この記事の目次
「ホームページから問い合わせは来るけれど、フタを開けてみれば営業の売り込みメールばかりだ」
「せっかく商談になっても『予算が合わない』『とりあえず相見積もりが欲しいだけ』というケースが多く、本当に欲しい顧客からの連絡が来ない……」
BtoB(企業間取引)で事業を展開されている中小企業経営者様から、私たちDIANTにこのような切実なご相談がよく寄せられます。せっかくのホームページが、営業マンの貴重な時間を奪い、疲弊させる原因になってしまっては本末転倒ですよね。
この記事では、BtoBビジネスにおけるリード獲得(見込み客の獲得)の基礎を紐解き、質の高い問い合わせだけを自動的に集めるための具体的な仕組みを、専門用語を使わずに分かりやすく解説します。
最後までお読みいただければ、ミスマッチが起きる根本的な原因が解消され、営業効率を劇的に高める「働くWebサイト」の作り方が見えてくるはずです。
相見積もりで「価格」ばかり比較されて疲弊していませんか?
ビジネスにおいて、お客様が複数の会社を比較検討するのは当然のことです。しかし、そこでの判断基準が「価格」だけになってしまっているとしたら、それは貴社の見せ方に原因が潜んでいるかもしれません。
お客様が「価格」で選ぶのは、他社との違いがわからないからです
もし、貴社のホームページに「高品質・短納期・低価格!」といった、どの会社でも言えるような言葉しか並んでいなかったらどうなるでしょうか。
お客様から見れば、A社もB社も貴社も「同じようなサービスを提供している会社」に見えてしまいます。違いが分からなければ、お客様に残された最後の判断基準は「どこが一番安いか」しかありません。価格競争は、お客様にとって「他との違いが分からない」という迷いのサインなのです。
スペックや条件の勝負では、いつか必ず大手の資本力に負けてしまう
「うちの製品はここが優れている」といったスペック(機能面)での差別化も重要です。しかし、スペックや条件の勝負を挑めば、いずれは圧倒的な資金力を持つ大手企業や、新興の格安業者に追いつかれ、飲み込まれてしまいます。中小企業が生き残り、適正な利益を確保し続けるためには、大企業には絶対に真似できない「別の土俵」で戦う必要があるのです。
【図解】価格競争から脱却する最強の武器「ストーリーテリング」とは
その「別の土俵」こそが、貴社がこれまで歩んできた歴史や、事業にかける情熱を伝える「ストーリーテリング(物語として語ること)」です。
人は「何を(What)」買っているかではなく、「なぜ(Why)」やっているかに心を動かされる
世界的なマーケティングの法則に、「人は『何を(What)』しているかではなく、『なぜ(Why)』それをしているかに心を動かされる」というものがあります。
例えば、「うちの会社は、こんなに安くて美味しいパンを作っています(What)」と言われるよりも、「私が子供の頃に食べた、あの温かいパンの感動を地域の人にも味わってほしくて、毎日夜明け前から生地を捏ねています(Why)」と語られた方が、応援したくなりませんか?
この「なぜ」という背景(ストーリー)に共感したお客様は、「この人から買いたい」という強い動機を持つため、少々価格が高くても簡単には他社へ離れていきません。
論理(スペック)で納得させ、感情(ストーリー)で決断させる
価格やスペックといった目に見える情報は、水面から出ている「氷山の一角」です。お客様はこれで「論理的に」納得します。
しかし、最終的な購入のハンコを押す(決断する)のは、水面下に隠れた「この会社は信頼できそうだな」「私たちの悩みを本気で解決してくれそうだな」という「感情」です。この感情を揺さぶり、決断の背中を強力に押すのが、ストーリーテリングの力なのです。
ホームページで絶対に語るべき「3つのストーリー」
ストーリー1. なぜこの事業を始めたのか?(創業の原点)
「最初はお客様が全くおらず、毎日飛び込み営業をしては断られていた」といった、泥臭い原点や失敗談こそが共感を呼びます。なぜこの業界に足を踏み入れ、何を目指して会社を立ち上げたのかという「マインド(想い)」を正直に綴ってください。
ストーリー2. どんな壁をどう乗り越えてきたか?(葛藤とこだわり)
事業を続ける中で直面した困難と、それをどうやって乗り越え、今の「こだわり」に行き着いたのかを語ります。
「安い素材を使えば利益は出るが、絶対にそれだけはしたくなかった」。そうした現場での葛藤や、譲れないルール(行動指針)を明文化することで、貴社のサービスが持つ「見えない価値」がお客様に伝わります。
ストーリー3. お客様や地域にどうなってほしいか?(未来への約束)
「私たちの技術で、この地域の〇〇という課題をなくしたい」といった、未来への情熱を言葉にします。このビジョンに共鳴したお客様が、単なる「取引先」から、長く貴社を応援してくれる「ファン」へと変わっていくのです。
見えない想いを形にする。DIANTの伴走型ブランディング『Tsumugi』
「ストーリーの大切さは分かったが、自分たちの当たり前の日常を、どうやって魅力的な物語にすればいいのか分からない」ここで筆が止まってしまう経営者様がほとんどです。自分たちのことは、自分では客観的に見えにくいものです。
当たり前すぎて見えない「自社の価値」をプロの視点で引き出す
「うちには語るような特別なストーリーなんてないよ」と謙遜される必要はありません。貴社が長年、実直にお客様と向き合ってきたその事実の中にこそ、最高のストーリーが眠っています。
私たち株式会社DIANTは、ただ言われた通りにホームページを作るだけの制作会社ではありません。
経営課題から逆算し、経営者様との深い対話を通じて、この「見えない価値(ストーリー)」をプロの視点で引き出し、誰にでも伝わる言葉とデザインへと翻訳する「ソリューションデザイン」を提供しています。
「5つの糸」を紡ぎ、選ばれ続けるための「価値の旗」を打ち立てる
DIANT独自の伴走型ブランディングサービス『Tsumugi(紡ぎ)』では、貴社の「想いの糸(理念)」や「行動の糸(こだわり)」など、5つの視点から価値を紡ぎ直します。
そうして出来上がった揺るぎない「価値の旗」をホームページの中心に掲げることで、貴社のサイトは、「24時間文句も言わずに働き、貴社の想いを熱く語り続ける優秀な営業マン」へと生まれ変わるのです。
貴社だけのストーリーを、24時間語り続けるホームページへ
今回は、価格競争から脱却するための「ストーリーテリング」の重要性について解説しました。
- スペックや価格だけの比較は、大手に負ける不毛な消耗戦になる
- 人は「何を」ではなく、「なぜやっているか(想い)」に共感して決断する
- 創業の原点やこだわりをストーリーとして語ることで、価格で離れないファンができる
どれだけ広告費をかけて集客しても、ホームページに貴社の「想い」が載っていなければ、共感を生むことなくお客様は離脱してしまいます(=穴の空いたバケツ状態)。 バケツの穴を塞ぎ、貴社だけの唯一無二のストーリーを世界に向けて発信してみませんか?
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
WEBサイト制作や現在のWEBサイト無料診断にご興味がございましたら、ぜひ以下のリンクもご確認ください。
