『対談』の価値を、いかにして一枚に凝縮し届けるか
COKOGA OFFICE様が主催する、対談形式のセミナー。その開催にあたり、集客を目的とした告知用チラシのご相談をいただきました。今回の本質的な課題は、単にイベント情報を告知することではありません。数ある情報の中で埋もれることなく、対談ならではのライブ感やセッションの魅力を瞬時に伝え、ターゲットの参加意欲を喚起し、具体的な申込行動へと繋げること。つまり、一枚の紙を「集客装置」として機能させるための戦略的なデザインが求められていました。
『わかりやすさ』を追求した、コミュニケーションのデザイン
私たちはこの課題に対し、見た目の美しさだけではない「ソリューションデザイン」の思想でアプローチしました。まず、企業の価値を顧客に響く形で届ける「届け方の糸 (DI)」の視点から、最も伝えるべき「対談形式であること」を直感的に表現することを最優先としました。
具体的には、会話の躍動感を象徴する「吹き出し」をメインモチーフに採用。これにより、登壇者同士の知見が交差する、熱量の高いセミナーであることを視覚的に伝え、参加への期待感を醸成します。さらに、情報の洪水の中でも一瞬で目を引く「価値の旗」としての役割を果たすべく、黄色を基調とした高い視認性のカラーリングを設計。アクセントカラーを効果的に用いることで、情報の優先順位を整理し、ユーザーがストレスなく内容を理解できるよう導線をデザインしました。これは、お客様の「集客を成功させたい」という想いを、DIANTならではの『わかりやすさ』の追求によって「カタチ」にした事例です。
印刷
片面4色刷り
サイズ
A4サイズ
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