消費者の心をつかむ!行動心理プロセスってなに?

消費者が商品やサービスの存在を知り、購入に至るまでの行動心理プロセスがある事をご存知でしょうか。

この行動心理プロセスに合わせた施策を企業や店舗は行っていかなければなりません。

今回はそんな行動プロセスの基礎と実務への応用について解説をしていきたいと思います。

代表的なプロセス「AIDMA」とそれぞれのプロセス

行動心理プロセスの代表的なプロセスは「AIDMA(アイドマ)」と呼ばれるものです。

アイドマの法則と言われ行動心理プロセスの中でも有名なプロセスです。

消費者が広告を見て購入するまでのプロセスを1920年代にアメリカのサミュエルローランドホールさんが提唱した心理プロセスを指します。

 

それぞれの項目について解説をしていきます。

  • Attention-注目する。 看板やチラシなどの広告を見て消費者は注目します。
  • Interrest-興味を持つ。 広告を見た消費者がその内容に興味を持ちます。
  • Desire-欲求。 興味を持ったのちその商品やサービスに対して欲求が芽生えます。
  • Memory-記憶。 「欲しい!」と思い、それを記憶します。
  • Action-行動。 購入やサービスの利用などの行動に移ります。

5つの項目は認知・感情・行動と三つの段階に区分けすることができます。

基本的な心理プロセスはAIDMA(アイドマ)がベースとなりますが、1920年代から100年近く時代が進んでいますので、これに応用が必要となっていきます。

現代社会に適合した「AISAS(アイサス)」

AISAS(アイサス)は電通社が2004年に商標登録をした行動心理プロセス用語です。

このAISAS(アイサス)の登場の一番の要因はインターネットの普及です。

インターネットやスマートフォンの普及により私たちの生活は大きく変化していきました。

それぞれの項目について解説をしていきます。

  • Attention-注目する。 看板やチラシの他にマスメディアやインターネットも広告の対象となります。
  • Interrest-興味を持つ。 上記いずれかの広告などで興味を持ちます。
  • Search-検索する。 興味を持った対象を検索します。
  • Action-行動。 購入やサービスの利用などの行動に移ります。
  • Share-情報共有。 SNSなどで情報を共有します。

ここで注目したいのがAttention-注目する。Search-検索する。Share-情報共有。の3つの項目です。

マスメディアなどに加えてインターネットやスマートフォンの普及により、消費者は興味を持ったものをインターネットで検索し情報収集を行い、使用後の感想などを共有するようになりました。

情報共有により新たな「Attention-注目する。」が生まれ新たなAISASプロセスが誕生していきます。

AISAS(アイサス)の段階の区分けは以下の通りです。

AIDMAとAISASの違い

AIDAMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)はどう違うのでしょうか。

AIDAMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)は感情・行動段階が異なります。

AIDAMA(アイドマ)は感情段階が多いのに対してAISAS(アイサス)は行動段階が多くあります。

インターネットやスマートフォンのおかげで消費者は行動しやすくなりました。

良くも悪くも多くの人と情報共有ができるようになったので、良い評判も悪い評判も広まりやすくなっています。

消費者は受動的でしか居られませんでしたが、気軽に情報発信ができるようになり、より能動的に情報を発信したり情報を収集することができるようになりました。

個人レベルで商品やサービスを評価し、それらが情報となり、次の顧客へと繋いでいくプロセスが誕生しています。

インターネットと口コミの相性

インターネット誕生前の口コミは特定の人や自身の周りの人だけに制限されるものでしたが、インターネットを介した口コミは、24時間365日世界中の人がその口コミを確認することができます。

一消費者の小さな声がインターネットを介し大きな影響力へと変化していきます。

インターネット上で求心力のあるブロガーさんなどの口コミの効果は絶大で、大きなバイラルへと進化します。

この様な口コミを利用したマーケティング手法を「バイラルマーケティング」と言います。

ネットの口コミからの行動心理プロセス「VISAS(ヴィサス)」

VISAS(ヴィサス)は2010年にITアナリストの大川隆志氏が提唱した行動プロセスです。

インターネットの普及とともに口コミは一つの集客手段として台頭してきました。

その影響力の高さからVISAS(ヴィサス)は誕生したと言えます。

それぞれの項目について解説をしていきます。

  • Viral-口コミ インターネットなどから口コミを見て認知をします。
  • Inflience-影響される。 口コミをしている人に対して影響を受けます。
  • Sympathy-共感する。 口コミとその人物を加味して共感をします。
  • Action-行動。 購入やサービスの利用などの行動に移ります。
  • Share-情報共有。 SNSなどで情報を共有します。

