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【経営の「おきかえ」辞典 Vol.8】「CPC・CTR…」はもう怖くない。Web広告の成果を“お店の経営”に置き換えたら、一瞬で理解できた。

この記事の目次

社長、あなたの“ネット上の支店”、ちゃんと機能していますか?

Webサイトは、いわばインターネットという、24時間眠らない巨大な繁華街に出店した、あなたの会社の“お店”です。そしてWeb広告は、そのお店の存在に気づいてもらい、賑やかな通りから一人でも多くのお客様に中に入ってもらうための、最も重要な活動です。

しかし、毎月、広告代理店の担当者から「今月のCTRは2%で、CPAは…」といった報告を受けて、「なるほど、そうですか」と頷きながらも、それが自分のお店の「何」を具体的に指しているのか、心の底から、直感的に掴めているでしょうか?

「よく分からないから、専門家に任せておけば大丈夫だろう…」と、お店の経営状態を把握しないまま、大切な家賃(広告費)だけを、漠然と払い続けてはいませんか?

ご安心ください。その横文字の暗号は、あなたが日々の経営で肌感覚として理解している「お店の経営」に置き換えることで、驚くほどシンプルに、そして深く理解できます。

あなたの“ネット上の支店”が、ちゃんと利益を生み出す優良店なのか、それとも、ただお金を垂れ流すだけの赤字店舗なのか。その健康状態を、今日からあなた自身の手で、自信を持って診断できるようになりましょう。

【おきかえ辞典】

CTR (Click Through Rate)

DIANT式の「おきかえ」
お店の“入店率” (店の前を通った人のうち、何%が中に入ってくれたか)

CPC (Cost Per Click)

DIANT式の「おきかえ」
“1人のお客様を入店させる”のにかかった宣伝費

CVR (Conversion Rate)

DIANT式の「おきかえ」
入店したお客様が商品を買ってくれた“購入率” (お店そのものの魅力度)

CPA (Cost Per Acquisition)

DIANT式の「おきかえ」
“1人のお客様を獲得”するのに、結局いくらかかったか という最終コスト

【解説】それぞれの数字が“何を語っている”のか、詳しく見てみよう

1.CTR (Click Through Rate) = お店の“入店率”

それは、一体何か?
CTR(クリック率)とは、あなたのお店の前を通った人(=広告が表示された人)のうち、どれくらいの割合の人が、足を止めて「お、この店、何だか面白そうだな」「ちょうど探していたものがありそうだ」と、実際に店の中に入ってきてくれたか(=広告をクリックしたか)を示す数字です。 これは、お店の“外観”や“ショーウィンドウ”、そして“看板”が、通行人の心をどれだけ惹きつけられたか、という魅力度を測る指標と言えます。

この数字が、あなたに教えてくれること
CTRが高いということは、あなたのお店の“外観”(=広告のデザインやキャッチコピー)が、通行人(=ターゲット顧客)の興味を強く惹きつけている、何よりの証拠です。「このお店、入ってみたい!」と思わせる魅力があるということです。

 逆にCTRが低いのであれば、考えられる原因は二つです。 一つは、「店の外観や看板が悪い」。つまり、広告のデザインが魅力的でなかったり、キャッチコピーがターゲットの心に響いていなかったりする可能性です。 

もう一つは、もっと根本的な問題で、「そもそも、お店のコンセプトに興味のない人が通る道に、出店してしまっている」可能性です。つまり、広告を出す場所(=ターゲティング)が、間違っているのかもしれません。

2.CPC (Cost Per Click) = “1人のお客様を入店させる”のにかかった宣伝費

それは、一体何か?
CPC(クリック単価)とは、お客様に「1人」、お店の中に入店してもらうのに、一体いくらの宣伝費(=広告費)がかかったか、という非常に分かりやすいコストです。

この数字が、あなたに教えてくれること
CPCが安ければ安いほど、効率的にお客様を店内に誘導できている、ということになります。当然ですが、魅力的なショーウィンドウ(=高いCTRの広告)を作ることができれば、少ない宣伝費で、たくさんのお客様が入店してくれるようになり、結果的に一人あたりの入店コストであるCPCは下がります。 

