この記事の目次
そのホームページは、未来の売上を“生み出す”資産ですか?
それとも“食い潰す”負債ですか?
経営者の皆様、自社の「ホームページ」について、最後に本気で考えたのはいつでしょうか?
「とりあえず会社概要が載っていれば、それでいい」
「創業時に作ったきり、ここ何年もほとんど更新していない」
「正直、日々の業務が忙しくて、そこまで手が回らない…」
もし、少しでもそう思われているなら、要注意です。
そのホームページは、知らないうちに貴社の未来の売上と信用を、静かに、しかし確実に“食い潰している”だけの「負債」になっているかもしれません。
ここで、一つ衝撃的な事実をお伝えします。
仮に、貴社のウェブサイトへの月間アクセスが300件だったとしましょう。そのうち、たった3%の見込み客が「サイトが古くて見にくいな」という、ほんの些細な理由でページを閉じてしまっているだけで、
300件 × 3% = 月間9人
9人 × 12ヶ月 = 年間108人
実に、年間100人以上もの、貴重なビジネスチャンスを、あなたは気づかぬうちに失っている計算になるのです。
この記事では、多くの経営者が見過ごしている、古いウェブサイトがもたらす3つの致命的な「機会損失」を、具体的な数字のイメージと共にご説明します。
これは、貴社の未来の売上と信用に直結する、決して無視できない問題です。
損失①:「スマホで見にくい」ただそれだけで、年間100人の見込み客が消えている現実
現代の顧客行動は「スマホが起点」
今や、BtoBの取引先を探す際であっても、企業の担当者が移動中の電車の中や、休憩時間にスマートフォンで情報収集するのは当たり前の光景です。
オフィスのデスクで、パソコンの前に座って、じっくりと企業サイトを比較検討する…という時代は、もはや過去のものとなりつつあります。
“3秒”で下される、無慈悲な審判
そして、訪問者はウェブサイトを開いてから、わずか3秒で、その先を読み進めるか、あるいは静かに立ち去るかを判断していると言われています。
この運命の3秒間で、あなたの会社のウェブサイトは、訪問者に以下のようなストレスを与えてしまっていませんか?
□ 文字が小さすぎて、いちいち指で拡大しないと読めない。
□ ボタンが小さくて押しにくく、押し間違えてしまう。
□ 情報がどこにあるのか分かりにくく、探すのがとにかく面倒だ。
□ ページの表示速度が遅く、読み込みが終わるまでにイライラする。
機会損失の恐ろしいメカニズム
これらの小さなストレスを感じた見込み客は、貴社が誇る高い技術力や、誠実なサービス内容を吟味する段階にすら到達しません。彼らは、静かにスマートフォンの「戻る」ボタンをタップして、もっと見やすくて分かりやすい競合他社のサイトへと、あっという間に去っていきます。
彼らは「あなたのサイトは見にくいですよ」と、親切に文句を言ってはくれません。ただ、黙って消えていくだけです。これが、「年間100人の見込み客」を失う、最も恐ろしく、そして気づきにくい損失の正体なのです。
損失②:サイトの“見た目”で判断される、「会社の信用」という見えない資産
顧客や取引先が抱く“見えない不安”
人が、Tシャツに短パン姿の人よりも、パリッとしたスーツを着こなした人の方を、初対面で「仕事ができそうだ」と判断してしまうように、会社はウェブサイトの「見た目(=身だしなみ)」で、その信頼性を無意識のうちに判断されています。
もし、貴社のウェブサイトが何年も更新されておらず、デザインが明らかに時代遅れだった場合、訪問者は無意識のうちに、以下のようなネガティブな信号を受け取ってしまいます。
「この会社、経営状態は大丈夫だろうか?」
ウェブサイトという会社の「顔」に投資ができないほど、経営が厳しい状況なのではないか?という、ビジネスパートナーとしての将来性に対する不安を抱かせます。
「ITやセキュリティへの意識は低いのでは?」
特に、私たちのようなIT関連企業の場合、自社のウェブサイトが古いことは致命的です。顧客の重要なシステムやセキュリティを任せる上で、「自社のIT環境すら、きちんと管理できていないのでは?」という、深刻な不信感に直結します。
