404エラーなどのエラーページの種類と活用方法

多くのホームページは、今は存在していないページやサーバーから削除してしまったページなどは「404 NotFound」と表記のあるページへリダイレクトされるようになっています。

実はこのエラーページには多くの種類が存在します。そしてエラーページの多くは「404 NotFound」のリダイレクトが多く使用されています。

一部の企業では、この「404 NotFound」のエラーページをカスタマイズし会社のイメージカラーを出している企業も存在します。

そこで今回はエラーページの種類と「404 NotFound」ページのカスタマイズアイデアをご紹介していきたいと思います。

エラーページに表示される数字の意味

まずはこの404やら503などの意味についてご説明してまいります。

これにはきちんと順番が合りその番号は100番台から存在します。

  • 100番台 情報処理中
  • 200番台 リクエストの処理成功
  • 300番台 リダイレクト

になります。

エラーページと呼ばれるものは、これ以下の400番台と500番台になります。

  • 400番台 クライアントのエラー
  • 500番台 サーバーのエラー

今回メインとなるのが400番台と500番台です。

400番台のクライアントのエラーとは、クライアント(ブラウザ)からのリクエストに問題がありますよという意味です。

500番台のサーバーのエラーとは、ホームページが格納されているサーバー側に何らかのエラーが起こっている時に表示されます。

それでは400番台と500番台の主なエラー内容と原因などについてお話をしてまいります。

400-Bad Request

ブラウザから送信されたリクエストに不正があったときに発生するエラー内容です。

最近のブラウザ(インターネットエクスプローラーやグーグルクロームなど)は拡張機能などがついておりそれらが原因でこのエラーが発生する可能性があります。

キャッシュを削除してみたり他のブラウザから確認する対処方法などが考えられます。

401-Unauthorized

ユーザー認証などがあるページでIDやパスワードを誤ってしまうとこのエラーページに飛んでしまいます。

アクセス権限がない場合もこのエラーページに飛んでしまう事があったり、サーバー自体のエラーでこのページに飛んでしまう場合も考えられます。

403-Forbidden

この場合はアクセス拒否が発生しているエラーページです。

アクセスできない環境下でアクセス制限があるページに飛ぼうとするとこのエラーページが表示されます。

つまりホームページ管理者側がアクセスの制限をかけている場合などにこのアクセス拒否が発生します。

404-Not Found

この場合は指定したページが見つからなかったときに表示されるエラーページです。

リンク切れや誤ってページを消してしまった時などに起こります。

ユーザーも比較的多く404エラーページに飛んでくる事が多いのでサイト運営者は次のページへの誘導をしてあげるように設定をしましょう。

500-Internal Server Error

サーバー内のエラーが発生した際に飛ぶエラーページです。

プログラムや.htaccessの設定などをチェックするようにしましょう。

501-Not Implemented

通常あまり見受けられないエラーです。これはブラウザからのリクエストを実行する機能をサポートしていない状態に表示されます。

通常のサーバーはそんなことはないので安心してください。

502-Bad Gateway

こちらはゲートウェイやプロキシにエラーが発生している状態に表示されるエラーページです。

ゲートウェイはルーターなどを指し、プロキシはサーバーとインターネットをつなぐシステムを指します。

特定のサイトのみが閲覧できないのであれば原因はプロキシにあると考えられます。

503-Service Unavailable

サーバーのスペック以上のアクセスがあった場合負荷に耐え切れずサーバーが白旗を上げた状態を指します。

サイト管理者はサーバーの転送量を上げるなどの処置を講じることで対処が可能です。

ブランディングにつながるエラーページに

ユーザーが間違えたURLを入力してしまったり、過去に合ったURLをブックマークしアクセスすると「404 NotFound」のページにリダイレクトされます。

この「404 NotFound」のページには、ホームページに何らかの情報を探しに来たユーザーがアクセスしていると推理できます。

本来であれば表示されるべきページではないのですが、表示されてしまった場合でも無機質な「404 NotFound」のみが書かれたページよりもサイト内検索が付いていたり、主要ページのリンクが用意されていたりなど親切で自社のイメージに近いデザインに変更することをおすすめしています。

企業のイメージに合った404エラーページをいくつかご紹介してまいります。

BASE(ベイス)の場合

無料ネットショップサービスを行っているBASE(ベイス)の場合、ベイスのロゴのテイストの雰囲気を出しながら、以下の様なポイントをおさえています。

  • ページが存在していないという事
  • ネットショップが簡単に作れるという事
  • SNSのシェアボタン
  • 主要ページのリンク

LEGO(レゴ)の場合

おもちゃメーカーのレゴの場合、レゴのキャラクターが出迎えてくれます。

表示できない理由を明記しながらもレゴのイメージを崩さない仕様になっています。

コカ・コーラの場合

飲料メーカーのコカ・コーラの場合、404の0を缶に見立てたユニークなデザインになっています。

ミスタードーナツの場合

ドーナツ販売のミスタードーナツの場合、ミスタードーナツのマスコットキャラクター。ポンデラインオンがエラーをお知らせしてくれます。

株式会社サクラクレパスの場合

文具メーカーの株式会社サクラクレパスの場合、404のお知らせと共に自社の消しゴムの紹介もしています。「良く消えると評判の消しゴムが消してしまったのかも」と遊び心のある表記の仕方をしています。

まとめ

エラーページは本来表示されるべきページではありませんが、ちょっとした工夫とひと手間でユーザーの記憶に残りやすいホームページへと変化します。

イメージを伝えたい想いやユーザーを飽きさせないちょっとした遊び心がなせる業だと思います。

404ページだけでブランディングイメージを創り出すことはできませんが、小さな積み重ねこそがブランディング成功へのカギを握っていると考えることができるでしょう。

エラーページを指定する方法はこちら

htaccessでできるホームページの機能と方法

エラーページをリダイレクトする時やホームページの表示をパソコンとスマートフォンなどデバイスごとに振り分けたい場合などで必要なhtaccess。
htaccessは記述によって様々な指定をする事が可能です。当記事ではhtaccessの意味や使い方について実際の記述を例に解説をしてまいります。

ボツにならない!ブランディング企画書の書き方

自社もブランディングに着手しようと思っても、会社が「OK」を出してくれなければ何も始めることはできません。

特に初めて行う施策などについてはとっかかりにくさを感じる上司もいます。

そんな状況を打開するにはまず企画書から推し進めなければなりません。

ブランディングを企画する上では社内全体の状況や背景を理解し、企画書へ落とし込まなければなりません。

この記事を読むことでブランディングを社内全体で行うために必要なブランディングの企画書のフローとブランディング自体を詳しく知らない人へのレクチャーなども合わせて理解できます。

企画書の前提

ブランディングを行う上でブランディングの特徴をおさらいしていきましょう。

これらの特徴を持つブランディング活動ではまず社内全体でブランディング活動の重要性を理解してもらわなければなりません。

まずは当ブログなどで紹介しているブランディングの基礎知識や書籍などを使いブランディングの理解を深めてみましょう。

必要な企画書は2種類

企画書について説明する際にまずはブランディングの必要性をまとめた資料で説明をします。

それをふまえた上で、自社に照らし合わせた企画書についてのプレゼンテーションを行うようにしましょう。

自社ブランディング用の企画書の書き方

自社ブランディングを進めるための企画書の全体図です。

順を追って説明をしてまいります。

1、なぜ自社はブランディングが必要なのか

ブランディング活動を理解してもらった上で何故ブランディングが必要なのかを説いていきます。

必要性を説く鍵として3つの分析シートがおすすめです。

まず一つ目がPEST分析です。

世の中の変化に対して自社へどのような影響が加わるのかを分析できるシートです。

政治・経済・社会・技術の4つの観点から分析を進めていきます。

参考記事「【テンプレート付】世の中の変化を自社の変化にPEST分析

二つ目が3C分析です。

市場・競合・自社の三つの観点から現在の自社の状況を把握することができる分析シートです。

参考記事「【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析

三つめがSWOT分析です。

自社の強み・弱み・脅威・機会の組み合わせから考えうる可能性やリスクを分析するシートです。

参考記事「【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析

上記の様な分析シートを使いブランディングの必要性の根拠へと落とし込んでいきましょう。

2、ブランディング活動の目的

ブランディング活動を通して何を目的として活動するのかを説明しましょう。

3、顧客の特徴と競合の状態

はじめの三つの分析をおこなえば自社を利用する顧客の特徴や競合の状態が明らかとなります。

3C分析とSWOT分析を組み合わせて想定をしていきましょう。

4、ブランドパートナーの設定

ブランディングを行う上で最良の顧客(ブランドパートナー)を設定しましょう。

ブランドパートナーとならば自社にのブランディングは成功すると思える人物像です。

参考記事「自社ブランドを支持する愛すべきブランドパートナーの作り方

5、ブランドストーリーの説明

人の心を動かすには必ず物語があります。ブランド創設の背景や開発者の想いなど該当ブランドに関わるストーリーを構築します。

参考記事「愛されるものには物語がある。ブランドストーリーの作り方

6、ブランドパーソナリティの確定

ブランド化が進み、業界内での自社のポジションが明らかとなっていきます。

この時自社は業界内のどのポジションにいるべきなのかを先に明示しておきましょう。

参考記事「STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方

ブランドパートナーの心を動かすブランドストーリーであり、ブランドパートナーが良いと感じるブランドパーソナリティとなる様に設定するようにしましょう。

7、顧客満足度の設計

ブランディング活動を通して、顧客満足度をどのようにしてあげるのかを具体的に解説します。

つまり価値のピークをどのようにして創造するのかを説明するようにしましょう。

参考記事「【保存版】ブランド価値を創り出す8つのアイデア創造方法

8、絆と評判の仕組み

ブランディング活動の肝は、顧客との絆を深めその顧客から広がる評判創りの設計です。

自社ではどのような設計の元2つを大きくしていく仕組みを撮るのかを説明しましょう。

参考記事「顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法

9、結果と貢献

ブランディング活動の結果として自社へどのような貢献が生まれるのか、さらにはどの様な結果が想定できるのかを説明しましょう。

ブランディングの貢献は収益の貢献です。「絆強化・評判促進・満足度向上」が自社の収益貢献、コスト削減にどの様に貢献をしているのかを明確にしていきましょう。

紙とパワーポイントに

プレゼン時には会議に参加するすべての人へ渡す全体を俯瞰できる1枚の紙とプレゼン用の資料を用意しましょう。

理解を深めブランディングの必要性を紙とプレゼンファイルの2種類にまとめて会議に臨みましょう。

 

新たな消費行動「ZMOT」ってなに?

