この記事の目次
「何社か問い合わせをして、これから初回打ち合わせを控えているが、一体何を基準に業者の良し悪しを判断すればいいのだろうか?」
ホームページ制作を検討される際、最初の打ち合わせは非常に重要です。しかし、多くの経営者様が「Webの専門知識がないため、相手のペースに乗せられてしまいそう」「表面的な提案だけで丸め込まれないか不安」といった悩みを抱えています。
実は、優良な制作会社かそうでないかの見極め方は、相手の「ヒアリング(質問)の質」にすべて表れます。
この記事では、初回打ち合わせで業者の本質を見抜くためのポイントと、事前の準備、そして経営者様が自ら業者を「面接」するつもりで投げかけるべき「5つの逆質問リスト」を分かりやすく解説します。
最後までお読みいただければ、打ち合わせの主導権を握り、貴社の事業を本当に成長させてくれる「最高のパートナー」を迷わず選べるようになります。
初回打ち合わせで「良い制作会社」を見極める方法とは?
打ち合わせがスタートして最初の10分〜15分。相手の担当者が「何を聞いてくるか」に全神経を集中させてみてください。ここに決定的な違いが現れます。
「どんな色やデザインがお好みですか?」と聞く会社には要注意
「他社で参考にしたいサイトはありますか?」
「コーポレートカラーの青を基調とした、かっこいいデザインにしましょうか?」
いきなりこのような「見た目(デザイン)」の話から入る制作会社は、要注意です。
彼らは、言われた通りに綺麗な箱を作る「作業の代行業者」に過ぎません。ターゲットが誰なのか、ビジネスの強みは何かという「中身」を理解せずに進めるため、完成しても誰にも刺さらない「ハリボテ」のホームページになってしまいます。
良い制作会社は「経営課題(売上・採用)」から深掘りする
一方、本当に良い制作会社は、初回からデザインの話はほとんどしません。
「現在、新規の問い合わせは月に何件ほどですか?」「採用において、競合他社に負けてしまう理由はどこにあるとお考えですか?」と、まるで経営コンサルタントのように、貴社の「ビジネスの現状と課題」を深くヒアリングしてきます。
ホームページは、あくまで経営課題を解決するための「手段」です。「なぜ作るのか」「誰に何を届けたいのか」という根本的な目的(売上アップ、採用強化など)から伴走してくれるスタンスを持っているかどうかが、見極めの第一歩となります。
ホームページ制作の打ち合わせ前にやっておくべき「準備」
初回打ち合わせを実りあるものにするため、事前に少しだけ準備をしておきましょう。
完璧な資料は不要。自社の「現在地」と「ゴール」を整理する
「提案依頼書(RFP)」のような専門的で完璧な資料を作る必要はありません。経営者様ご自身の言葉で、以下の3つを箇条書きで整理しておくだけで十分です。
- 現在地(今の悩み):「今のサイトは古くてスマホで見にくい」「問い合わせが全く来ない」
- ゴール(どうなりたいか):「月に5件の質の高い商談が欲しい」「年間で3名の優秀な人材を採用したい」
- 自社の強み:「他社より少し高いが、アフターフォローには絶対の自信がある」
これらを伝えるだけで、良い制作会社であれば、そのギャップを埋めるための「Web戦略」を論理的に組み立ててくれます。
【面接官は経営者様】業者の本質を見抜く「5つの逆質問リスト」
打ち合わせの後半では、経営者様が「面接官」となって、制作会社に以下の5つの逆質問を投げかけてみてください。相手の「誠実さ」や「実力」が丸裸になります。
「事前に拝見したところ、競合のA社は〇〇を強みにしていますが、御社は××の点で勝負できると考えています」
「過去に〇〇というコミュニケーション不足でご迷惑をおかけしたことがあり、それ以来、体制を××のように改善しました」
「すべて上手くいっています」
「月に1回アクセス解析のレポートをお出しし、どこを改善すべきか一緒に定期ミーティングを行います」
制作中、当社が負担する作業(原稿など)はどれくらいですか?
「当社でプロのライターとカメラマンが取材にお伺いし、御社の魅力を引き出して原稿を作成します。ご確認だけお願いいたします」
「文章と写真はすべて御社で用意して送ってください」
ズバリ、なぜ当社は御社にお願いするべきなのでしょうか?