先ほど解説をしましたAISASでは、興味を持ち能動的に検索をしていましたが、VISASでは、興味や検索などの能動的なプロセスがなく口コミによる評価とその口コミをしている人物の影響力により購買などの行動に移っているところが特徴です。

さらには顕在的な欲求ではなく潜在的な欲求を呼び出す力がVISASにはあります。

口コミをしている人物の影響力の他に、数による評価も影響力となります。

例えば100人中90人が星5(星1~5)と評価しました。という評価を見たときにあなたをどう感じるでしょうか。

顔も知らない多くの一般ユーザーが評価をしていることで公平性を感じ、購入の後押しとなるケースも多くあります。

より進化を遂げた「Dual AISAS(デュアルアイサス)」

一次元の動きしかなかった行動心理プロセスが二次元的な動きに拡大されたのがDual AISAS(デュアルアイサス)です。

Dual AISAS(デュアルアイサス)は2015年にデジタルマーケティング企業のアタラ合同会社と電通プロモーション・デザイン局の協力の元誕生した開発された行動心理プロセスです。

消費者が購入するまでのプロセスを明文化したAISAS(アイサス)に対して、Dual AISASは、認知やブランドを広める活動を加えたものになります。

それぞれの項目について解説をしていきます。

  • Activate-活性化する。 ブランド化を行い商品やサービスに関心を持たせる。
    1 Interrest-興味を持つ。 ブランドを認知し、興味を持つ。
    2 Share-情報共有。 ブランドの情報を共有し、情報を広める。
    3 Accept-共鳴・共感。 共有された情報を受け取り、さらに多くの人が共鳴・共感をする。
    4 Spread-拡散する。 情報を受け取った第三者がさらに拡散を行う。
  • Interrest-興味を持つ。 活性化により興味を持ちます。
  • Search-検索する。 興味を持った対象を検索します。
  • Action-行動。 購入やサービスの利用などの行動に移ります。
  • Share-情報共有。 SNSなどで情報を共有し、Activate-活性化につながります。

Dual AISASが誕生した背景として多くの人がスマートフォンを持ち今まで以上に多くの情報に触れるようになりました。

情報過多により消費者は情報を上手に選別することが求められてきています。

今までは広告などで集客はまかなえていましたが多くの情報にふれる機会の増えた消費者は広告や営業の見方を変え、実体験に則した評価や自身にとって本当に価値があるものを求める傾向にあります。

不特定多数をターゲットとした大衆化したキャッチフレーズや広告は消費者の心には届かなくなりつつあります。

Activate-活性化するには?

活性化させるにはコンテンツマーケティングやブランディングなどの施策が必要となります。

企業や店舗、商品やサービスなどの特徴や良さを最大限引き出し新たなポジショニングを行う必要があります。

それらを進める上でより質の良い情報(コンテンツ)を提供しブランドとしての認知をより強固なものへとしていかなければなりません。

コンテンツマーケティングについてはこちらの記事を参考にしてください。

事業者必見!集客の仕組みを作るコンテンツマーケティング

ネットマーケティングは時代の変化と共に変化を遂げています。
コストをかけずに集客するコンテンツマーケティングはネットマーケティングには最適な施策です。

ブランディングについてはこちらの記事を参考にしてください。

魅力を最大限引き出すために必要なブランディングとは?

商品の魅力をより引き出したい人、会社の価値をより大きく広げたいと考えている人、はたまた学校で人気者になりたい人もみんなブランディングが必要となります。
ブランドは消費者に好きになってもらうための施策を指します。そんなブランディングの方法や概要について解説をしてまいります。

行動プロセスと時代の変移

これまでご紹介してきた4つの行動心理プロセスは時代とともに誕生してきました。

1920年代マスメディア主流AIDMA(アイドマ)
2004年頃インターネット検索台頭AISAS(アイサス)
2010年頃SNS需要拡大VISAS(ヴィサス)
2015年頃コンテンツ重視Dual AISAS(デュアルアイサス)

