析

【テンプレート付】世の中の変化を自社の変化にPEST分析

【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析

まとめ

会社とは世の中に貢献し利益を出し続けなければならない。

この二つの車輪を回すためには、そこで働く人たちが団結して推し進められる土台(経営理念)が必要となる。

経営理念はミッション・ビジョン・バリューの3つを設定し、これら3つをバランスよく具体的に掲げるようにしよう。

さらに経営理念はわくわくできるものにし、魅力的でなければなりません。

この魅力こそが、ブランド化へとつながり、ブランディング活動や社内の方向性を拡充させ価値の高い会社へと導いてくれます