インターネットが普及し、スマートフォンの登場など私たちの生活はより便利に進化を続けています。

便利になり生活の変化と共に消費行動も変化をしています。

その新たな消費行動がZMOTです。

これからのブランディングやマーケティングでは必ずおさえておきたいポイントですのでご紹介をしていきます。

消費行動には規則性がある。

突然”消費行動”と言われ「?」となっている人の為にも従来の消費行動と時代の変化に合わせてZMOTを紹介していきます。

元々購買モデルとしてFMOT(エフモット)という考え方がありました。

「消費者が何らかの刺激を受けて、お店に行き商品を購入し、使用をする。」

これが今までの購買モデルとして考えられています。

ここでいう刺激は以下のようなものとなります。

  • TV
  • ラジオ
  • 広告
  • チラシ
  • 口コミ・評判

FMOTでは刺激を受けて購入する為に店頭へ行き購入する瞬間が重要と考えられていました。

インターネットの台頭で変わる現代

1996年に日本で初めてのポータルサイト「Yahoo! JAPAN」が誕生した頃のインターネット普及率はわずか3.3%

それから17年後の2013年には82.8%までインターネットは普及しています。

めまぐるしいほどの技術進化で今ではインターネットはなくてはならないものとなりました。

テレビやラジオなどの従来の刺激とインターネットの最大の相違点は能動的な面を含んでいることにあります。

見たいテレビや聞きたいラジオは時間を合わせなければなりませんでしたが、インターネットはいつでもどこでも調べたり見ることができます

ネットショップは右肩上がり

インターネットのチカラはこれだけにとどまりません。

今や爆発的な伸び率を見せるネットショップ(ECサイト)の利用率は日本全体の72.2%。

約7割の人がネットで買い物をしている計算になります。

さらにはEC市場規模は2010年にはは約7.7兆円だったのが2015年には15.1兆円にまで広がっています。

未だ伸びしろがあるEC市場は今後の動向を注目しておきたい市場の一つと言えます。

 

新たな購買モデル「ZMOT」

今まで受動的な情報がメインだしたがインターネットの普及で能動的に情報を獲得できるようになりました。

そんな中登場したのがZMOT(ジーモット)です。

Zero Moment of Truthの頭文字を取った言葉で、従来あったFMOTの刺激と購買の間に情報収集が加わったと提唱する購買モデルです。

消費者は商品を購入する前にインターネットでまずは使用状況やレビューを確認するようになりました。

広告ではない使用・利用した生の声を手に入れることができるようになりました。

信ぴょう性が高い情報を求めている

情報収集がより手軽に出来るようになったので消費者はより信ぴょう性が高い情報を求めるようになりました。

インターネット上には嘘か本当か分からない情報から信ぴょう性が非常に高い質の良い情報まで様々あります。

消費者はその信ぴょう性が高い情報の見極めが、企業・店舗側は消費者の購買不安や思考を先回りした提案や情報が必要となります。

 

ZMOTによる深層心理

ZMOTによる購買モデルの登場で考えられる消費者の心理は以下の事が考えられます。

  • 失敗・無駄遣いをしたくない
  • 時間をかけたくない
  • 納得して買う理由が欲しい
  • 第三者の推奨が欲しい
  • 満足したい

店舗側ができる事

この様な消費者の心理の中で店舗側はどんな施策を取るべきでしょうか

  • レビューページの充実
  • 必要な情報を求めたコンテンツ
  • 使い方をレクチャーしたテキスト・動画コンテンツ
  • 使用後の生活の提案
  • サイト内のユーザビリティの向上

この他にもさまざまありますが一例を取り上げてみました。

この様な店舗側の配慮がレビューや評価となり次の情報へとつながっていきます。

共有・共感が次の顧客を生む

レビューや評価、SNSでの交流などが次の顧客を創るきかっけとなります。

店舗側と消費者が歩み寄り、よりよくしていく働きが必要となります。

その様な働きをする為にはブランディングがおすすめです。

顧客との絆を強くし新たな口コミ・評判を作る。ブランディング活動を通じて新たな共有や共感を生み出していきましょう。

参考記事「魅力を最大限引き出すために必要なブランディングとは?

まとめ

  • インターネットは今やなくてはならないものとなった
  • 購買が起こる前に消費者はインターネットで情報収集をしている
  • 情報に対して店舗側はネット上の情報をや使い勝手を充実させていこう
  • SNSなどを活用した共有・共感が次の顧客を生む
  • ZMOTのプロセスを充実させるにはコンテンツマーケティングがおすすめ
    参考記事「制作中…」
  • 購買プロセスをより詳しくしたものが行動プロセス
    参考記事「消費者の心をつかむ!行動心理プロセスってなに?

ブランディング設計。全体で成長するプロジェクトの進め方

ブランディングをはじめてみていつのまにか共通認識の意識から外れてしまい忘れ去られてしまう。

そんな一時の施策にしてしまうのはとてももったいないことです。ブランディングを成功に収めるには、社内で一丸となって取り組む必要性があります。

ブランディングを成功に収めるにはブランディングを社内共通のプロジェクト化をし、それぞれの部署による役割が必要となります。
今回はブランディングのプロジェクト化と部署ごとの役割付けについてお話をしてまいります。

プロジェクト化が必要な理由

ブランディングを実際に始めてみると分かるかと思いますが、ブランディングというもの自体が抽象的にとらえられがちになってしまい、実務に上手く落とし込めなかったり、継続して施策ができなかったりなど色々な障壁にぶつかるかと思います。

ブランディングの特性とあわせてプロジェクト化が必要な理由を挙げていきます。

差積化は時間がかかるもの

ブランディングは差別化と違い、差積化をされていき、時間とともに効果が発揮されていく特徴があります。

差別化は時間と共に競合や大手企業に模倣されてしまいますが、差積化は時間がかかる分、真似されにくさが特徴としてあります。

差積化について詳しくは、「もう真似されない!差別化を差別化する差積化とは」をご覧ください。

抽象的になりやすい

ブランドは顧客の頭の中に存在する為、イメージ付けをしなければならない。

多くの顧客の頭にイメージを定着させていく為に、実務にブランディングを落とし込む必要がありますが、抽象的なイメージが先行してしまい実務に落とし込みにくいという意見をよく耳にします。

ですのでブランディングを始める前には、企業理念やコンセプトを業界や自社分析を元に基本的な軸を実務に落とし込んでいく必要があります。

◎おすすめの分析シート

【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析
今後の方向性や自社の機会や脅威の分析におすすめ!

【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析
3つの視点から自社の状況を見極める分析におすすめ!

【テンプレート付】世の中の変化を自社の変化にPEST分析
世の中の情勢の変化から自社の影響を分析するときにおすすめ!

STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方
自社の業界内のポジショニングを明確にするときにおすすめ!

分析を元に、企業理念やコンセプトの落とし込みをしていきましょう。

企業理念の作り方についてはこちらを参考にしてみてください。「売上アップと社会貢献のための魅せる経営理念とは

各部署のマインドを統一させる。

ブランディングは誰か一人が施策を行い、達成されるものではありません。

会社全体が軸となり、目的のブランド化へと推し進めなければなりません

例え小さな部署であっても、雑務を行う人であっても企業理念やコンセプトに沿って業務を行う必要があります。

その積み重ねが、外から見ても内から見ても差異のない共通したブランド化へと進化していきます。

ブランディングは顧客・社員・求職者など様々な状況の人に対して効果を発揮するものです。

数値化が難しい

ブランディングは特性上、数値化が難しいものです。

しかしビジネスをする以上数値化ができなければ、継続するべきかどうかの判断も難しくなります。

上手くいっているブランディングは時間の経過とともに時間や労力、価格などのコストが軽減されていくものです。

ブランディングを始める前の顧客一人当たりの獲得コストやLVT(顧客生涯価値)を数値化していきましょう。

この数値化に対して、ブランディング活動開始後のコストなどを定期的に数値化し各部署で何が必要か、何がよくないのかをディスカッションしていく必要があります。

数値化できるものは出来るだけ多く数値化し、今後のブランディング活動のものさしとしてストックしていく事をおすすめします。

4軸8視点でプロジェクト化をしよう。

ブランディングをプロジェクト化する必要性はお分かりいただけたと思います。

プロジェクト化を進める上で、会社全体でブランディングをするためにそれぞれの役割を4軸8視点で考えてみましょう。

まずはブランディングに必要なブランディング主務軸、商品提供価値軸、コンテンツ提供価値軸、リレーション提供価値軸の四つの軸を用意します。

 