この他にも行動心理プロセスはありますが、時代変移と重要な行動プロセスは上記4つをおさえることで理解できると思います。

今までの変移と行動プロセスをたどりこれからの時代に向けてできる事を考えてみましょう。

Dual AISASで考える自社ブランディング

Dual AISASに自社を当てはめてできる事について考えてみましょう。

Activate-活性化する。

活性化をはじめるには以下の準備が必要になります。

  • ブランディング開始までの下準備(コンセプトの確立やターゲティング、ブランディング設計など)
  • コンテンツ作成・公開(コンテンツマーケティングに基づいた設計)
  • 拡散環境の整備(Facebookやtwitterなどのアカウント取得)
  • ユーザーとの関係構築
  • 社内運用の為のスタッフ確保と理解の促進

上記5つの準備を行い少しづつ積み上げていく必要があります。

共有・共鳴してもらうコツ

商品やサービスを利用する消費者はどんな情報を欲しているでしょうか。

さらに共有したくなる(周りに教えたくなる)ような情報とはどんな情報でしょうか。

コンテンツとなるヒントは身近なところに隠されています。

社内にとっては当たり前の事でも消費者にとっては新鮮で魅力ある情報は沢山あります。

Interrest-興味を持つ。

ブランドの情報を拡散し、興味を持ってもらいます。ブランドの内容によっては高級感あふれる内容にしたり、ユニークな動画を製作して消費者に見てもらうなど様々な施策を打ち出すことができます。

Search-検索する。

ブランドの第一目標は「○○(カテゴリ名)と言えば○○(ブランド名)」となる事です。

例えばラーメンと言えば○○屋といったような具合です。

「ラーメン食べたいなぁ」と思った時に第一候補に浮かぶブランド作りが必要となります。

第一候補に浮かぶようブランディングを行い、ユーザーに検索してもらえるようにします。

検索時の注意点

検索した先に自社の情報が出てこなければ意味がありません。

先ほどの例で挙げると「地域名+ラーメン」等で検索した際に上位に上がるよう施策をしなければなりません。

ブランド価値と検索ワードを一致させ導線をきちんと用意しておく必要があります。

Action-行動。

興味、検索を経て実際の購買や資料請求のステージへとやってきました。

この時のポイントとしては最高の体験をしてもらうことです。

消費者とのファーストコンタクトが重要です。

はじめの体験が次につながるか、リピートしてもらえるのかなど一番の判断材料となります。

Share-情報共有。

良い体験をした後はその体験を共有してもらえるよう促していきましょう。

SNSなどの共有しやすいような試みが必要となっていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回のコンテンツのまとめは以下の通りです。

  • 時代の変移と共に行動心理プロセスも変化している。
  • インターネットやスマートフォンの流行により消費者の選択肢も多様化している。
  • 情報過多の時代。消費者は今までの広告では心が動きにくくなっている。
  • 消費者とブランドとの初めての体験が重要。
  • 継続した顧客獲得はブランディングが必要となっている。
  • 質の良いコンテンツは顧客をファンに変える

【まとめ保存版】まずは準備から!ブランド戦略の準備と開始

ブランディングは時間をかけて消費者の頭の中に記憶として残し、最高の体験を提供し、顧客との関係性を強化していく施策を指します。

「ブランド戦略をはじめたい」「どんな風に初めていいのかわからない」など言葉ばかりが先行してしまい実際の戦略へと落とし込み実行するまでのプロセスが分からないというご意見を多くいただきます。

今回は当ブログで紹介した記事を時系列順まとめて実際のブランディング戦略の立案から開始までプロセスを解説したいと思います。

STEP1 ブランディングを知ろう

ブランディングと言うものが何なのか、どんな特徴を持ち、どんな効果が期待できるのかなどブランディングについての大枠を知る必要があります。

魅力を最大限引き出すために必要なブランディングとは?

普段私たちが耳にする「ブランド」ブランドはなぜ私たちの頭に残り続けることができるのか、またブランディングを自社に取り入れる事でどんな力を発揮することができるのかなどブランディングについての基礎を解説していきます。

もう真似されない!差別化を差別化する差積化とは

ブランディングの最大の特徴ともいえる差積化。差別化との違いからブランディングの有用性を解説していきます。ブランディング=差積化という考え方ができます。時間はかかるものですがかけた分だけそのブランドは業界内でゆるぎないモノへと成長します。

ひとり歩きさせないブランド戦略の全体像と実務

ブランディング活動というと抽象的になりがちです。せっかく立てた戦略も戦略のまま実行に移せなければ意味がありません。そこで社内全体の共通認識として全体像と実務の落とし込みを明確にし各部署でブランディング活動を実践してもらう試みが必要です。

