この記事の目次
「ホームページを作りたいけれど、ネットで探せば東京の有名な会社や全国の格安業者にも頼める時代。あえて地元の制作会社を選ぶ理由はあるのだろうか?」
関東一円で事業を営む経営者様から、私たちDIANTにこのようなご相談が寄せられることがあります。
Zoomなどのオンライン会議ツールが普及し、遠く離れた会社とも簡単にやり取りができる今、「ホームページ制作を近くの会社に依頼するメリット」が見えにくくなっているのは事実です。
しかし結論から申し上げますと、貴社がホームページに「集客」や「採用」といった本質的な成果を求めているのであれば、地元や近隣エリアで「直接会って話せる制作会社」を選ぶべき確固たる理由が存在します。
この記事では、オンライン完結型の制作にはない「地域密着型パートナーの強み」をプロの視点から紐解き、貴社にとって本当に価値のある制作会社の選び方を解説します。
最後までお読みいただければ、なぜ私たちが「直接お会いすること」にこだわるのか、その理由がスッと腑に落ちるはずです。
「とにかくかっこいいホームページを作りたい」その直感が失敗を招く理由
「かっこいい」の定義は、見る人(ターゲット)によって全く違う
経営者様が「黒を基調としたスタイリッシュでかっこいいデザイン」を好まれたとします。
しかし、もし貴社のターゲット層が「親しみやすさや安心感を求めている地元の主婦層」や、「誠実で温かみのある社風に惹かれる求職者」だった場合、その黒いスタイリッシュなデザインは、かえって「敷居が高そう」「冷たそう」というマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。
つまり、「かっこいい」「美しい」という感覚は人それぞれであり、貴社が届けたい相手(ターゲット)の心に刺さらなければ、ビジネスツールとしては全く意味をなさないのです。
見た目のデザインから入ると、中身のない「ハリボテ」になる危険性
「ターゲットは誰か」「自社の本当の強みは何か」という中身を整理しないまま、表面的なデザインの好みだけで制作を進めるとどうなるでしょうか。それはまるで、映画のセットのように表面だけは立派な「ハリボテ」のホームページになってしまいます。ユーザーが訪れても、「綺麗なサイトだけど、結局この会社は何をしてくれるのか分からない」「自分には関係なさそうだ」と感じ、すぐに離脱してしまう(=穴の空いたバケツ状態になる)のです。
【図解】ホームページ制作の前に固めるべき「見えない土台(会社の軸)」とは
失敗を防ぐためには、いきなり目に見えるデザイン(色や形)を作り始めるのではなく、見えない「土台」をしっかり固める作業が不可欠です。
見えているデザインは「氷山の一角」。それを支える海面下の「コンセプト」
私たちが目にしているホームページのデザインは、実は「氷山の一角」に過ぎません。
その水面下には、「なぜこの事業をやっているのか」「誰のどんな悩みを解決したいのか」という、巨大で強固なコンセプト(会社の軸)が隠れています。
この水面下の土台がしっかりしているからこそ、氷山の一角であるデザインがブレることなく、説得力を持ってターゲットの心に届くのです。
まずは自社の価値観(MI:マインド・アイデンティティ)を言語化する
専門的な言葉になりますが、企業が持つ独自の理念や価値観、想いのことを「MI(マインド・アイデンティティ)」と呼びます。 「うちは長年、地元(茨城県古河市や関東一円)のお客様に誠実に向き合ってきた」「職人の妥協しない技術力が売りだ」といった、貴社の中に必ずある「譲れない価値観(MI)」。これを徹底的に言語化し、会社の軸として真ん中に据えることが、すべてのスタートラインになります。
ターゲットの心を動かす「コンセプト」の作り方。DIANTが紐解く「5つの糸」
では、その「会社の軸(コンセプト)」はどのように作っていけばよいのでしょうか。
私たちDIANTは、経営者様との対話を通じて、貴社の中に眠る価値観を一本の強い糸に紡ぎ上げる「Tsumugi(紡ぎ)」というアプローチを大切にしています。
具体的には、以下の「5つの糸」を解きほぐし、結び合わせていきます。
- 想い(Philosophy):なぜこの事業を立ち上げたのか、どう社会に貢献したいか。
- 強み(Core Competence):他社には絶対に負けない、貴社だけの独自の武器は何か。
- 顧客(Target):その強みを最も必要としているのは、どんな悩みを持つ人か。
- 価値(Value):お客様に提供できる「究極のメリット(解決策)」は何か。
- 未来(Vision):5年後、10年後にどのような会社になっていたいか。
貴社だけの「らしさ」を紡ぎ合わせるプロセス
この「5つの糸」を明確にすることは、自社の「らしさ」を再発見するプロセスでもあります。 「うちの強みは技術力だと思っていたが、実はお客様は『トラブル時にすぐ駆けつけてくれるフットワークの軽さ』を一番評価してくれていた」といった気づきが、経営者様との深い対話の中から生まれます。
この気づきこそが、ターゲットの心に深く刺さる強力なコンセプトに化けるのです。
家づくりと同じ。強固な基礎(軸)があってこそ、美しい家が建つ
ホームページのコンセプト作りは、家づくりにおける「基礎工事」と「設計図作り」です。
どんなライフスタイルを送りたいか(会社の軸)を決め、地盤を固め(強みの整理)、頑丈な骨組みを作る。その確固たる基礎があって初めて、外壁の色やインテリア(デザイン)が活きてきます。基礎を疎かにして建てた家は、少しの風で倒れてしまいます。
だからこそ、私たちは「デザインの好み」を聞く前に、貴社の「ビジネスの根幹」を深くヒアリングさせていただくのです。
表面的なデザインではなく、貴社の「本質」を形にする伴走者を選びましょう
今回は、ホームページ制作において「デザインの好み」だけで進めることの危険性と、制作前に固めるべき「会社の軸(コンセプト)」の重要性について解説しました。
- 「かっこいい」の基準はターゲットによって異なり、デザイン先行は失敗の元
- 見えているデザインは氷山の一角。海面下の「会社の価値観(MI)」が重要
- 対話を通じて「5つの糸(想い、強み、ターゲット等)」を紡ぎ、強固な軸を作る
ホームページは、貴社の想いを世の中に届けるための「24時間働く営業マン」です。外見だけを着飾るのではなく、中身(貴社らしさ)をしっかりと磨き上げることで、初めてお客様や求職者から「選ばれる」存在になります。
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