それぞれの軸には各2つづつの視点が必要です。

  • ブランディング主務軸には、ビジネス視点・プロジェクト視点
  • 商品提供価値軸には、商品シーズ視点、商品ニーズ視点
  • コンテンツ提供価値軸には、メディア視点・クリエイティブ視点
  • リレーション提供価値軸には、トライアル視点・リピート視点

軸と視点を組み合わせると以下の図のようになります。

各担当のリーダーが各視点の担当者となり、ブランディング活動を共有化し進めていきましょう。

そして定期的に各視点の担当者はブランディングに関してのミーティングを行いブランディング戦略を練る必要があります。

各視点それぞれに人を配置する必要はありません。2~3人が各視点を分担し、進めてもかまいません。

それぞれの視点の意識を持つことが大切です。

それでは各視点の特徴を解説して参ります。

ビジネス視点

この視点の人は経営者やブランディングプロジェクトの発案者などが該当し、ブランド自体がビジネスにどう還元していくのかについて考える視点です。

プロジェクト視点

ブランディングの担当者が該当します。ブランディングのプロジェクト自体を促進する役割を持つ視点です。

商品シーズ視点

仕入や生産・商品開発などを担当する人が該当します。商品やサービス、会社や店舗のシーズの部分ですので言い換えれば商品提供価値を創り出す部分です。

商品提供価値の大小によりブランディングの成否も左右します。

ブランディングはそもそも売れない商品や需要がない商品を無理やり売る施策ではありませんので、ブランディングのベースの部分と言えます。

※シーズとは企業や店舗が新しく開発、提供する技術や材料。ビジネスの種ともいわれる。

商品ニーズ視点

リサーチやお客様窓口などを担当する人が該当します。商品やサービスに対しお客様がどう感じているのかどこに不満を感じているのかなど顧客のニーズに精通している部署なので、顧客の意見や行動からブランディングのヒントを獲得する必要があります。

クリエイティブ視点

デザインやコピーなどを担当するクリエイティブな人が該当します。デザイナーやクリエイティブな仕事に注力できない場合、社外のデザイン会社に参画してもらう事をおすすめします。

コンテンツ提供価値をいかに伝えるのかという部分に注力しますので、コンテンツの完成度が重要となります。

8方向のアイデアで見ると、「逸話」「情景」「証明」「提案」に関するコンテンツを創り出す部分です。

参考にしたいコンテンツ:【保存版】ブランド価値を創り出す8つのアイデア創造方法

メディア視点

ノベルティや広報、日頃から社内のホームページを更新を担当する人が該当します。

自社ホームページでブランディングやコンテンツマーケティングの施策(オウンドメディア)や広告などのコストがかかる媒体(ペイドメディア)、顧客側からのレビューやブログなどの媒体(アーンドメディア)とメディアにも多岐にわたりますが、基本的にはオウンドメディアなどの自社発信の情報をブランディングしていきます。

8方向のアイデアで見ると、「逸話」「情景」「証明」「提案」に関するコンテンツを伝える部分です。

参考にしたいコンテンツ:【保存版】ブランド価値を創り出す8つのアイデア創造方法

トライアル視点

販売や接客を担当している人が該当します。リレーション提供価値軸に位置しており、顧客との関係を通じてブランド価値を高めていく役割を担います。

ブランドとの原体験を提供する部分でありますので、いかに価値ピークを大きくできるのか左右する重要なポジションです。

8方向のアイデアで見ると、「応接」「仲間」「共創」「社会」に関するコンテンツを創り出す部分です。

参考にしたいコンテンツ:【保存版】ブランド価値を創り出す8つのアイデア創造方法

リピート視点

アフターフォローやリピーターと関係を持つ人が該当します。

顧客との関係を構築する場を提供していきます。(コミュニティサイトの運営など)

価値ピークを迎えた現在顧客がいかにしてリピートが続くようにすべきか考えていかなければなりません。

プロジェクト化への注意点

ブランディングをプロジェクト化する上でそれぞれ注意する点があります。

それらを4つのポイントに分けて解説をしてまいります。

各視点と業務を落とし込む

先ほど解説いたしました、4軸8視点と実務を担っている特長を上手く組み合わせる必要があります。

誰か1人や社内の一部で進めると偏ったブランディングとなってしまい、改善点にも気が付かず上手くいきませんので注意しましょう。

すべて社内で内製しなければならないわけではない

餅は餅屋という言葉がある様に、すべてを社内で内製化する必要はありません。

ブランディングのプロジェクトチームは業務に合わせ、ブランディングに注力できる人が理想です。

デザインやHTMLやCSSなどの言語知識がある人の様な特殊な技術を持った人もチーム内に置く必要性があります。

ですので、デザイン会社や制作会社をプロジェクトのチームの一人に加える事も視野に入れておきましょう。

多くのディスカッションを行いアイデアを出し合う

ブランディングプロジェクト発案段階からできる限り密にディスカッションを行うようにしましょう。

それぞれの担当者が日頃の業務で感じたことなどの意見を出し合い、ブランド化に対して多くのアイデアを出し合うような環境づくりを目指しましょう

企画書にしっかりと落とし込む

プロジェクトスタート段階で全てのスタッフがブランディングに対して興味・関心を持っているわけではありません。

さらにブランディングに対しての知識もまちまちです。

ですので、何故ブランディングが必要なのか、ブランディングを実務に落とし込むにはどのような事が必要なのかについてしっかりとプレゼンテーションを行えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回のコンテンツのまとめは以下になります。

プロジェクト化が必要な理由

  • ブランディングは継続した活動が必要なのでプロジェクト化が必要
  • ブランディングは会社全体で行うので各スタッフの理解と協力が必要
  • 抽象的になりがちなので実務に落とし込みそれぞれの理解を深めていく必要がある
  • 一つのコンセプトに対し各業務で体現していくブランディングは、まとまりが必要
  • ビジネスをする上で数値化が重要。各部署での数値をブランディングにも反映し評価判断を行う必要がある

プロジェクト化の注意点

  • 4軸8視点をベースに各業務へと落とし込もう
  • 全てのブランディング活動を内製化する必要はない
  • 密にディスカッションを行いアイデアを沢山出し合おう
  • 社内全体で行うので企画書を作りプレゼンテーションをしよう。

【保存版】ブランド価値を創り出す8つのアイデア創造方法

画像提供:Designed by Freepik

ブランディングを行う上で、必要不可欠なコンテンツや活動内容のアイデア創造ですが、とはいっても急にアイデアがポンポン出てきません。

ブランディングを外注してしまい自社の人間が関わらないブランディングは成功する確率はグンと下がってしまいます
今回はブランド価値を創造する上で一つの指針となる「8つの方向」について解説をしていきたいと思います。この8方向を元にコンテンツ作りの参考になれば幸いです。

※この記事を読む前にブランディングとは何かを理解しておく必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。「魅力を最大限引き出すために必要なブランディングとは?

ブランド価値を創造する8つの方向

下図はブランディング活動の全体図でもある価値創造のフロー図です。

企業や商品の分析を行い、ブランディングに必要な3つの柱(ブランドストーリー、ブランドパートナー、ポジショニング)を用意した後にどの様な価値創造をすればブランディングとしてブランド化を進めることができるのかを考えていきたいと思います。

◎ブランディングに必要な3つの柱

自社ブランドを支持する愛すべきブランドパートナーの作り方
対象のブランドを圧倒的に支持してくれるお客様を設定しましょう

愛されるものには物語がある。ブランドストーリーの作り方
物語により共感を呼ぶブランドストーリーを設定しましょう

【テンプレート付き】STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方
ブランディングをする際のポジショニングはどこにすべきか設定しましょう

ブランド価値創造の一つの指針となる8つの方向の全体図です。

横軸に「コンテンツ提供価値」「リレーション提供価値」、縦軸には「感性的アプローチ」「理性的アプローチ」とあります。

これら8つの方向を2つづつに区分した4つのグループに分けて解説をいたします。

正確にはこれらの区分の境目はありません。あくまでも分かりやすく解説するために8つの方向に分けそれらを4つのグループに分けています

人を通じて感情に触れるグループ

人を通して顧客の感覚や情緒に触れていく事を目指す価値創造。

もてなしを具体化し価値を創る「応接」気心の知れた場づくりで価値を創る「仲間」が該当します。

人を通じて思考に入っていくグループ

人を通して顧客の持つ論理や思考に入っていく事を目指す価値創造。

お互いのリクエストに応えて価値を創る「共創」世間に関わり合うことで価値を創る「社会」が該当します。

商品を通じて感情に触れるグループ

商品を通して顧客の持つ感覚や情緒に触れていく事を目指す価値創造。

人に語りたくなるエピソードで価値を創る「逸話」「らしさ」を具体化して価値を創る「情景」が該当します。

商品を通じて思考に入っていくグループ

商品を通して顧客の持つ論理や思考に入っていく事を目指す価値創造。

知って得する知恵で価値を創る「提案」客観的な事実で価値を創る「証明」が該当します。

 

これら4つのグループを「コンテンツ提供価値」「リレーション提供価値」に分けると以下のカタチになります。

 

各8つの方向は企業側、顧客側とそれぞれあります。ブランディングは基本的に企業側主導で行うものですが、ブランディングを進めていくうえで顧客側のブランディングへの貢献は欠かせません。

企業側、顧客側のブランディングへの貢献が組み合わさり、ブランド価値が増大していきます。

 