STEP2 分析と基盤づくり

ブランディングを理解をした上でまずはじめに分析と基盤を作る必要があります。

自社の経営理念など想いを業務に落とし込む事で内側からのブランディングを促します。

売上アップと社会貢献のための魅せる経営理念とは

企業理念やミッション・ビジョン・バリューの考え方について解説をしています。会社や店舗の基礎となる部分です。ここの決め方によってファンになってくれる顧客と利用しない消費者の傾向が分かれていきます。とても重要ですので丁寧に策定をしていきましょう。

3つの分析を進めよう

自社を知るには業界内の動向や他社の活動、世間の動きなど様々な分析を進めていく必要があります。

ここで紹介する3つの基本分析はブランディングを始める上で必ず行わなければならない分析です。

欠かさず行うようにしましょう。

【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析

自社の脅威と機会を明確にし、さらに脅威を機会に変える為の分析です。自社を俯瞰して分析する代表的な分析手法です。

【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析

市場・競合・自社の3つの視点から自社に降りかかる恐れのあるリスクなどを分析します。全体の動きから自社の取るべき指針を浮かび上がらせます。

【テンプレート付】世の中の変化を自社の変化にPEST分析

世の中の情勢や流行から自社に関係がありそうな事柄や間接的に影響をしてくることをあぶりだす分析手法です。


より詳しく分析したい人は

危機を深く知る。ファイブフォース分析で競争を解き明かそう。
様々な脅威から自社に関わる影響や対抗策を分析していきましょう。

STEP3 ブランディング3つの柱を作ろう

ブランディングを開始するには自社ブランドの3つの柱を作成しなければなりません。ブランドパーソナリティ・ブランドパートナー・ブランドストーリーとブランディングをはじめるにはこの3つを作成し、基本軸をブラさずにブランディング活動を行わなければなりません。

またこの3つの柱は全て関連しています。ブランドパートナーに響くブランドストーリーでなければなりませんし、業界内の位置づけもストーリーとパートナーに合った位置づけを考えなければなりません。

ブランディングに必要な3つの柱

自社ブランドを支持する愛すべきブランドパートナーの作り方

自社のブランドの一番のファンとなってくれる顧客を想定しましょう。

愛されるものには物語がある。ブランドストーリーの作り方

人はストーリーで感情移入します。ブランドパートナーに響くストーリーを考えてみましょう。

STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方

業界内のポジションをSTP分析を使って目指すべきポジションを決めていきます。

STEP4 顧客との関わり方とステージ

ブランディングを開始していきなりブランドパートナーが現れるわけではありません。

ブランディングを通して顧客と良好な関係をとり新たな集客へ繋げるためにはブランディングから見た顧客のステージと関わり方を知らなければなりません。

顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法

顧客のステージと顧客とのかかわり方、集客の設計方法などブランディングの中の顧客を中心とした活動の概要と設計について考えていきます。

顧客を優良顧客へ育成する!集客しながら輪を広げる設計

優良顧客へと成長させるためには会社と顧客との良好な関係が必要となります。この良好な関係こそが次の顧客を生み出す一つのきっかけとなるのです。

STEP5 スタートのタイミングとアイデア創造方法

ブランディングを開始するにも適切なタイミングがあります。それは商品や会社何をブランディングの対象とするのか、市場はどの状態なのかによって適切なタイミングが異なります。