CPCは、広告の「費用対効果」を測るための、基本的な体温計のようなものだと考えてください。この数字が上がり続けているなら、広告戦略が何らかの熱を出しているサインです。

3.CVR (Conversion Rate) = 入店したお客様の“購入率”

それは、一体何か?
CVR(コンバージョン率)とは、せっかくお店の中まで入ってきてくれたお客様(=サイトに訪問した人)のうち、どれくらいの割合の人が、実際に商品を買ってくれたり、会員登録をしてくれたりしたか(=事業のゴールとなる行動=コンバージョン)を示す数字です。 

これは、お店の“内装”や“品揃え”、そして“店員さんの接客”が、どれだけ素晴らしかったか、という「お店そのものの魅力度」を測る、極めて重要な指標です。

この数字が、あなたに教えてくれること
CVRが高いなら、あなたのお店(=ウェブサイト)は、商品が見やすく、その魅力が分かりやすく伝わり、レジ(=問い合わせフォームや購入ボタン)もスムーズで分かりやすい、素晴らしいお店だということです。 逆にCVRが低いのであれば、問題は「店の外観(=広告)」ではなく、「店内の本質的な魅力」にあります。

「商品棚がごちゃごちゃで見にくい(=サイトの情報が整理されていない)」「店員(=コンテンツ)の説明が専門用語ばかりで分かりにくい」「レジがどこにあるか分からない(=問い合わせボタンが目立たない)」といった、根本的な課題があることを、この数字は静かに、しかし厳しく示唆しています。

4.CPA (Cost Per Acquisition) = “1人のお客様を獲得”するための、本当のコスト

それは、一体何か?
CPA(顧客獲得単価)とは、お店の家賃や人件費(=広告費全体)を、最終的に商品を買ってくれたお客様の数で割った数字です。つまり、「1人のお客様」に商品を買ってもらうために、結局、総額でいくらかかったのか?を示す、お店の経営全体の“採算性”を測る指標です。経営者であるあなたが、最終的に、そして最も注目すべき数字が、このCPAです。

この数字が、あなたに教えてくれること
例えば、CPAが3,000円で、お客様が買ってくれた商品の利益が5,000円なら、あなたのお店は「2,000円の黒字」です。素晴らしい経営状態です。 

しかし、CPAが3,000円で、商品の利益が2,000円なら、あなたのお店は「1,000円の赤字」です。 どんなに入店率(CTR)が高く、どんなに購入率(CVR)が高くても、最終的なCPAが、お客様一人あたりが生み出す利益を上回っていれば、そのお店は、どんなに繁盛しているように見えても、実は会社の体力を静かに削っているだけの「赤字店舗」なのです。

【結論】横文字は、あなたの“お店”を診断する、大切なカルテだった

もう、お分かりいただけたでしょうか。 これまで暗号のように聞こえていた横文字の数々は、あなたの“ネット上の支店”の健康状態を、様々な角度から診断するための、非常に大切な「健康診断の結果(カルテ)」だったのです。

社長への、最後の問い

さて、社長。 あなたの“ネット上の支店”は、ちゃんと黒字になっていますか?
「ショーウィンドウ(CTR)」は、お客様を惹きつけるほど魅力的ですか? 「店内の魅力(CVR)」は、お客様を満足させるのに十分ですか?

そして、最も重要な、最終的な「採算性(CPA)」は、本当に合っていますか?

私たち株式会社DIANTは、ただショーウィンドウを飾り付けるだけの、デザイン業者ではありません。 もし、あなたのお店の採算が合っていないのだとしたら、その根本原因は「外観(=広告)」にあるのか、それとも「店内の本質的な魅力(=ウェブサイトやブランドそのもの)」にあるのか。その原因を、お客様と共に突き止め、改善していく“経営のパートナー”です。
まずは、あなたの「お店」の健康診断から、一緒に始めてみませんか。

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