コンテンツ提供価値創造の4つの方向

ここでさらにコンテンツ提供価値創造に含まれる4つの方向性について詳しく解説します。

コンテンツ提供価値は評判や口コミの促進に該当する活動です。

商品を通じて感情に触れる逸話

「感性的アプローチ」「コンテンツ提供価値」の間にある商品を通じて感情に触れるグループに入ります。

商品やサービス、企業・店舗にまつわるエピソードなどがここに位置します。

ポイントは顧客がそのエピソードを知った時に誰かに語りたくなるようなエピソードかどうかが重要です。

企業側の逸話

商品開発の過程や起業時の失敗談や開発秘話などストーリー性があり人の感情を動かすようなユニークなエピソードが必要です。

顧客側の逸話

商品やサービスを利用した時の体験談が主なものとなります。商品そのものの性能や機能を様々な用途で見せたり、本来の用途ではないアイデア溢れる使い方などが該当します。

一時期言われていた「神対応」なども顧客側の逸話に該当します。

商品を通じて感情に触れる情景

「感性的アプローチ」「コンテンツ提供価値」の間にある商品を通じて感情に触れるグループに入ります。

商品やサービス、企業・店舗を利用する情景を指します。

言わばそのブランドの「らしさ」が情景となります。

ケーキ屋さんの場合、親しい人への手土産の情景を見せたいのか、家族そろった特別な時に食べる情景を見せたいのかによって顧客が抱く印象は異なります。

扱う商品・サービスにより何を情景として見せるのかも異なります

取扱商品・サービス別の情景

日用品や飲料などのモノが中心の場合は、空間や人が情景になります。

保険などのヒト中心の場合は、物や空間が情景になります。

ホテルやレストランなどの空間が中心の場合は、人やモノが情景になります。

企業側からの情景

ブランドストーリーに合わせて何をどのように見せたいのかを徹底する必要があります。

どんなブランドストーリーを伝えたいのか、その伝えたいことを、画像や動画、販促物などに反映させていきます。

・ブランドストーリーの作り方はこちらから。
愛されるものには物語がある。ブランドストーリーの作り方

顧客側からの情景

商品やサービスを利用している顧客がどのような状況でどの様なシーンなのかこそが顧客側の情景となります。

どの様なシーンでどんな客層の人に利用してもらいたいのかを落とし込んでいきましょう。

完全なコントロールは不可能ですが、企業側の理想に対しての働きかけが大切です。

例:高級路線のお店にしたい場合はドレスコードにするなど。

商品を通じて思考に入る提案

「理性的アプローチ」「コンテンツ提供価値」の間にある商品を通じて思考に入るグループに入ります。

商品やサービスを通じて顧客の生活にどの様な良い変化が起こるのかを伝えていく活動を指します。

企業側からの提案

ブランドストーリーと従来の生活サイクルを組み合わせる事で新たな生活サイクル提案し、組み立てていきましょう。

それにはブランドパートナーがどの様な生活サイクルを送っているのかを分析する必要があります。

・ブランドパートナーの作り方はこちらから。
自社ブランドを支持する愛すべきブランドパートナーの作り方

ブランドパートナーのどの部分の生活サイクルに着目するのかにより様々な提案アイデアが出てくるはずです。

顧客側からの提案

商品やサービスの新たな使い方や利用方法を顧客から見出してもらう事が顧客側からの提案に該当します。

最近では動画やSNSが盛んに利用されているのでこれらを通して企業側からイベントを企画するのも良いでしょう。

商品を通じて思考に入る証明

「理性的アプローチ」「コンテンツ提供価値」の間にある商品を通じて思考に入るグループに入ります。

これは第三者的な証明などを指します。「○○売上No1!」「○○教授大絶賛!」などが当てはまります。

企業側からの証明

何の分野でNo1になるのか、どんな権威を持った人が太鼓判を押せばよいのかを考える必要があります。

ブランドストーリーから外れてしまいやすいので無理やり証明を作らずブランドストーリーからブラさない証明が必要です。

顧客側からの証明

実際に商品やサービスを利用している人の数。○○で売上No1や販売個数No1、1時間に〇個売れているなどの実際の顧客の消費活動から切り取って考えてみる事をおすすめします。

リレーション提供価値創造の4つの方向

次にリレーション提供価値創造に含まれる4つの方向性について詳しく解説します。

リレーション提供価値は顧客の絆強化を促進する活動です。

 

人を通じて感情に触れる応接

「感性的アプローチ」「リレーション提供価値」の間にある人を通じて感情に触れるグループに入ります。

応接は接客や商品・サービスを利用した時に価値を感じさせる活動を指します。

企業側からの応接

現在顧客に対してどのように還元していくのかがキーポイントとなります。

ただし勘違いしてはいけないのが、値引や高価なプレゼントで還元するといったものは応接には該当しないという事です。

ブランドを好きになってもらう。をベースに何を還元すれば好きになってもらうのかを考えてみる事で応接の価値が出てきます。

顧客側からの応接

顧客側からの応接は企業側のちょっとした心配りが重要です。

急なトラブルやアクシデントに対して通常にはない対応を即座に行ったり、ワインなどを販売する場合銘柄だけではなく、同銘柄で年代別で販売するなどブランドパートナーがより興味を持ち満足度を上げてくれる活動が顧客側の応接の価値となります。

人を通じて感情に触れる仲間

「感性的アプローチ」「リレーション提供価値」の間にある人を通じて感情に触れるグループに入ります。

顧客・ブランドパートナーを中心に商品やサービスに関連したコミュニティを強化する価値創造です。

企業側からの仲間

商品やサービスに関心がある顧客はもちろんその地域や環境などに合わせたコミュニティを形成しイベントを行う価値創造などが該当します。

ブランディングの肝は様々な切り口からブランド化を推し進めるところにあります。

一見関係がなさそうに見えても視点を変える事でブランドに興味を持つ新たな顧客が現れる事を覚えておきましょう。

顧客側からの仲間

特定のブランドを利用しているという所を接点に顧客同士がコミュニティを形成する活動を指します。

ゲームアプリを介してユーザー同士が交流を深めたりする活動などを指します。

人を通じて思考に入る共創

「理性的アプローチ」「リレーション提供価値」の間にある人を通じて思考に入るグループに入ります。

ブランドパートナーと共に商品提供価値を高めたり、ブランドをよりよくしていく価値創造を指します。

企業側からの共創

商品開発に顧客の意見を取り入れたり、ブランドパートナーを参加させたりする事で共創の価値が生まれます。

様々な意見が飛び交い、それらの情報をSNSなどで拡散することでより効果的になります。

あまり共創に偏り過ぎてしまうとブランドストーリーやコンセプトから外れてしまうので注意をしましょう。

顧客側からの共創

ブランドにまつわるパッケージデザインやコンセプト、写真などを一般の方から公募するというの有効的です。

この場合、企業側からの共創で見られた商品開発の場合参加できる人数は限られてしまいますが、こういった募集の場合数に限りはありません。

人を通じて思考に入る社会

「理性的アプローチ」「リレーション提供価値」の間にある人を通じて思考に入るグループに入ります。

ブランドであり続けるためには社会との結びつきは必要不可欠です。

そのブランドがどんな社会貢献をしているのかが価値創造へとつながります。

企業側からの社会

環境保全などのボランティア的な側面とブランドストーリーを組みあせた独自の取り組みなどを指します。

自社で培った技術やノウハウをボランティア的に提供するなども社会の価値となります。

顧客側からの社会

ブランドが目指す社会貢献に対しブランドパートナーが共鳴をし、社会貢献へ繋げると言ったことが社会の価値創造につながります。

共鳴しその活動を積極的に行う顧客を表彰する等の活動が適しています。

アイデアは一つではない

8つの方向性をご紹介しましたが、あくまでも指標の一つとして考えてください。

実際のブランディング活動はこれら8つの方向性の間に位置する活動もあれば、組み合わせて真価を発揮する活動もあります。

ブランドパートナーがよりブランドを好きになってもらうという事を基本軸に考え価値創造を行っていくようにしましょう。

まずは分析から

8つの方向性はどの業種にも当てはめることができますが、向き不向きもあります。

これらを明確にしていくには、自社や行化の分析が欠かせません。

◎おすすめの分析シート

【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析
今後の方向性や自社の機会や脅威の分析におすすめ!

【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析
3つの視点から自社の状況を見極める分析におすすめ!

【テンプレート付】世の中の変化を自社の変化にPEST分析
世の中の情勢の変化から自社の影響を分析するときにおすすめ!

【テンプレート付き】STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方
自社の業界内のポジショニングを明確にするときにおすすめ!

