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こんにちは、株式会社DIANT代表の三宅です。突然ですが株式会社DINATは、創業して10年になります。
この10年間様々な会社様のクリエイティブに携わらせて頂き今日までに至りました。
さらには、10年間の中で多くのサービスを展開する中でDIANTが何屋さんのか、どんな会社なのかを聞かれる機会も少なくありません。そういったご質問が増えていく中で10年の節目としてDIANTがどんな会社でどんな想いを持って日々業務を行っているのかを改めてご紹介し、DIANTの活用方法を知って頂けると「DIANTって何屋さんなの?」と思っている方にもわかりやすく伝わると思い3本立ての記事を書く事となりました。
大きく分けるとDIANTの「本質」「歴史」「活用」の3本立てです。
今回はDIANTの「本質」についてお話をして参ります。
DIANTの名前の由来

まずは株式会社DIANTの名前の由来です。企業理念(https://diant.co.jp/philosophy/)には、こう記載されています。
DIANTという名前の由来は、お客様の想いや価値を貫くという想いから命名しました。
多くのお客様の価値を伝えるべき人へ伝えるため曲げてはならない事を
貫けるよう日々努力を惜しまず業務を遂行しております。
Dia:ギリシャ語で「貫く」 ~ant:~をする人
DIANTは造語です。お客様の想いや価値を貫くデザインをしたいという想いからはじまりました。事業者さんや担当者さんの好みに寄ってしまうケースも少なくありません。
DIANTのスタンスとしては、伝えるべき価値や情報はどこにあるのかどんな見せ方・表現方法であれば適切に伝わるのかを日々デザインを通して表現していきたいという想いから「DIANT」と命名しました。
ギリシャ語の「貫く」という意味のDiaと英語の「~する人」という意味のantを組み合わせた言葉です。
貫くに合わせたロゴモチーフ

現在のロゴマークに至るまでも色々とロゴマークの変更を重ねていきました。
“想いや価値を貫く”事を表現したくて創業当初から「弓矢」をモチーフにしたロゴデザインになっています。

ここに至るまでも何年も時間をかけて醸成していった背景があります。ロゴマークって会社の顔になるものなのでその時々で変遷するものだと思っています。
DIANTも10年前と現在では、やっていることも体制も大きく変化してきました。そんな背景がありながら現在のロゴマークになっています。
必要な人に必要な情報が届く社会を目指して
【ミッション】ソリューションデザインで伝わる広がるつながる心はずむ社会へ
DIANTのミッションは、「ソリューションデザインで伝わる広がるつながる心はずむ社会へ」がミッションです。
DIANTのデザインの提供価値はどんなところにあるのかを突き詰めた結論として定義づけたものです。
デザインを通して何ができるのか?デザインをすることでどんな価値を提供できるのかを突き詰めて考えたところ「問題解決」をするという所に行きつきました。
このあたりの経緯も歴史編でご紹介していますので気になる方は是非ご覧ください。
「問題解決の為のデザイン」
「売り上げを伸ばしたい」「自社に合った人材の雇用をしたい」など事業者によって悩みは様々です。
その悩み=問題を解消するための一助となるデザインをしていこうという想いから日々業務を行っています。
問題解決の為のデザインをするにあたり、掲げるミッションはどんな社会なのか?これを明文化したのがDIANTのミッションになります。問題解決をする=問題が起こらないということは、必要な人に必要な情報が届き、適切な取捨選択ができる状態を指します。
現在は情報過多の時代です。どこへ行かずともスマートフォンやパソコンから膨大な量の情報を取得することができます。
現代の1日あたりの情報量は、江戸時代の1年分、平安時代の一生分ともいわれています。
これってすごい事ですよね。これによって起こる問題として選択の精度が下がるということです。

次々と判断を下して行動していかなければならない現代は情報の質や見せ方の精度がとても重要になると考え、それらをブランディングやデザインでわかりやすく・伝わりやすい状態を醸成していこうと思い、こういったミッションを掲げています。
ソリューションデザインができる姿とは?
【ビジョン】さんかく広げてえんになる
DIANTのビジョンは「さんかく広げてえんになる」です。これは一見何の事なのかわからないと思いますが、いくつかの意味が込められたものになります。
さんかく=参画…ある計画やプロジェクトに対して、計画の立案や実行に積極的に関与すること
えん=縁…人と人との関係だけでなく、物事の繋がりにも使われる言葉
参画をどんどん広げていく事が縁になると言う意味を持たせた言葉になります。
またデザインを生業としている業者らしく、三角を増やしていくと大きな円になっていくということを視覚的にも表現をしています。