また、ブランディング活動を行う中でブランディングのアイデアも必要とされていきます。そのタイミングと発想方法を覚えておきましょう。

ブランディング戦略スタートの適切なタイミングとは

ブランド戦略を進める上で欠かせないのが始めるタイミングです。ブランディングをよりスムーズに良いスタートダッシュをかけるにはどのタイミングなのかを考えていきます。

【保存版】ブランド価値を創り出す8つのアイデア創造方法

ブランディングにはコンテンツ提供価値とリレーション提供価値の二つの価値があります。この二つの価値を創造するアイデアを8つの方向から探っていきます。

STEP6 プロジェクト化と企画書をふまえたプレゼンテーション

ここまでくると自社ブランドの大枠は完成してきたと思います。ブランディングは会社全体で行う施策です。

その為にもブランディングを1つの部署だけで行わず全体で行うプロジェクト化を進めなければいきません。

さらには、ブランディング戦略を上司や社長、同僚にブランディング活動の理解と稟議を通さなければなりません。

ブランディング設計。全体で成長するプロジェクトの進め方

ブランディング活動を社内全体で考え、各部署との役割と連携の取り方について解説をしていきます。

ボツにならない!ブランディング企画書の書き方

ブランディング活動を始めるための企画書の書き方について解説。ブランディングの理解から実際の企画書の作成までを落としこんでいきます。

STEP7 ブランディング活動に有用なツール

企画書も通り、実際のブランディング活動のステップへ移っていきます。ブランディング活動で欠かせないツールの代表例として下記3つのツールをご紹介していきます。

いずれも良く知られているものばかりですが、ブランディングとの関係性などについても各記事で解説をしております。

ブランディングに必要不可欠!ロゴシンボルの考え方

ブランドシンボルとなるロゴはブランディングを行う上で欠かせないものです。ロゴはどんな働きをしブランディングとどう関わっていくのかを解説いたします。

【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析

魅力と価値を最大化ブランディングに最適なサイト制作とは
ブランドの存在をより効率的に広く伝えていくにはホームページが必要となっていきます。ブランディングに最適なホームページとはどのようなものなのかを解説いたします。

まとめ

以上がブランド戦略から開始までのプロセスとなります。

いかがでしたでしょうか。今回解説した内容は以下になります。

  • STEP1 ブランディングを知ろう
    ブランディングの基礎を理解しよう。
    ブランディングの特徴、差積化を理解しよう。
    全体像を把握品枯れを確認しよう。
  • STEP2 分析と基盤づくり
    経営理念を作成または確認しよう。
    SWOT分析・PEST分析・3C分析を行う
  • STEP3 ブランディング3つの柱を作ろう
    ブランドパートナー・ブランドパーソナリティー・ブランドストーリーを作ろう
  • STEP4 顧客との関わり方とステージ
    顧客のステージを確認しよう。
    関係を作りながら集客をする仕組みを設計する。
  • STEP5 スタートのタイミングとアイデア創造方法
    スタートのタイミングを見極めよう
    アイデア創造方法を活用し自社ブランディングに落とし込もう。
  • STEP6 プロジェクト化と企画書をふまえたプレゼンテーション
    プロジェクト化して社内全体で取り組もう。
    企画書を作成し許可をもらおう。
  • STEP7 ブランディング活動に有用なツール
    ホームページ・ロゴ・名刺を見直していこう

上記ステップを行う事でブランディングのスタートラインに立つことができます。

htaccessでできるホームページの機能と方法

404エラーページへリダイレクトする際に必要な「.htaccess」

「.htaccess」を初めて目にする人もいるかと思います。実はこの「.htaccess」はどのホームページにも入っているファイルなのです。

そこで今回は「.htaccess」の意味や使い方について解説をしていきたいと思います。

それぞれの意味について

まずは「htaccess」について

htaccess」(エイチティアクセス)とは、現在多くのWEBサーバーで使用されている「Apache」(アパッチ)を制御する設定ファイルの1つで、実際のファイル名は「.htaccess」(先頭がドット)となります。 通常、Apacheの制御は「httpd.conf」(設定ファイル)に記載されています。

アパッチとは

Apacheとは、Webサイトを提供するためのソフトウェアです。

現在、インターネットにはありとあらゆるWebサイトが存在していますが、それら全てが、Webサーバソフトウェアと言われるツールによって提供されています。

Webサーバソフトウェアの中でも、世界中で利用されているツールが「Apache」です。

Webサーバーソフトウェアの一つアパッチを制御できるのがhtaccessという事ですね!

さらにアパッチの制御は通常htaccessで制御をされていません。

通常、Apacheの制御は「httpd.conf」(設定ファイル)に記載されています。「httpd.conf」はWEBサーバー全体の制御を行っているため、サーバー管理者しか変更することができません。
レンタルサーバーなどで、自分専用にWEBサーバーの設定を変えたい場合は、「httpd.confファイルの変更」ではなく「.htaccessファイル」を格納することで、WEBサーバの設定変更(一部)を行うことができます。

サーバーを自身で管理している場合であれば「httpd.conf」を変更すればよいのですが、通常はレンタルサーバーなどで管理している人がほとんどだと思いますので、「htaccess」が必要という事です。

htaccessができる制御とは

  • 特定のページに行ったときにパスワード要求をしたい場合
  • URLがないページに飛んだ際にエラーページに転送(リダイレクト)をする場合
  • デバイスごとにページを振り分ける場合
  • wwwを付けたURLかなしのURLか統一したいとき
  • アクセスを制限したいとき