価値創造から増殖へ

企業側が8つの方向性を元に価値を創造したとします。

それらの体験を経て顧客の価値ピークが増える事で顧客側からの働き掛けも広がります。

この顧客側からのアイデアこそ重要な物であり、生の声としてブランディングへ反映をしていきましょう。

 

コンテンツ提供価値、リレーション提供価値それぞれが価値を大きくし、それにより評判・絆強化がされていきます。

それにより新たな試みや活動の幅が広がるといった好循環に出来るようにブランディングを進めていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したまとめはこちらです。

  • ブランド価値を創り出す8つの方向性がある。
  • 8つの方向性は大きく2つの働き、4つのグループがある
  • コンテンツ提供価値・リレーション提供価値の2つの働きに分けられる。
  • 人を通じての感情に触れるグループ・人を通じての思考に入るグループ・商品を通じての感情に触れるグループ・商品を通じての思考に入るグループの4つに分けられる。
  • 人を通じての感情に触れるグループ・人を通じての思考に入るグループはリレーション提供価値
  • 商品を通じての感情に触れるグループ・商品を通じての思考に入るグループはコンテンツ提供価値
  • 人を通じての感情に触れるグループは「応接」「仲間」
  • 人を通じての思考に入るグループは「共創」「社会」
  • 商品を通じての感情に触れるグループは「逸話」「情景」
  • 商品を通じての思考に入るグループは「提案」「証明」
  • これらの価値創造を続け顧客の価値ピークを伸ばし新たな価値創造アイデアにつなげよう

顧客を優良顧客へ育成する!集客しながら輪を広げる設計

自社を利用してくれている顧客をすべて「顧客」とひとくくりにしてしまうと微小な変化などに対応できません。

また見込み客や離脱してしまった顧客をまた利用してもらえるようにするのもブランディングの役割の一つです。

顧客のステージ毎の特性とブランド価値のピークを深く理解をしブランディングを進めなければなりません。
今回はステージごとの顧客の区分けと潜在客、離脱客を優良顧客へと引き上げる方法、ブランド価値のピークについて解説をしてまいります。

顧客ステージについて

顧客は関心や状態に合わせて7つに分類することができます。

ブランディングに必要なブランドパートナーはある日突然現れません

企業・店舗と顧客が一体となってステージアップしていくイメージとなります。

次期顧客

自社ブランドが属している商品・サービスのカテゴリーとの接点はありません。

現在のライフスタイルに必要性がないため、その必要性を説きライフスタイルの変化を促す必要がある。

潜在顧客

必要性を感じておりきっかけがあれば、利用検討へとなる段階の顧客。

自社ブランドには気づいていないor意識していない状態。

検討顧客

自社ブランドの評判や口コミを知っており、自社ブランドを選択するか否かを検討している段階の顧客。

ブランディング施策の一環での一押しで現在顧客となる可能性を持つ。

現在顧客

自社ブランドの価値を理解し体感できている状態の顧客。

用途や展開なども理解しているので自社商品そのものの価値全てを享受できている状態

回遊顧客

自社ブランドの利用経験も踏まえて、同ブランドの商品・サービスカテゴリー内の
別ブランドを選択肢に入れている状態。

離脱顧客

商品・サービスカテゴリーへの必要性はあるが、
自社ブランドへの利用はなくなりつつあり、意識も向きづらくなっている

卒業顧客

ライフスタイルの変化などにより、商品・サービスカテゴリー自体への利用がない状態。

あるラーメン店で例えると

ここで上記7つの顧客区分の状態をラーメン店で例えます。

・次期顧客
普段ラーメンはあまり食べていない。食べたことがないわけではないが外食は洋食系が多い。

・潜在顧客
会社の同僚がみんなラーメンにはまり出した、美味しいというのでそのお店へ足を運んでみたいと考えている。

・検討顧客
どうやら自分の好みは煮干し系のラーメンである。近辺でおすすめのお店をピックアップしている。

・現在顧客
自分にぴったりのお店を見つけた。味も立地も良い。接客態度も良くイベントには欠かさず参加している。

・回遊顧客
お気に入りの店舗も見つけたが、他店のラーメンも食べてみたい。

・離脱顧客
今まで通っていたラーメン屋も飽きてた。煮干ではなくほかのラーメンはどうか。

・卒業顧客
最近はラーメンはめっきり食べなくなった。健康志向になりあまりカロリーの高い食べ物も控えている。

 

各顧客ステージの状態は、この状態に限るわけではありませんが、このような心理状態に近いと言えます。

ブランディングとマーケティング

ブランディングとマーケティングはそれぞれ対象とする顧客の範囲が異なります。

下図は、ブランディングとマーケティングの領域の違いを先ほどご紹介した7つに区分した顧客を対象に表しています。

マーケティングは、現在・検討・回遊顧客と意識が顕在化している顧客を対象に行う施策です。

一方ブランディングはより広範にである潜在・離脱・次期・卒業顧客まで全てを対象とします。

ブランディングは関心がない状態の消費者に対しても働きかけを行うので、より広範囲であり時間がかかる施策と言えます。

 

ブランディングは広範囲の集客を行い、マーケティングはより詳細な顕在化している顧客を獲得する際に活用します。

図のようにブランディングとマーケティング双方の施策をしてこそ効果的と言えるでしょう。

顧客の状態からブランディングを考えよう

ブランディング活動は顧客の状態(顧客ステージ)によって大きく3つに分けることができます。

  • ブランド価値ピークを創る
  • ブランド価値で絆を深める
  • ブランド価値で評判を促す

これら3つの活動を行う事でブランド全体の価値が上昇します。

ブランド価値ピークを創る

ブランド価値のピークを創る事で、どのステージの顧客層に影響を与えるのか。

それは「現在顧客」にあたります。

現在顧客は、そのブランド価値を深く理解し、体感も出来ています。

その状態の顧客に対し、商品提供価値をよりわかりやすく伝え、さらにはその機能性能の用途、活用方法を詳しく分かりやすく伝えることができれば、その価値ピークの期間は長くなります

ピークが長くなるという事は、自社の利用回数・期間も伸び、評判や絆にも影響をしてきます。

ブランド価値で絆を深める

顧客はいつまでも現在顧客でいるわけではありません。

他社を利用してみたくなったり、ライフサイクルが変化すれば利用をしなくなってしまう可能性もあります。

例えば独身時代よく利用していた、バーがあっても結婚をしてしまうと足が遠のいてしまうなんてことはよくあります。

 

そこでイベントの開催や顧客同士のつながりを促す活動や定期的な集会や勉強会など中身は業種によって様々ですが、様々な試みで回遊顧客や離脱顧客を引き戻し絆を深めていく必要があります。

卒業顧客との絆

卒業顧客は、状況により引き戻すよりも評判へ繋げる方が得策な場合があります。

例えばランドセルの場合、おじいちゃんやおばあちゃんが孫へ購入してあげる場合、購入時期を過ぎてしまえば購入する機会は訪れません。

しかし購入時の原体験が良い場合次に購入を予定する人へ評判として繋げることができます。

様々な顧客の状況やシーンを考えて引き戻すべきか、評判へ繋げてもらうべきか考えて設計するようにしましょう。

ブランド価値で評判を促す

企業・店舗は顧客からの口コミや評判をコントロールすることはできません。

あくまでも口コミや評判を促す事しかできません。

しかしこの評判・口コミもブランディングの施策により顧客が口コミしやすく評判にしやすい環境づくりが可能です。

 

例えばお店のこだわりや商品開発エピソードなど、顧客が誰かに自社を進める際におすすめできるポイントやお話がある事でより周りに勧めやすくなります。

高額商材を扱っているならば、体験会やイベントなどで関わりを増やしたり来店機会を増やす事も重要です。

ブランディング施策は顧客と共に創り出す。

ブランディングは顧客と共に創り出していくものです。

価値ピークの創造や絆・評判の施策も顧客の反応や顧客からの提案も反映すべきでしょう。

企業・店舗サイドだけの発想にとらわれず、顧客との交流や関わりにより、より一層の効果が見込める施策を創り出す環境を整えましょう

ブランド価値の最大化

ブランディング施策により価値のピークを創り出し、ブランド価値自体を最大化するという事は具体的にどのような事でしょうか。

顧客は、商品・サービスに対してお金を支払います。言わば提供価値に納得してもらい、その対価を支払い商品・サービスを享受するわけです。

金額よりもその価値が上回る事で顧客の満足度は上がります。

たとえ安くても粗悪な物であれば満足度は上がりません。

 

そして満足度が上がる事で継続した利用を促せるメリットを持ちます。

さらに満足度が高い商品・サービスは口コミ・評判も広がりやすいものです。

自分が利用し満足しているものは自信を持って他者へ勧められるものです。

ブランド価値創造の注意点

ブランド価値を最大化する時には注意点が必要です。

それはブランディング初期に設定した、ブランドパートナー・ブランドストーリー・ポジショニングの3つの整合性です。

 

ブランドパートナーにとって価値があるものであり、ストーリー・ポジションから逸脱しない価値創造が必要というわけです。

なんでもかんでも機能を追加すればよい、価格を出来るだけ抑えればよいそういうわけではありませんので注意が必要です。

また時間の経過とともにブランド立ち上げ初期とは異なる、顧客と想像した価値というものもあります。

これらも尊重し、ぶれないブランド作りを心掛けたいものです。

変わらないために変わり続ける

顧客ステージの例で挙げたラーメン屋の場合、開店当初から同じ味のラーメンを提供し続けると現在顧客からの離脱は進んでしまいます。

人は飽きる性質を持ち、新しいものに関心を持つ側面があります。そんな側面を持ちながら変わらないものへの愛着というものもあります。

とても難しい課題です。

これらに対し正面から向き合い、初めて食べた感動(体験)を変わらず提供するために変わり続ける必要があります。

 

口コミ・評判は広がれば広がるほど期待値は上がるものです。

その期待を超えるものを提供する企業努力が必要となります。

積み重ねて力を発揮させる

ブランディングは積み重ねて力を発揮させる施策です。

ですので、小さな事を沢山積み重ね、それら一つ一つを集結させブランド化を進める必要があります。

はじめは効果がなかったものでも積み重ねる事でより大きな力となりうるものだと言えます。

せっかく積み重ねた小さな価値たちを一つに集約させひとつの大きなブランドへと昇華させるには、ブランディングの設計が重要となります。

思い付きや行き当たりばったりにせずきちんとした設計の元PDCAサイクルを回していく必要があります。

まとめ

今回のコンテンツのまとめは以下になります。

  • 顧客は大きく7つに区分できる。
  • 次期・潜在・検討顧客は評判設計で現在顧客へ
  • 回遊・離脱・卒業顧客は絆設計で現在顧客へ
  • 変わらないために変わり続ける施策で価値の最大化を
  • 価値ピークを伸ばして少しでも長く現在顧客で居てもらおう
  • ブランドはお客様と共に創り上げていこう
  • ブランド価値は小さな価値創造の積み重ねで一つの大きな価値となる。
  • ブランディングは時間のかかるものである。少しづつ積み重ねていこう

