この記事の目次
「ホームページの制作を依頼したいけれど、ドメインの取得やサーバーの契約など、専門的で面倒な手続きはすべて業者に丸投げしてしまって良いのだろうか?」
初めてのホームページ制作や、リニューアルをご検討中の経営者様から、このようなご質問をよくいただきます。
本業でお忙しい中、不慣れなITの手続きをプロに任せたいと思うのは当然のお気持ちです。
しかし、プロの視点から結論を申し上げますと、作業自体を任せるのは問題ありませんが、ドメインとサーバーの「名義(所有権)」だけは、絶対に制作会社に握らせてはいけません。
この記事では、意外と知られていない「ドメイン・サーバーの所有権」に関するトラブルと、他社へ乗り換えようとした時に発生する「ドメイン人質」の恐怖について、分かりやすい例えを用いて解説します。
最後までお読みいただければ、悪質な契約から自社を守り、長年育てたWebサイトを「貴社だけの完全な資産」として安全に運用するための防衛策が身につきます。
ドメイン・サーバーの契約を業者に「丸投げ」していませんか?
専門的で面倒な手続き。でも「名義」だけは任せてはいけない
「ドメインやサーバーの契約は専門用語が多くてよく分からないから、制作会社さんの名義でまとめて契約しておいてよ。毎月そこにお金を払うから」 実は、この「丸投げ」が最大の悲劇の始まりとなります。
ドメインとサーバーは、Web上の「住所(看板)」と「土地」
この仕組みを、現実の店舗経営に例えてみましょう。
- ドメイン(URL):インターネット上の「住所」であり、お店の「看板(商標)」です。
- サーバー:ホームページというお店を建てるための「土地」です。
つまり、「制作会社名義でドメインとサーバーを契約する」ということは、「お店の看板の権利と、土地の権利書を、建築業者(制作会社)に持たせたまま営業を始める」のと同じことなのです。
【図解】要注意!「自社名義」と「制作会社名義」の決定的な違い
自社名義:いつでも自由にリフォームや引っ越しができる「持ち家」
自社名義で契約していれば、ホームページは貴社の完全な「持ち家」です。 数年後に「別の制作会社でリニューアルしたい」「もっと安いサーバーに引っ越したい」と思った時、いつでも貴社の自由な意志で、ドメイン(看板)を持ったまま業者を変更することができます。
制作会社名義:権利書を握られ、身動きが取れない「人質」状態
一方、制作会社名義になっている場合、貴社はあくまでその土地と看板を「借りている(間借りしている)」状態に過ぎません。 いくら毎月管理費を払っていても、生殺与奪の権は制作会社が握っています。もし制作会社が倒産したり、連絡が取れなくなったりすれば、ある日突然ホームページが消滅してしまうリスクを常に抱え続けることになります。
リニューアルを阻む「ドメイン人質トラブル」の恐ろしさ
「他の会社に頼むなら、このURLは渡しません」という悲劇
今の制作会社の対応に不満があり、いざ別の会社にリニューアルを頼もうと解約を申し出た途端、態度を急変させる業者がいます。
「解約するのは自由ですが、現在のドメイン(URL)は当社の名義で取得した当社の持ち物です。他の会社に乗り換えるなら、このドメインは渡しません。」このように、長年使ってきたURLを盾にとられ、強引に自社でのリニューアル契約を迫る「ドメインの人質」トラブルがWeb業界では後を絶ちません。
検索順位やお客様の信用(資産)がゼロにリセットされてしまう
もしドメインを返してもらえなかったら、どうなるでしょうか。長年使ってきたURLには、Googleからの「このサイトは有益だ」という評価(ドメインパワー)や、お客様からの信用がたっぷりと蓄積されています。ドメインを手放すということは、この長年積み上げた「Web上の資産」をすべて捨て、誰も知らない新しいURLでゼロから商売をやり直さなければならないという、致命的なダメージを意味します。
契約前に必ず確認!悪質業者から自社を守る「防衛策」
見積もり時に「名義はどちらになりますか?」と質問するだけ
契約書にハンコを押す前、あるいは見積もりをもらった段階で、制作会社にこう質問してください。
「ドメインとサーバーの契約名義は、自社(うちの会社)になりますか?」
もし、「手続きが複雑なので当社の名義で一括管理します」と誤魔化したり、「自社名義にするなら追加費用がかかります」と言ってくる業者であれば、その場で契約を見送ることを強くおすすめします。優良な制作会社であれば、お客様の資産を守るために、必ず「お客様名義」での取得を推奨し、その手続きを無償で丁寧にサポートしてくれます。
透明な契約で貴社の資産を守り抜く、DIANTの伴走型サポート
私たち株式会社DIANTは、ドメインやサーバーという「見えない資産」の重要性を誰よりも理解しています。だからこそ、お客様を不当な契約で縛り付けるようなことは絶対にいたしません。
DIANTでは、専門的で分かりにくい契約手続きも、専門用語を使わずに分かりやすくご説明し、確実に「お客様名義(完全な自社所有)」となるよう、透過的にサポートいたします。 私たちは、権利を人質に取るのではなく、提供する「ソリューションデザイン」の価値と、伴走型支援を通じた信頼関係によって、お客様から「これからもDIANTにお願いしたい」と選ばれ続ける企業でありたいと考えています。
貴社の「Web上の権利」を正しく管理し、安心のビジネス展開を
今回は、ドメイン・サーバーの名義に関するトラブルと、契約前に確認すべき防衛策について解説しました。
- ドメインとサーバーは、Web上の「看板」と「土地の権利書」
- 制作会社名義にすると、リニューアル時に「ドメイン人質」の被害に遭う
- 契約前に「自社名義になるか」を必ず確認し、サポートしてくれる優良企業を選ぶ
ホームページは、作って終わりではなく、貴社と共に長く成長していく大切なビジネスの拠点です。その土台となる権利をしっかりとご自身の手で握り、安心して未来のビジネスを広げていきましょう。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
WEBサイト制作や現在のWEBサイト無料診断にご興味がございましたら、ぜひ以下のリンクもご確認ください。