など様々な用途に使用することが出来ます。

htaccessが機能する環境

まずApache(アパッチ)を使用しているサーバーか調べる必要があります。

また使用可能でもサーバーによってhtaccessが使えない環境に設定を指定可能性もあるので調べましょう。

.htaccessファイルの設置場所

htaccessファイルの設置場所によって制御できる場所も異なります。では設置場所について解説をしてまいります。

サイト構成が上記の様な内容だとします。

ホームページ全体に指定したい場合。

サイト全体の制御を設定した場合は「http://sample.com」フォルダにhtaccessファイルをアップロードします。

ディレクトリ毎に設定をしたい場合。

ディレクトリ毎に制御を設定したい場合は、「category-a」や「category-b」のフォルダに設定することで、可能になります。

「category-a」に設置した場合は、フォルダ内のファイルのみに制御が設定されます。

 

階層ごとに分けることでそれぞれに制御が機能が動くので個別に設定するのか、全体に設定するのか設計を間違わないようにしましょう。

.htaccessファイルの作り方

それでは実際のファイル作り方に入ります。

ファイルはメモ帳などでつくれますが、ファイル名「.htaccess」はウィンドウズの場合文字先頭にドットが入ったファイル名は作れませんのでアップロードしてから名前を変えるようにしましょう。

エラーページの記述方法

それでは404ページを例に作ってみましょう。

404ページとは、指定したURLがなかった場合にリダイレクトするページです。

この記述をする際にエラーコードと404ページのURLの記載が必要になります。

エラーコード(404)とエラーページのURLを入力します。

ErrorDocument 404 /error404.html
ErrorDocument エラーコードの入力 / 404ページのURL

URLのwwwありなし

SEOの観点からwwwを統一する事が有用となります。

「あった方が有利」という事ではないので、どちらかに統一していきましょう。

www無しから有りの場合

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www.sample\.com)
RewriteRule ^(.*)$ http://sample.com/$1 [R=301,L]

2行目の()の部分にwwwありのURLを記載し、3行目に無しのURLを記載します。

www有りから無しの場合

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(sample\.com)
RewriteRule ^(.*)$ http://www.sample.com/$1 [R=301,L]

反対に2行目の()の部分にwwwなしのURLを記載し、3行目に有りのURLを記載します。

リダイレクトをする場合

URLが変わったページに対して新しいURLに転送をする場合などに使用する記述です。

一時的に転送したいURLと完全に転送したいURLとでは記述内容が変わります。

Redirect permanent /aaa/ http://sample.com/bbb/
Redirect permanent /今までのURL/ 完全に転送したい新しいURL

Redirect temp /aaa/ http://sample.com/bbb/
Redirect temp /今までのURL/ 一時的に転送したい新しいURL

ページ毎ではなくディレクトリごとの転送の場合

Redirect permanent http://sample.com/bbb/
Redirect permanent 完全に転送したい新しいURL

Redirect temp http://sample.com/bbb/
Redirect temp 一時的に転送したい新しいURL

ディレクトリごとの場合は今までのURLを記載しなくてもディレクトリ内のページにアクセスすると転送が起きます。

index.htmlの統一をする場合

ホームページのトップページにindex.htmlなどの記載をする場合としない場合とを選ぶことが出来ます。

こちらもwwwと同じく統一をしておくことでSEO上効果的になります。

RewriteEngine on
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ http://sample.com/$1 [R=301,L]

アクセス制限をする場合

IPアドレスやホスト名でアクセスを制限することが出来ます。

「allow」が許可、「dany」が拒否になります。

order deny,allow
allow from all 
deny from 111.222.111.222

2行目で一度すべてのアクセスを許可して、3行目で特定のアクセスを拒否しています。

order deny,allow
deny from all 
allow from 111.222.111.222

逆に2行目ですべてのアクセスを拒否して、3行目で特定のアクセスを許可しています。

デバイスごとに振り分ける場合。

デバイスごとに振り分ける場合は以下の様な準備が必要になります。

SPのディレクトリが、PCディレクトリの直下に入っている。

http://sample.com パソコン用

http://sample.com/sp/ スマホ用

ページのURLも同一のファイル名にしておきましょう。

http://sample.com/content-1.html パソコン用

http://sample.com/sp/content-1.html スマホ用

RewriteEngine on

RewriteCond %{REQUEST_URI} !/sp/
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} (iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone)
RewriteRule ^(.*)$ sp/$1 [R]
RewriteBase /