いかがでしたでしょうか。

是非あわせて「顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法」もご覧ください。

ブランディング戦略スタートの適切なタイミングとは

ブランディングはいつでも始められる施策ではありますが、適切なタイミングもあります。

ブランディング活動を最大限効果的にさせるにはその開始時期やタイミングも重要です。

ではどのタイミングが良いのかというとそれは対象や状況によって異なります。
今回はブランディングスタートのタイミングについてお話をしてまいります。

ブランディングスタート前の準備

ブランディングを開始するには、ブランディングを行う対象の準備が必要となります。

ブランディングスタート前の準備フローチャートは以下の通りです。

分析をしよう

自社を含めた業界内の状況や世間の状況、業界内の自社のポジショニングなど様々な視点からマクロ・ミクロで分析を行う必要があります。

◎おすすめの分析シート

【テンプレート付】脅威を減らして機会を増やすSWOT分析
今後の方向性や自社の機会や脅威の分析におすすめ!

【テンプレート付】3つの環境から自社を見つめる3C分析
3つの視点から自社の状況を見極める分析におすすめ!

【テンプレート付】世の中の変化を自社の変化にPEST分析
世の中の情勢の変化から自社の影響を分析するときにおすすめ!

【テンプレート付】STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方
自社の業界内のポジショニングを明確にするときにおすすめ!

上記の分析を進め、自社の状況やブランディングを行う対象である商品・サービスについて第三者目線で分析を行います。

ブランディングに必要な3つの柱

分析の後にブランディングに必要な3つの柱を策定します。

ブランドパートナー、ブランドストーリー、ブランドパーソナリティを設定しましょう。

◎ブランディングに必要な3つの柱

自社ブランドを支持する愛すべきブランドパートナーの作り方
対象のブランドを圧倒的に支持してくれるお客様を設定しましょう

愛されるものには物語がある。ブランドストーリーの作り方
物語により共感を呼ぶブランドストーリーを設定しましょう

【テンプレート付】STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方
ブランディングをする際のポジショニングはどこにすべきか設定しましょう

ブランディングの進め方の理解

ブランディングを戦略として進めていくには、絆と評判、全体像を理解しておく必要があります。

顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法

ひとり歩きさせないブランド戦略の全体像と実務

これらの準備・理解が進んでからブランディング開始となります。

見切り発車や思い付きで施策をするのではなく必ず全体像を見据えてから施策にとりかかるようにしましょう。

ブランド化を進める順番

ブランディングをする際に「企業をブランド化すべきか、商品をブランド化すべきか分からない」といった質問をされるときがあります。

この問いに対して何が最適なのかを考えてみましょう。

最終的にブランディングは、企業も商品・サービスどちらも行う事になります。ですが扱う商材などによりその順番の適正は異なります

商品・サービスのブランド化

商品やサービスをブランド化する場合、継続的な利用が見込める業種などを指します。(例:調味料、洗剤など)

これらのものは繰り返し購入し使用します。

「この洗剤○○は油汚れがよく落ちる!」など社名よりも商品名・サービス名が先に印象付けられます。

企業のブランド化

企業のブランド化の場合、その逆である継続的な利用が見込めない商材を扱っている業種に向いています。(例:家、家電、車)

特に家は継続利用は見込むことは難しいです。「この家住み心地が良いからもう一軒買おう!」なんて人は少ないはずです。

車や信用度が重要である保険業やB2Bビジネスなどもこちらのグループに入ります。

 

いずれも企業ブランドにより商品・サービスが選ばれる事もあれば、商品ブランドにより企業が支持されるどちらの方向性からもブランディングは機能しますので自社の特性に合った試作を行いやすい方から始めてよいでしょう。

 

製品ライフサイクル理論(PLC)を理解しよう

製品ライフサイクル理論(PLC)はProduct Life Cycleの略称で、商品寿命を導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つのステージで区分した理論を指します。

PLCを理解することでブランディングをするべきタイミングがより明確になります。

ブランディングをいかに優秀に行ったとしても衰退期から始めてしまっては効果が見込めません

導入期

導入期では、認知度が低く、需要も多く発生していない状況。

製品の認知度や需要を高める必要性があります。またその製品の機能・性能を理解してもらい、利用イメージや利用後のメリットなどを理解してもらう必要があります。

成長期

認知度・需要が高まり市場からの参入を増える段階。

競合に負けないよう自社のポジショニングを行い、市場での確固たる地位の確立が必要となる。

このタイミングからブランディングの真価が発揮され始める

成熟期

市場内が成熟し始める時期、需要も一定数安定化し、商品提供価値の差異もほとんど見られなくなる。

このステージでブランディングを行ってきたかにより大きく差が出てきます

衰退期

需要の縮小により、市場が小さくなり競合も撤退をし始めます。

競合も新たな市場や上位互換の商品開発を行い新たな市場へと参入し始める頃です。

保守顧客層へのコミュニケーションやアフターケアを行いつつ、新たな市場の模索を始めます。

ブランディングを行う事で獲得したファンを引き連れ新たな市場へと誘導することもできます。

 

製品ライフサイクル理論で見ると、ブランディングの真価が発揮されるのは成熟期と言えます。

その為、導入期ではブランディングの骨組みを設計し、成長期には施策をはじめていかなければなりません

ブランディングの最終目的

ここでブランディングの最終目的を今一度おさらいしておきましょう。

ブランディングの最終目的とは「商品価値を最大限発揮し、顧客との絆を深め評判を呼び、ビジネスに貢献していく」事です。

ブランディングを通じて顧客との交流を深め、自社を十分理解してもらい、商品提供価値やそれらに付随する価値を絆と評判へと落とし込む必要があります。

本質を知りタイミングを見極める

ブランディングの最終目的は、「商品価値を最大限発揮し、顧客との絆を深め評判を呼び、ビジネスに貢献していく」と解説をいたしました。

言い換えるなればブランディングは、商品・サービス、企業・店舗の根幹がしっかりとしたものであるからこそ行う施策になります。

ですので、商品やサービスに魅力がない、会社・店舗に魅力がないところからブランディングを行っても効果としては期待できません。

商品や会社の軸やベースがしっかりとしていることが前提となります。

ブランディングは価値があるもの、良いものが世間に認知されていない、その真価が発揮されていないからこそ発揮できるのです。

必要のないもの、売れないものを無理やり売るといった施策ではない事を理解しておきましょう。

誰の為のブランドか?

ブランディングを行う上でおさえておきたいのが、誰の為のブランドなのかをはっきりとさせておきましょう。

一番の対象となるブランドパートナーはもちろん、企業や店舗の魅力を最大限引き出し、新たな利用機会や手段をブランドパートナーと共に創り出していく必要があります。

ブランドとは消費者の頭の中に根付いた瞬間、ブランドとして成立します。

ブランディングは言わば、企業・店舗と消費者を繋ぎ絆を深める橋渡し的な役割と言えます。

コンセプトを柱に

企業ブランディング、商品ブランディング問わず、コンセプトや企業理念が柱となります。

商品開発の場合も商品コンセプトが決まり、商品の機能や性能が明確になった時点でブランディングを始める事をおすすめします。

その時点ではターゲット層や使用シーンなどを想定し進めていきます。

イメージが固まる前に…

家や家電、車などの継続購入が見込めない商材等の場合は市場参入後のトライアル(初期利用の顧客)がひと段落した時点で、将来のブランドパートナーを想定しブランディングを展開していくようにしましょう。

リブランディングは至難の業

一度イメージが定着してしまうと、その時点からのブランディングは至難の業と言えます。

一度根づいたイメージをまた新たなイメージに定着させるのは、新規参入よりも難しい。リブランディングをする場合はじっくりと腰を据えてしっかりとした戦略を練るようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ブランディングのタイミングは、ブランディングの性質上コンセプトなどの基盤がしっかりとしている状態であり、既存ブランドの場合は導入期のトライアル状況を分析してからがベストなタイミングでしょう。

この他にも以下のポイントをおさえておくようにしましょう。

  • ブランディングを始める手順をおさえておきましょう。
  • ブランディングを始める順番は商品か企業か、自社はどちらが先か見極めよう。
  • 製品ライフサイクルに敏感でいよう。
  • ブランディングの最終目的は商品価値を最大限発揮し、顧客との絆を深め評判を呼び、ビジネスに貢献していくことである。
  • ブランディングの本質は法品・サービス、企業・店舗に魅力がありその価値を最大限発揮させる施策である。
  • 計画・準備段階でブランディング戦略を組み込み、設計を行っていこう。

【テンプレート付き】STP分析から個性を引き出すブランドパーソナリティの作り方

自社や自社商品が競合に埋もれないためには何が必要だと思いますか?