まとめると様々な計画やプロジェクトにブランディングやデザインなどのクリエイティブから参加をしていき、縁を広げていく事で、また新たな参画が増えていき、ブランディングやデザインで困っている人達の問題を解決をしながら実績や事例を積み重ねることで、DIANTが掲げる問題を未然に防ぐソリューションデザインに繋がっていくというロジックであるということになります。
文章にするとどうしても堅い印象となってしまうので、やわらかいひらがなを多用した表現にしたいと思い、現在のビジョンとなりました。
参画できる人はどんな人?
【バリュー】気持ちも声も上がる人
バリューは簡単に言うとミッション・ビジョンを達成するための価値観です。
この価値観もビジョン同様わかりやすいものにしたいという想いとDIANTが達成したい姿(ミッション)に到達するための私たちの考え方や在り方を言葉にしたものです。
DIANTのバリューは「気持ちも声も上がる人」です。
自分自身の気持ちが上がる働き方をしていこうという意味とDINATさんを呼ぼう・聞いてみよう!と思ってもらえるように行動をしていこうという意味を込めて策定しています。
自分自身が生き生きと楽しく働く事で、自然と周りの人たちから声が上がっていくということを表現しています。
そうなるためにはどんな事を意識していけばよいのかということを3つのポイントに絞って策定しています
「わくわく」できる働き方
アイデアも感謝もどんどん湧く、枠に収まらない働き方
自分たちが楽しくお客様にもデザインやクリエイティブ、ブランディングを楽しみながら作りあげていきたいその為には、わくわくしなければなりません。
わくわくという言葉も、アイデアが沢山”わく” ”わく”に収まらない考え方・働き方
の総称として「わくわく」と表現しています。
「コツコツ」積み重ねる働き方
コツを掴んで要領よく、経験も信頼もコツコツ積み重ねよう
参画するためには、アイデアだけでは足りません。時にはコツコツと積み重ねなければならない時もあります。
要領よく積み重ねるには”コツ”をつかまなければなりません。コツを掴んでコツコツ積み重ねていくそういった意味で「コツコツ」を表現しています。
「ちゃくちゃく」進める働き方
着眼鋭く着実に丁寧に仕事を進めよう
アイデアが湧いてわくわくできて、コツコツ積み重ねたら、最後はちゃくちゃくと作業を進めなければなりません。
周りの人が気づかないところに着眼点を置いて、着実に丁寧に仕事を進める。
このちゃくちゃくという言葉も、”ちゃく”眼鋭くと ”ちゃく”実に仕事を進めるの総称として表現しています。
図でまとめるとこんなイメージになります。

「わくわく」「コツコツ」「ちゃくちゃく」の3点を広げていくと”さんかく”が広がっていきます。それぞれの三角が広がっていくと大きな円に広がっていく事をイメージしています。
円が広がると中央の六角形がどんどん大きくなっていきます。
バリューの屋台骨ともいえるこの六角形がDIANTの行動規範に繋がります。
気持ちも声も上がる人の行動規範とは

DIANTのバリューを実行する上で欠かせない行動規範は、6つあります。
行動規範はブランディング用語で「ビヘイビアアイデンティティ」と言います。
昔の人はことわざや四文字熟語など的を得た言葉をたくさん残してくれています。
これらの言葉を使わせて頂きDIANTの行動規範を定義しています。
行動規範その1 二人三脚
【FIRST STRENGTHS】末永いお付き合い
二人三脚とは複数の人で協力して目標を達成することを意味します。
お客様と二人三脚でブランディングやクリエイティブを作りあげていくことで末永いお付き合いをしていく事
行動規範その2 光陰矢の如し
【SECOND STRENGTHS】生産効率を上げた働き方
光陰矢の如しとは、月日が早く過ぎることや時間は最大限に活用しなくてはならないことを例えた言葉です。
あっという間に時間は過ぎていってしまうので、生産効率を上げる動きをしていく事
行動規範その3 三方良し
【THIRD STRENGTHS】全ての人にメリットを出すために
「三方よし」とは、売り手、買い手、世間(社会)の3者全員が満足する経営哲学です。近江商人の経営哲学のひとつとして知られています。その意味合いのごとく全ての人にとって満足のいくもの、良いものを作りあげなければいけないと言う事
行動規範その4 鉄は熱いうちに打つ
【FORTH STRENGTHS】密なコミュニケーション
本来の言葉は「鉄は熱いうちに打て」ですが、決意や意思表示の意味合いとしてあえて「打つ」と表現しています。
物事には鮮度があります。計画やプロジェクトにも期限がありますし限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを出していく事が求められます。タイミングを逃さず素早く行動をする事
行動規範その5 三人寄れば文殊の知恵
【FIFTH STRENGTHS】3つの視点から問題解決
三方良しに続きもう一つの3がつく考え方です。「三人寄れば文殊の知恵」は、1人で考えても思いつかないような良い知恵が、3人で相談すると出てくるという意味のことわざです。
つまりはブランディングやクリエイティブを考えるときは、3つの視点から考え問題を解決していく意識を持つと言う事。
行動規範その6 百聞は一見にしかず
【SIXTH STRENGTHS】最先端の情報取得
「百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)」は、人から聞いた話よりも実際に自分の目で見るほうが確かであることを意味する慣用句です。インターネットがあるおかげで情報取得はとても容易になりましたが、実際に目で見る事と画面から得る情報には雲泥の差があります。技術がどこまで発達しても人と人との空気感や感覚的なものは実際の体験に勝てるものはありません。
その為に最先端の情報取得もお客様とのヒアリングも出来る限り実際に足を運ぶ事を意識する事。
これから6つがDIANTの行動規範となります。
DIANTの名前の由来~行動規範までをご紹介いたしました。
まとめるとこの様な図になります。

DIANTのお客様の想いを貫いて、ソリューションデザインをすると言う事が何なのかと言うと、
「ブランディング」に繋がります。想いをカタチにしてその想いに沿ったやり方でイメージを確立して必要な人へ情報を届ける。
これがまさにブランディングになると自負しております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?DIANTの真髄を今回の記事にまとめさせて頂きました。
MVVやビヘイビアアイデンティティを策定しておくと自社の販促やイメージ戦略が分かりやすくなります。
またスタッフの方々にも浸透しやすくなります。
DIANTでもクレドカードやアパレルなどでスタッフの人たちにも身近に感じてもらいやすくしています。

これを読んだ方で「MVVやビヘイビアアイデンティティを策定したい!」と思った方はDIANTにご相談ください。
10年のクリエイティブの経験を活かしてDIANTが提供をスタートしたブランディング策定サービスは、事業者様やスタッフの方達と一緒に作りあげるブランディング策定をご提供しております。
策定後のクリエイティブも策定できますので是非ご相談ください。
ブランディングデザインにご興味がございましたら、ぜひ以下のリンクもご確認ください。