「この会社、今の時代についていけているのだろうか?」
変化の激しい現代において、ウェブサイトが古いまま放置されていることは、その企業が市場の変化に対応できない、古い体質の会社だという印象を与えてしまいます。未来を共に創るパートナーとして考えた時、これは大きなマイナス評価となります。
信用の失墜がもたらすもの
これらの“見えない不安”は、商談のテーブルにつく前から、貴社を著しく不利な立場に追い込みます。
どんなに誠実で素晴らしい実績を持つ会社であっても、その「信用」という大切な資産は、ウェブサイトの見た目一つで、知らぬ間に大きく損なわれてしまっているのです。
損失③:応募の選択肢にすら入れない。採用における「ウェブサイトの壁」
現代の求職者にとっての「常識」
現代の求職者、特に意欲と能力の高い優秀な若手人材は、興味を持った企業があれば、ほぼ100%の確率で、その企業のウェブサイトを隅々までチェックします。
彼らにとって、ウェブサイトは単なる会社概要を知るためのものではありません。
企業の「顔」であり、理念や文化を感じ取り、その会社で働く自分の未来を想像するための、最も重要な情報源なのです。
「会社の顔」が魅力的でなければ、戦いの土俵にも上がれない
もし、その重要な「顔」が、古く、魅力に乏しく、情報も不十分だとしたら…。
- 応募前に、無言でふるい落とされる
求人サイトで貴社を見つけた求職者が、ウェブサイトを訪れたとします。しかし、そこで「この会社で働くのは、何だかワクワクしないな」「情報が少なすぎて、どんな会社かよく分からない」と感じれば、その時点で貴社は応募の選択肢から静かに外されてしまいます。あなたは、その求職者が存在したことすら知ることはありません。 - 本当に届けたい理念や価値観が、全く伝わらない
どんなに素晴らしい企業理念や、社員を大切にする文化を持っていても、それがウェブサイト上で伝わらなければ、給与や待遇といった条件面でしか会社を判断できない求職者しか集まりません。価値観に心から共感してくれる「理想の人材」を引き寄せることは、極めて困難になります。
結果として起こる、採用コストの増大
結果として、応募者の母集団形成に苦労し、より多くの費用をかけて求人広告を出し続けることになる。やっと採用できたと思ったら、価値観のミスマッチから早期離職に繋がってしまう…。
ウェブサイトへの投資を怠ることが、巡り巡って、結果的に採用コストを無駄に増大させているという、負のスパイラルに陥ってしまうのです。
その損失、いつまで放置しますか?
“負債”を未来への“資産”に変える決断を
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。 古いウェブサイトは、もはや単なる「見た目が古い」という問題ではありません。
それは、日々、見込み客と、会社の信用、そして未来の仲間を失い続ける、静かな時限爆弾のような「負債」なのです。
しかし、見方を変えれば、これは大きな「伸びしろ」が残されている、ということでもあります。
これらの見えない損失を今すぐ止め、貴社のウェブサイトを「24時間365日、文句も言わずに働き続ける、最も優秀な営業マン兼採用担当者」という、未来への力強い「資産」に変えることができれば、貴社のビジネスは、ここから劇的に変わる可能性を秘めています。
私たち株式会社DIANTは、単に美しいウェブサイトを作るだけの会社ではありません。
貴社が今、気づかぬうちに被っている「見えない損失」を正確に診断し、それを未来への「確かな利益」に変えるための戦略的なウェブサイトを、企業の「魂」を定義するブランディングの根幹から、お客様と共に創り上げるパートナーです。
まずは、貴社のウェブサイトが、年間でどれほどの機会損失を生んでいる可能性があるか、その健康状態を把握する「無料診断」から始めてみませんか?
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