その一つの答えが「らしさ」です。

ブランディングをする上でわざわざ競合が多い場所にポジショニングをする必要がありません。

良いポジショニングをするには競合や業界の特性を深く理解し全体を把握する必要があります。

そこで有効なのがSTP分析によるブランドパーソナリティです。

今回はSTP分析とやり方とポジショニングのコツについて解説をしてまいります。

ブランドパーソナリティとは

ブランドとして世の中で確立できているものは「らしさ」があります。

この「らしさ」こそブランドの個性であり、ブランドを選択する理由の一つともいえます。

「○○ってブランドのデザインが好き」「□□ブランドはかわいくて好き」などそれぞれの個性があります。

ブランドパーソナリティはその個性を人間に模して性格を設定する手法の事を指します。

ブランドを明らかにする。

ブランドというとどうしてもあいまいなものになりがちですが、ブランドパーソナリティーを設定することで個性を明文化し、その後の戦略が立てやすくなります。

文章や見せ方ひとつとってもブランドパーソナリティーを設定しておくことで、「こんな性格だから文章もこんな感じ」などポジショニングしやすくなっていきます。

良し悪しを理解する

性格には良し悪しがあります。

良いところも行き過ぎてしまえば悪いところにもなりうるという事に注意しましょう。

それこそが個性となりブランドとなっていきますので、八方美人や万能になろうとせずブランドパーソナリティを設定していきましょう。

ブランドパートナーとの相性は?

一番重要視すべきはブランドパートナーとの相性です。

ブランドパーソナリティーがブランドパートナーと相性が悪いとブランドはうまく成功しません。

競合のポジショニングを見ながら、ブランドパートナーとの相性も良いパーソナリティーを設定していきましょう。

STP分析を活用しよう

ブランドパーソナリティーを設定する際にはSTP分析が有効です。

STP分析とは、Segmentation(セグメンテーション)、Targeting(ターゲティング)、Positioning(ポジショニング)の頭文字を取った分析方法で、市場を2つの価値軸に合わせて細分化しターゲットを絞って、ポジションを取る戦略を練るための分析です。

ブランディングパーソナリティーと合わせて解説をします。

2つの価値軸

まずは二つの価値軸を創り出しましょう。

ブランドパーソナリティーの場合は性格に当てはめるので、「正しさと賢さ」と「楽しさと美しさ」の価値軸をおきます。

図出典:「ブランディングの基本」より

この2つの価値軸は業種や見方によって多様に変化をさせることができます。

ここから競合を価値軸に合わせてポジショニングしていきましょう。

空白のポイントを見つけよう

ポジショニングしたところから空白のポジションを見つけていきます。

この空白部分がブルーオーシャンになりうるポジションといえます。

まとめ

ブランドパーソナリティーを設定することでブランドをどの様に見せるべきか明らかになります。

ブランドストーリー、ブランドパートナーを組み合わせる事ですべての方向性を落とし込む事が可能となります。

ブランディングの準備は上記3つを用意してブランディングを進めていきましょう。

 

STP分析テンプレートはこちらから

業界内の良いポジションを見つけて戦略を決めてみよう!

顧客満足度と売上を上げる顧客との絆と評判の設計方法

ブランディングに関わらずビジネスをする上で欠かせないのがお客様との関わり方が大切です。

お客様といい関係が持てなければ新たなお客様は入ってきません。

また新たなお客様が何かの拍子に利用したとしてもいい関係を持てなければリピートにもつながりません。

ビジネスをする上で至上命題と言えます。

ブランディングにも絆と評判を設計し戦略として準備する施策があります。

今回は絆と評判の概念と設計方法について解説をしていきたいと思います。

自社をとりまく顧客との関係

ビジネスをする上で重要になる、顧客との関係は出来る限り良い関係であることが求められます。

ブランディングにおいてもブランド化を成功に導くためには顧客との関係性が大切です。

顧客との関係がよくなることで大きく分けて2つのメリットがあります。

  • 口コミなどの評判の向上による新規顧客獲得コスト削減
  • 関係性向上によりが生まれ、長期にわたり自社ブランドを愛用

上記2つが顧客との関係性を上げるメリットです。

いい商品やサービスを提供しその上で顧客との関係性を高める事で、より多くの人達へ拡散されていきます。

顧客の区分

いきなりブランドパートナーとなりうる顧客は登場しません。

そこに至るまでには以下の様な経過をたどり優良顧客へと成長していきます。

次期顧客

現在のライフスタイルでは商品・サービスカテゴリー接点はなく必要性を説く必要がある、関心も意識も向いていない状態

潜在顧客

商品・サービスカテゴリーの必要性があり、きっかけがあれば利用をする状態、カテゴリーに関心はあるもののこちらには意識が向いていない。

検討顧客

自社ブランドの利用を検討しており、意識も部分的にではあるが向いている状態。

現在顧客

自社ブランドを利用しており、意識が強く向いている状態。

回遊顧客

自社ブランドの利用をづまえてたブランドも並行して利用している状態。意識は部分的に向いている。

離脱顧客

商品・サービスカテゴリーの必要性はあるものの自社ブランドの利用はなくなりつつある状態。意識はこちらに向いていない

卒業顧客

商品・サービスカテゴリーとの接点がないライフスタイルに変化、自社ブランドへの利用も終了している。関心も意識も向いていない状態。

絆と評判

ブランディングにおける絆と評判の定義は以下のようなものになります。

絆とは

無名の状態からブランドはスタートします。

それが徐々に認知されていきブランディングにより多くの顧客の支持を得る事になります。

 

絆が深まる事により顧客生涯価値(LTV)が向上していきます。

顧客生涯価値は一人の顧客が生涯にわたりブランドを購入し続けることにより得られる価値を指します。

生涯というと計測できないので、1~3年の区切りを持って計測をします。

顧客生涯価値は、

頻度×利益率×単価=顧客生涯価値

の算出方法で計算していきます。

評判とは

ブランディングにおける評判は顧客が商品やサービスを体験することによる評価となり、それが評判となり新規顧客流入へ繋がる仕組みの事を指します。

評判が上がる事により新規顧客獲得コスト(CPA)の削減ができます。

コストの削減は利益の向上へとつながります。

通常新規顧客を獲得するのには集客手段として広告や営業などのコストをかけて集客をしますが、評判が上がる事でコストをかけずに新規顧客を獲得することが可能となります。

企業側でできる事

「絆」も「評判」どちらも企業側でコントロールすることはできません。

顧客がどう感じどう思うのかは顧客次第と言えます。

その感じ方や思いを絆や評判へ促す活動がブランディングです。

絆と評判の設計方法

それでは絆と評判を促すためにどの様な考え方や活動が必要なのか解説をしていきます。

価値の最大化

長く愛用しよう、使ってみようかなと顧客に思ってもらうためには何が必要でしょうか。

ブランディングが重視しているのが原体験の価値を最大化させることです。

初めて利用した商品やサービスが思っていた(聞いていた)よりも良いものの場合ブランド価値はより大きくなります。

原体験がより良いものになる事で、周りにもお勧めしたくなりますし、長く愛用したいと考えます。

売り込まず顧客ベースで考える

それでは原体験が向上するにはどうすればよいのでしょうか。

ブランディングをしているブランドは、顧客にどんな満足度を提供できるでしょうか。

 

例えばラーメン屋とフランス料理店で考えてみましょう。

料理の味、品質はもちろんのこと、ラーメン屋の場合、提供までの早さやサイドメニューの有無などを重視するでしょう。

しかしフランス料理店の場合、提供までの早さは重要ではありません。

お店の雰囲気や食事中にする会話を楽しむ時間、など求めているものが異なります。

極端な2つの例を挙げましたが、ブランディングとは、ブランドをはじめて体験する際に自社の良さやコンセプトに沿った価値の最大化ができるかが大切です。

 

わざわざ顧客へ売り込む必要はありません。

顧客が何を求めているのか、さらには自社のブランドは何を提供すべきなのかこの二つを一致させなければ価値の最大化は成立しません。

絆の設計方法

絆の設計とは顧客生涯価値を向上させるために行います。

つまり利用顧客が継続して利用してもらうように対策を行う活動を指します。

基本的に回遊・離脱・卒業顧客を現在顧客へと引き戻す事を促す活動です。

取り扱っている商品やサービスによって絆強化の方法が異なります。

ブランドの絆の役割は以下の様なものになります。

図出典:「ブランディングの基本」より

利用頻度が高いものの絆強化

このカテゴリに入る商品群は高級時計や高級輸入自動車など関心度も高くなおかつ利用頻度が高い商品群を指します。

四方向の内「有利な状況を支える絆」に該当します。

この場合は顧客同士をつなげる活動が有効的です。

ブランドでの特別会員サロンやコミュニティなどを設置し顧客同士をつなげてブランド意識を高めていく活動が有効的でしょう。

利用頻度は高いが関心度が低いものの絆強化

このカテゴリに入る商品群は日用品や生活家電など生活にはなくてはならないものだが、関心度が高くないものを指します。

四方向の内「関心度の低さをカバーする絆」に該当します。

この場合は、意識の強さを喚起させブランドと顧客の絆を強くする活動が有効的です。

関心不足を解消したいので、ユニークで誰もが参加できるコミュニティサイトなどの運営が良いでしょう。

鮮度を重視した冷蔵庫の場合、鮮度がテーマの料理写真を投稿してもらうなどの活動が有効的でしょう。

利用頻度が低いが関心度が高いもの

このカテゴリに入る商品群は保険サービスや旅館ホテルなどの一度契約・利用をしたら利用の間隔が長い商品群を指します。

四方向の内「間隔の長さをカバーする絆」に該当します。

この場合は、意識が向く頻度を上げ、絆を短くする活動が有効的です。

自動車保険の場合、事故が起こった際のトラブルQ&Aや自動車メンテナンスなどの情報を記載したポータルサイトの運営や旅館やホテルの場合はSNS等の活用で季節ごとのメニューの紹介や紅葉などのロケーションやイベントを投稿するなどが考えられます。