RewriteCond %{REQUEST_URI} /sp/
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} !(iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone)
RewriteRule ^sp/(.*)$ $1 [R]
RewriteBase /

一通り解説していきます。

まず上から6行目までの記載

RewriteEngine on

RewriteCond %{REQUEST_URI} !/sp/
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} (iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone)
RewriteRule ^(.*)$ sp/$1 [R]
RewriteBase /

USER_AGENT に含まれるデバイス(iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone) がsp/が含まれていないURLを開いた場合自動的にファイル名を付ける指示が記載されています。

次に7行目から最後までの記載

RewriteCond %{REQUEST_URI} /sp/ 
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} !(iPod|iPhone|iPad|Android|Windows\ Phone) 
RewriteRule ^sp/(.*)$ $1 [R] 
RewriteBase /

先ほどとは逆でsp/が含まれていてUSER_AGENT に含まれていないデバイスの場合sp/ をファイル名から自動的に取り除きます。

ベーシック認証

指定したいディレクトリ下にアクセスした際にIDやPASSを確認するダイアログを表示させることができます。
これらを行う場合「.htaccess」「.htpasswd」の2つが必要になります。

「.htaccess」の記述

<Files ~ “^\.ht”>
deny from all
</Files>
AuthUserFile /*****/ディレクトリ名/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName “Please enter your ID and password”
AuthType Basic require valid-user

  • AuthUserfile ルートディレクトリから.htpasswdへのパスを指定しています。
  • AuthGroupfile /dev/null グループごとでのアクセス制限はしないという指定。
  • require valid-user 入力をしてIDとパスワードが合っていればアクセス権はあるという記述です。

「.htpasswd」の記述

account:password
ID:パスワード

IDとパスワードの間に「:」を入れて記載する。

パスワードは暗号化する必要があります。直接入力してしまうといけませんので、コードを生成しましょう。

まとめ

「.htaccess」は難しそうに見えるかもしれませんが、記述にはそれぞれ意味が必ずあります。

その記述の仕方を理解すれば意外に簡単に制作は可能となります。

一番重要なのはトライアンドエラーのエラーです。エラーをしたときに修正をしてこそ頭に入ってくるものです。

積極的にトライアンドエラーをしていきましょう。

エラーページの種類と活用方法についてはこちら

404エラーなどのエラーページの種類と活用方法

エラーページには多くの種類が存在します。そしてエラーページの多くは「404 NotFound」のリダイレクトが多く使用されています。一部の企業では、この「404 NotFound」のエラーページをカスタマイズし会社のイメージカラーを出している企業も存在します。今回はエラーページの種類と「404 NotFound」ページのカスタマイズアイデアをご紹介していきたいと思います。

404エラーなどのエラーページの種類と活用方法

多くのホームページは、今は存在していないページやサーバーから削除してしまったページなどは「404 NotFound」と表記のあるページへリダイレクトされるようになっています。