「御社の『採用課題』を解決するための戦略設計と、公開後の伴走サポートに一番自信があるからです」
質問1. 「当社の業界や競合について、どう分析されていますか?」
- 悪い回答:「これから調べます」「御社の業界はよく分かりません」
- 良い回答:「事前に拝見したところ、競合のA社は〇〇を強みにしていますが、御社は××の点で勝負できると考えています」
事前の準備不足や、貴社のビジネスに興味を持っていない会社は、ここで言葉に詰まります。
質問2. 「過去の失敗談と、それをどう乗り越えたかを教えてください」
- 悪い回答:「失敗したことはありません」「すべて上手くいっています」
- 良い回答:「過去に〇〇というコミュニケーション不足でご迷惑をおかけしたことがあり、それ以来、体制を××のように改善しました」
「絶対」や「100%」を謳う業者は信用できません。失敗から学び、業務改善を繰り返している誠実な姿勢があるかを見極めます。
質問3. 「公開後の保守・サポート体制は具体的にどうなっていますか?」
- 悪い回答:「作って終わりなので、あとは御社でお願いします」
- 良い回答:「月に1回アクセス解析のレポートをお出しし、どこを改善すべきか一緒に定期ミーティングを行います」
ホームページは「建てて終わり」ではありません。公開後も放置せず、一緒に育てていく体制があるかを確認します。
質問4. 「制作中、当社が負担する作業(原稿など)はどれくらいですか?」
- 悪い回答:「文章と写真はすべて御社で用意して送ってください」
- 良い回答:「当社でプロのライターとカメラマンが取材にお伺いし、御社の魅力を引き出して原稿を作成します。ご確認だけお願いいたします」
「丸投げ」にしてくる業者を選ぶと、後で経営者様ご自身が膨大な作業に追われ、プロジェクトが頓挫する原因になります。
質問5. 「ズバリ、なぜ当社は御社にお願いするべきなのでしょうか?」
最後に、その会社の「強み(得意領域)」を直球で聞いてみてください。
「デザインが綺麗だから」「安いから」ではなく、「御社の『採用課題』を解決するための戦略設計と、公開後の伴走サポートに一番自信があるからです」と、貴社のメリットに直結する答えが返ってくれば、その会社は信頼できるパートナーの候補となります。
ホームページは「24時間働く営業マン」。伴走してくれるパートナーを
私たちはよく、ホームページを「24時間文句も言わずに働き続ける、優秀な営業マン」に例えます。
新しい営業マンを採用する面接の場で、身だしなみ(デザイン)ばかり気にして、自社の商品や顧客の悩みに全く興味を持たない人を採用するでしょうか? おそらく、自社の理念に共感し、「どうすれば売れるか」を一緒に泥臭く考えてくれる人を採用するはずです。制作会社選びも全く同じなのです。
見えている課題だけでなく「穴の空いたバケツ」を一緒に塞ぐ
「ホームページを新しくしたい」というご要望は、氷山の一角です。
いくらデザインを綺麗にしてアクセス(水)を集めても、サイト内に「強みが伝わらない」「問い合わせへの導線が分かりにくい」という穴が空いていれば、お客様はすべて流れ出てしまいます(穴の空いたバケツ状態)。
この見えない「バケツの穴」を初回打ち合わせの段階で見抜き、一緒に塞ぐ提案をしてくれる会社こそが、本当に選ぶべきパートナーです。
貴社のビジネスを深く理解し、共に歩む伴走者を選びましょう
今回は、ホームページ制作の初回打ち合わせで、良い制作会社を見極める方法と質問リストについて解説しました。
- デザインの話から入る会社ではなく、経営課題から深掘りする会社を選ぶ
- 自社の「現在地」と「ゴール」を整理して打ち合わせに臨む
- 5つの逆質問(競合分析、失敗談、保守体制など)で相手の誠実さと実力を見抜く
私たち株式会社DIANTは、初回打ち合わせにおいて「どう作るか」よりも「なぜ作るのか」「どうやって成果を出すのか」という根本的な対話(ヒアリング)に最も時間をかけます。 専門用語で煙に巻くことは一切いたしません。経営者様と同じ目線に立ち、課題を紐解き、解決策を共にデザインする「ソリューションデザイン」を提供しています。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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