利用頻度が低く、関心度も低いもの

このカテゴリに入る商品群は季節商品やファストファッションなどが該当します。

四方向の内一番絆を作りにくい「不利な状況をくつがえす絆」に該当します。

このカテゴリは別な視点で絆を補強する活動が有効的です。

現在顧客へ回帰するきっかけを提供しなければなりません。

商品提供価値以外の別な活動での絆強化をしなければなりません。

商品開発を顧客と行ったり、別分野のプロフェッショナルと共同開発を行うなどが考えられます。

評判の設計方法

評判とは口コミの事です。

口コミを企業側がコントロールすることは不可能です。

しかし口コミが起きる確率を高めることは可能です。

評判の設計を行う事により、いまだ自社ブランドを利用していない、次期・潜在・検討顧客を現在顧客へ促す活動を指します。

いかに自社ブランドに意識が向けられ納得した上で利用をしてもらえるかが重要となります。

評判の設計はマーケティングと組み合わせて活動を行うようにしましょう。

SNSでの評判設計

フェイスブックやツイッターなどのSNSでの自社ブランドの拡散は、その顧客回り人達への評判につながります。

利用顧客にSNSでいかに発信してもらえるかが重要です。

写真映えするシーンやSNSへの投稿型イベントなどを開催し、投稿を促すなどの試作が良いでしょう。

レビューサイトの評判設計

ショッピングサイトなどにみられるレビューは、ネットショッピングなどでは非常に重要なポイントとなります。

商品提供価値そのものの優劣によってレビューは左右されますが、そのレビューに対しての対応も重要になっていきます。

顧客の声を反映し、改善してくれる姿勢は評判となりやすいでしょう。

またレビューを促すことも重要です。

「レビューを書いたら送料無料」などのイベントキャンペーンもおすすめします。

自社コンテンツの評判設計

ブログやホームページなどでカテゴリーに親和性のあるコンテンツを掲載する事も有効的です。

建築会社が住宅に関する豆知識などを紹介したり、不動産会社が賃貸に関する知識を紹介するなど親和性の高いコンテンツを提供することで信頼性や安心感を評判に変えることができます。

種を蒔いて芽が出るのを待つ

絆や評判の設計は全て芽が出て上手くいくとは限りませんが種を蒔き続けるという事を諦めてはいけません。

自社ブランドに沿った絆・評判設計が重要となります。

まとめ

  • 絆設計は利用継続を促す活動
  • 評判設計は新規顧客を集客する為の活動
  • 商品やサービスによって設計方法は異なる
  • なぜ離脱するのか、利用したくなるのかを考えて施策を行う。
  • 顧客の関心度に合わせた設計を心がけよう。
  • ネットなどを掛け合わせた集客をしよう。

愛されるものには物語がある。ブランドストーリーの作り方

ロングセラーの商品や長く続いている会社には物語があります。

日が浅い会社でも支持されるには、なぜこの会社を始めたのか、自社の企業理念などの背景があると顧客の理解度も増します。

ブランディングを行う上で欠かせない、ブランドストーリーの作り方や考え方について解説をしていきたいと思います。

愛されるものにはなぜ物語があるのか。

物語には人を惹きつける力があります。

映画やドラマ、スポーツなど自分自身は画面の向こう側に居るのにも関わらず感情移入をしてしまいます。

そして登場人物の誰々がこうだった。など感想を言いあったりもします。

 

人は共感をすることができます。

この共感こそがブランディングには必要不可欠となります。

「自社や商品にはそんなドラマみたいな話はないよ」と思われる方もいるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。

ブランドストーリーを考える上で必要な「BEAFの法則」とブランドストーリーを作る上で必要な「商品提供価値ラダー」を解説していきます。

コンセプトとペルソナを用意しよう

ブランドストーリーを作りあげる上で必要なものがあります。

それがコンセプト・企業理念とペルソナ(ブランドパートナー)です。

コンセプト・企業理念の作り方は、

売上アップと社会貢献のための魅せる経営理念とは

「ブランドコンセプトの作り方(リンク対応)」

を参考にしてみてください。

ペルソナの作り方は、「自社ブランドを支持する愛すべきブランドパートナーの作り方」を参考にしてみてください。

自社(企業理念)や商品(ブランドコンセプト)に対する想いとそれを誰(ブランドパートナー)に一番伝えたいのかを元にブランドストーリーを構築していきます。

魅力価値を一つにまとめる

「自社の魅力や商品の良いところを教えてください。」この問いに対し、答えてくれる人は多くいます。

もちろん良いところがなくては魅力もありませんのでなければならないと思いますが、良いところばかりを話しても購買にはつながりにくくなっています。

どんなにいい映画も見どころだけを見せられても面白みに欠けますし、なにより共感ができません。

共感を得るためには順序が必要だからです。

BEAFの法則

BEAFの法則はランディングページに多く使用されています。

通常ホームページは様々なページで構成されていますが、ランディングページは特定の商品・サービスを販売する事に特化したページです。

リンクなどを多くつけずにお問い合わせまたは購入ボタンのみで構成されたページを指します。[/su_spoiler]

ランディングページはアクセスしたユーザーに対して1ページで対象の商品・サービスを購入するところまで伝えなければなりません。

そこで有効なのがBEAFの法則です。

Benefit(購入メリット)Evidence(論拠)Advantage(競合優位性)Feature(特徴)の頭文字からとられた法則で、魅力を理解・納得してもらい購入してもらえるよう促す法則です。

BEAFの法則使い方

まずはじめにBenefit(購入メリット)購入するメリットを伝えます。

商品そのものの紹介や魅力を伝え、その次にEvidence(論拠)で商品の実績やお客様の声で第三者からも支持を受けていることを伝えます。

Advantage(競合優位性)で他の商品と比較を行い商品がどれだけ良いものかを伝えます。

そして最後にFeature(特徴)で商品詳細の説明を行います。

的確に商品の特徴やメリットを伝え購買へ繋げるBEAFの法則はブランドストーリー作りにも応用することができます。

 

商品提供価値ラダーをつくろう

ブランドストーリーは以下の構造で作り上げていきます。

ここで先ほどのBEAFの法則を合わせていきます。

BEAFの法則と一つ違う点があります。それは他社との比較をさせないような構成を意識するようにしましょう。

各ブロックが一つの話となる様にまとめ上げていく必要があります。

まずは各ブロックについて解説をしていきます。

生活者にとってのベネフィット

消費者となる前の生活者は、自身の価値観にふさわしいかどうかで商品を選択しています。

ここでは生活者としての話などを記述していきましょう。

Evidence(論拠)で論拠を提示します。

例:金額も高価だが「本当に良いもの」と言われている○○で作られた高級和牛は多くのお客様に選ばれ続けています。

消費者にとってのベネフィット

商品そのものの価値やメリットのことを記述していきます。なぜこの商品や会社を利用するのかという顧客の利用動機を明確に説明します。

効果や効用などの説明もここに該当します。

Benefit(購入メリット)を伝え、商品の特徴を紹介。

例:○○の高級和牛はソースが要らないくらい肉汁に甘みとコクがあります。レアに焼き上げ塩コショウだけの味付けで今までにないほどの美味しい和牛体験ができます。

体感できる商品・会社の独自性

なぜ他社の商品ではダメなのか体感できる商品・会社の独自性を説明します。

ここが一番差別化ができるポイントであり、独自製法・技術などの話もここに該当します。

ブランディングでいう差別化は、価格や品質ではなくこの会社・商品だから選ぶというブランドとしての差別化を意味します。

Advantage(競合優位性)ブランディングは競合比較をされない独自性を打ち出すことで優位性を出すようにしましょう。

例:こんなに美味しい和牛はどうすればできるのかそれは育て方と餌に徹底的にこだわり、牛の運動量や体調管理などを徹底しているからなのです。

独自性を支える体感できない独自性

独自性を打ち出すまでには様々な想いや苦難があるはずです。

今に至るまでのこだわりや想い、試行錯誤などを説明していきます。

Feature(特徴)なぜここに至ったのか商品・会社の想いや試行錯誤を説明。

例:牛にとっても人にとってもどんな和牛を育てる事が最適なのかを考え、どうすれば美味しくご満足いただけるのか、どんな味ならば感謝するほどの和牛になるのかを追求しました。

「なぜなら」「だから」で繋げる

商品提供価値ラダーは「なぜなら」「だから」で繋げる様にすることで矛盾などを感じさせないようにします。

上から読んでも、下から読んでも「なぜなら」「だから」で繋いで違和感がないものにしましょう。

4つのブロックを一つの文章にまとめる事でブランドストーリーが完成します。

ブランドストーリー作成時の注意点

ブランドストーリーを作成するときには以下の点に気を付けて作成をしましょう。

  • 長く使うものなのでブレないストーリーにしよう
  • 競合比較をされないストーリーを作ろう
  • ブランドパートナーが読んでみて心が動くかを重視しよう
  • 抽象的な文章は避け具体的な表現を意識しよう
  • スタッフ全員が言えるように100字程度に圧縮しよう

ブランドストーリー自体は長文でも構いません。

実務でスタッフが活用できるように100字程度に抑えた文章も用意すると良いでしょう。

まとめ

ブランドストーリーを作成する際は、自社やその周りの環境などを調査し、企業理念・コンセプト、ブランドパートナーを用意した段階で作りはじめましょう。

出来上がったブランドストーリーは多くの人に読んでもらいどう感じたのか、何が足らないのかなど参考意見を取り入れるようにしましょう。