実はこのエラーページには多くの種類が存在します。そしてエラーページの多くは「404 NotFound」のリダイレクトが多く使用されています。

一部の企業では、この「404 NotFound」のエラーページをカスタマイズし会社のイメージカラーを出している企業も存在します。

そこで今回はエラーページの種類と「404 NotFound」ページのカスタマイズアイデアをご紹介していきたいと思います。

エラーページに表示される数字の意味

まずはこの404やら503などの意味についてご説明してまいります。

これにはきちんと順番が合りその番号は100番台から存在します。

  • 100番台 情報処理中
  • 200番台 リクエストの処理成功
  • 300番台 リダイレクト

になります。

エラーページと呼ばれるものは、これ以下の400番台と500番台になります。

  • 400番台 クライアントのエラー
  • 500番台 サーバーのエラー

今回メインとなるのが400番台と500番台です。

400番台のクライアントのエラーとは、クライアント(ブラウザ)からのリクエストに問題がありますよという意味です。

500番台のサーバーのエラーとは、ホームページが格納されているサーバー側に何らかのエラーが起こっている時に表示されます。

それでは400番台と500番台の主なエラー内容と原因などについてお話をしてまいります。

400-Bad Request

ブラウザから送信されたリクエストに不正があったときに発生するエラー内容です。

最近のブラウザ(インターネットエクスプローラーやグーグルクロームなど)は拡張機能などがついておりそれらが原因でこのエラーが発生する可能性があります。

キャッシュを削除してみたり他のブラウザから確認する対処方法などが考えられます。

401-Unauthorized

ユーザー認証などがあるページでIDやパスワードを誤ってしまうとこのエラーページに飛んでしまいます。

アクセス権限がない場合もこのエラーページに飛んでしまう事があったり、サーバー自体のエラーでこのページに飛んでしまう場合も考えられます。

403-Forbidden

この場合はアクセス拒否が発生しているエラーページです。

アクセスできない環境下でアクセス制限があるページに飛ぼうとするとこのエラーページが表示されます。

つまりホームページ管理者側がアクセスの制限をかけている場合などにこのアクセス拒否が発生します。

404-Not Found

この場合は指定したページが見つからなかったときに表示されるエラーページです。

リンク切れや誤ってページを消してしまった時などに起こります。

ユーザーも比較的多く404エラーページに飛んでくる事が多いのでサイト運営者は次のページへの誘導をしてあげるように設定をしましょう。

500-Internal Server Error

サーバー内のエラーが発生した際に飛ぶエラーページです。

プログラムや.htaccessの設定などをチェックするようにしましょう。

501-Not Implemented

通常あまり見受けられないエラーです。これはブラウザからのリクエストを実行する機能をサポートしていない状態に表示されます。

通常のサーバーはそんなことはないので安心してください。

502-Bad Gateway

こちらはゲートウェイやプロキシにエラーが発生している状態に表示されるエラーページです。

ゲートウェイはルーターなどを指し、プロキシはサーバーとインターネットをつなぐシステムを指します。

特定のサイトのみが閲覧できないのであれば原因はプロキシにあると考えられます。

503-Service Unavailable

サーバーのスペック以上のアクセスがあった場合負荷に耐え切れずサーバーが白旗を上げた状態を指します。

サイト管理者はサーバーの転送量を上げるなどの処置を講じることで対処が可能です。

ブランディングにつながるエラーページに

ユーザーが間違えたURLを入力してしまったり、過去に合ったURLをブックマークしアクセスすると「404 NotFound」のページにリダイレクトされます。

この「404 NotFound」のページには、ホームページに何らかの情報を探しに来たユーザーがアクセスしていると推理できます。

本来であれば表示されるべきページではないのですが、表示されてしまった場合でも無機質な「404 NotFound」のみが書かれたページよりもサイト内検索が付いていたり、主要ページのリンクが用意されていたりなど親切で自社のイメージに近いデザインに変更することをおすすめしています。

企業のイメージに合った404エラーページをいくつかご紹介してまいります。

BASE(ベイス)の場合

無料ネットショップサービスを行っているBASE(ベイス)の場合、ベイスのロゴのテイストの雰囲気を出しながら、以下の様なポイントをおさえています。

  • ページが存在していないという事
  • ネットショップが簡単に作れるという事
  • SNSのシェアボタン
  • 主要ページのリンク

LEGO(レゴ)の場合

おもちゃメーカーのレゴの場合、レゴのキャラクターが出迎えてくれます。

表示できない理由を明記しながらもレゴのイメージを崩さない仕様になっています。

コカ・コーラの場合

飲料メーカーのコカ・コーラの場合、404の0を缶に見立てたユニークなデザインになっています。

ミスタードーナツの場合

ドーナツ販売のミスタードーナツの場合、ミスタードーナツのマスコットキャラクター。ポンデラインオンがエラーをお知らせしてくれます。

株式会社サクラクレパスの場合

文具メーカーの株式会社サクラクレパスの場合、404のお知らせと共に自社の消しゴムの紹介もしています。「良く消えると評判の消しゴムが消してしまったのかも」と遊び心のある表記の仕方をしています。

まとめ

エラーページは本来表示されるべきページではありませんが、ちょっとした工夫とひと手間でユーザーの記憶に残りやすいホームページへと変化します。

イメージを伝えたい想いやユーザーを飽きさせないちょっとした遊び心がなせる業だと思います。

404ページだけでブランディングイメージを創り出すことはできませんが、小さな積み重ねこそがブランディング成功へのカギを握っていると考えることができるでしょう。

エラーページを指定する方法はこちら

htaccessでできるホームページの機能と方法

エラーページをリダイレクトする時やホームページの表示をパソコンとスマートフォンなどデバイスごとに振り分けたい場合などで必要なhtaccess。
htaccessは記述によって様々な指定をする事が可能です。当記事ではhtaccessの意味や使い方について実際の記述を例に解説をしてまいります。